2016年08月24日

言霊の華 第三九三号



『日本の自壊作用』

ケミカライゼーションという言葉があります。日本語に訳すと「自壊作用」という意味になります。

間違った食生活、習慣、生き方、心のあり様(よう)が限界点に達し、ある時期を境に崩壊が始まるのです。人体で言えば病氣などもそうでしょう。鬱(うつ)病などの精神疾患もそうです。

しかし、ある意味では新たに生まれ変わるチャンスの到来、恵みのときとも解釈できます。

日本の歴史の連続性は常に、この自壊作用の働きがあったからこそ変革が生まれ、新しい時代を切り拓くことができたのです。


仏教の伝来、公家政治から武家政治へ、室町幕府から戦国時代、戦国時代から江戸幕府、江戸幕府から明治維新を経て明治新政府。

富国強兵国家から民主主義平和国家へ。常に体質改善を迫られ、必ず変革を遂げ続けてきたのです。

それができたのは、絶対変わらない中心軸、天皇と皇室のご存在があったからなのです。

西欧の王朝や中国の王朝等は新王朝樹立の際、前王朝の一族、家臣達を皆殺しにしたり、奴隷にしたりしました。しかし日本の場合、血生ぐさい王朝交代など一度も無かったのです。


話を自壊作用に戻します。間違って積み重ねられたものは必ず崩壊します。

明治維新や先の大戦後、日本人が西洋や、アメリカから取り入れてきた価値観、システム、歴史、文化、言語、教育、倫理観、価値観、労働観、経済至上主義、憲法等は、そのどれもが実は日本人の古来からのメンタリティーには合っていないのです。

それを無視し、偽ってきた結果、多くの歪(ひずみ)が日本社会のあちこちに露わになってきたのです。


日本経済の行き詰り、倫理道徳の低下、国家意識の欠乏、愛国心の低下、離婚率の上昇、結婚率の低下、それに伴う少子高齢化、そして目を覆いたくなるような陰惨な事件の数々。

日本の学生たちの著しい学力の低下、新興霊園の無縁仏化。そして国防意識の驚くべきおそまつさ。一番恐ろしいことは、改革を妨げるメディアの権力の増長と傲慢さです。

たぶん、日本はこのままだと行き着くところまで行くに違いないでしょう。即ち破滅です。中途半端な自壊作用はもう通じません。


江戸幕府の末期、安政の六年間で計九回の大、中の地震が起き、大津波が東海、東南海、南海地方を襲い多くの犠牲者が出ました。そしてコレラの大流行。

そして日本の変革に火が点き、拍車がかかったのです。自壊作用は悲劇であり悲惨であるけれど、そうでもしなければ我が国の人々の目は覚めません。

百田尚樹さんの『カエルの楽園』状態から脱出するための、天が用意されているご計画に思いをいたし、大難を中難に、中難を小難に・・・。それが我々の使命なのです。

神様が直接下される「禊(みそぎ)」は本当に厳しいものがあるのです。だからそうなる前に、私どもの禊が必要とされているのです。

我らが行う禊は我らがしているのではなく、神々の大いなるご意志の元、させられているのです。


合掌 かむながらありがとうございます

菅家 一比古

--------------------------
【行事案内】
--------------------------

【平成菅家廊下・翔塾】

「総合人間力」の向上とリーダー育成

菅家一比古先生による本格的な指導者育成講座が、いよいよ始まりました。その名も「平成・菅家廊下 翔塾」

スキル(技術、技能、知識)アップを目的とした学びではなく、いかに魂の扉を啓き、人格の向上を計り、世の中を照らす人財となるかを主眼とした心の「学びの場」であります。

「人に、社会に、国家に影響をもたらす、有為な人財となること」を目的とした、菅家一比古先生が全身全霊をかけて受講生と語らいながらリーダーを直接指導・育成する勉強会です。

ご興味ある方はぜひご参加ください。

■第3回 勉強会 「魂について(続編)」

日時:9月5日(月) 18:30〜20:30  

会場:神楽坂セミナールーム

参加費:志(3,000円程度)

お申込み:美し国事務局まで

posted by 事務局 at 10:03| Comment(0) | 言霊の華

2016年08月17日

言霊の華 第三九二号




『「至誠貫天」−先人たちとの温度差を縮める』


七十一回目の終(敗)戦記念日を迎えた八月十五日、早朝六時三十分。有志の方々三十名程が靖國の杜に集合しました。

昨年は戦後七十年目だけあって、早朝といえども多勢の参拝者で溢れておりましたが、本年は静かな参拝となりました。

私は前夜遅く迄TVで放映されていた「日本のいちばん長い日」を遂々見入ってしまいました。

当時の為政者たちの苦悩、軍人たちの葛藤、昭和天皇陛下の悲しみ、ご聖断。この日本の滅亡を如何に防ぎ、天皇陛下、皇室、日本の国体を後世に繋ぐためにどうしたら良いか・・・。


ポツダム宣言受諾、終戦の詔(みことのり)迄の息をのむ緊張のドラマの数々。後世の我々の感覚ではとてもはかり知れないものがあります。

天皇と多勢の臣下が一同に列席して、共に泣くと言う歴史は果たしてそれまであったでしょうか。

私は阿南陸軍大臣(大将)は武人として責任を取って自決したと理解していますが、それ以上に軍と政府の狭間(はざま)にあっての苦悩がそうさせたことを知りました。

終戦に導いた当時の指導者たちの苦悩も知らず、戦死者ばかりを英霊として祭祀するだけではいけないとふと、思いがよぎったのです。

終戦記念日、靖國参拝とは、昭和陛下、当時の為政者たち、その下(もと)で働く人々、そして英霊たちのご苦労と犠牲の複合的記憶の復活の日だったのです。

靖國神社はその歴史を刻み、人々に記憶を蘇えさせるモニュメントとして存在し続けています。
その靖國の杜に行き、先人たちとの温度差を肌で感じ取ることも大切でしょう。

「至誠貫天」。当時の人々の「誠」と、現代人が思っている「誠」にはとてつもない温度差があります。

靖國参拝チームの有志の一部で参拝終了後、奥多摩龍神の滝の禊を斎行いたしました。

そして最後、国歌君が代を斉唱している最中、私に英霊たち、先人たちの魂の波動が押し寄せ、突如、滂沱(ぼうだ)の涙が込み上げ号泣したのです。

それは温度差が消滅した瞬間でした。英霊たち、先人たちと一体となったのです。

そして富士山登拝チームが一人の脱落者も出ず、全員無事に登頂に成功し、下山の途中にあると言う連絡が入っていました。「至誠貫天」。誠を極める。天は我々を決して見離しません。



合掌 かむながらありがとうございます

菅家 一比古




---------------------------
【行事案内】
---------------------------


【平成菅家廊下・翔塾】

「総合人間力」の向上とリーダー育成

菅家一比古先生による本格的な指導者育成講座が、いよいよ始まりました。その名も「平成・菅家廊下 翔塾」

スキル(技術、技能、知識)アップを目的とした学びではなく、いかに魂の扉を啓き、人格の向上を計り、世の中を照らす人財となるかを主眼とした心の「学びの場」であります。

「人に、社会に、国家に影響をもたらす、有為な人財となること」を目的とした、菅家一比古先生が全身全霊をかけて受講生と語らいながらリーダーを直接指導・育成する勉強会です。

ご興味ある方はぜひご参加ください。

■第3回 勉強会

日時:9月5日(月) 18:30〜20:30  

会場:神楽坂セミナールーム

参加費:志(3,000円程度)

お申込み:美し国事務局まで

--------------------------

【美し国関西 設立三周年記念大会】

特別企画トークショー
「先人たちの熱き願いを我が胸い」

美し国関西 設立3周年記念大会を開催させていただきます。
先人たちが命を捧げ必死で守ろうとした我が国・日本。
この時代、この日本に生を享けた者の使命とは、役割とは一体何か。
先人たちが願われた日本の姿を共に考え、輝く日本の未来を次世代に繋ぐため、皆で集い、語りましょう!

日時:平成28 年11月18日(金)
   受付  18:00 〜
   講演会 18:30 〜 20:45
   懇親会 21:00 〜 22:30

会 場: ホテルグリーンプラザ大阪 アネックス館6階
     大阪府大阪市北区中崎西2-5-12
     TEL: 06-6374-1515

参加費(講演会及び懇親会):5,000円
    講演会のみ:3,000円

お申込みはこちらのサイトか↓
http://kokucheese.com/event/index/417843/
posted by 事務局 at 13:29| Comment(0) | 言霊の華

2016年08月10日

言霊の華 第三九一号




「情緒(じょうしょ)の異常を来たしている現代日本人」


つい先日、私の家がある久我山の駅の、一つ渋谷寄りの富士見ヶ丘の駅前で、お祭りの最中、火焔瓶が投げ込まれる事件がありました。多くの負傷者が出て犯人は自殺しました。

七月二六日、出張先のホテルのTVで相模原の凄惨な事件を知りました。どちらの事件にも共通して言えることは、自らを正当化し、「正義の戦い」をしたことです。まるでISの真似でもしているかのように。彼らは戦争でもしているつもりだったのです。大真面目に。


近年、またはここ最近ISを始めとするテロ事件が引きも切りません。連日のようにテレビ、マスコミで映像を目にしています。その結果、人々の精神、脳、意識に刷り込みが進み、バーチャリティーとリアリティーの境が希薄となり、あるいは混在化し、ある時から異常な思想、信念、感情に支配され始め、そしてそれがやがて反社会的行為にへと暴走させるのです。

テレビ、マスコミの暗いニュースばかり見ている人は、知らず知らずの間に、精神に異常を来たしていることに氣が付くべきです。


昔、門下生の一人に、ある二〇代の女性がいました。この子はテレビの火曜サスペンス劇場の大ファンで、欠かさず観ていたのです。私は毎回人が殺されたり殺したりするシーンは「情緒」が汚れ、品性と人格にヒビが入るから即やめなさいと厳しく注意したのを覚えております。いい女性になれるわけがないし、いい妻、いい母になるのも無理でしょう。


情緒を綺麗にし、清くするためには大自然生命の中に超入することです。又は大自然の中で禊をすることです。そうすることにより、大自然生命が私を包(くる)んでくださり、癒してくれます。

このとき私の真実在、実相(霊魂⦅みたま⦆)が大きく啓かれ鋭い喜びが訪れます。これが鎮魂です。私の魂に最も大切な栄養が届いた瞬間であり、バーチャルリアリティーの虚仮(こけ)から解放されるのです。


是非この夏、大自然生命に我が身を明け渡してみてはいかがですか。
知夫里島の大自然の海で朝三回の禊をしました。エネルギーの入り方が違っていました。大自然生命はあなたを待っています。そしてあなたを優しく包(くる)んでくれます。


合掌 かむながらありがとうございます

菅家 一比古


posted by 事務局 at 11:37| Comment(0) | 言霊の華