2017年03月30日

言霊の華 第四二三号



『「幸運」が「幸福」』になるためには


夫に恵まれた、良き妻を得た、一流大学に合格した、大企業に就職できた、一億円の宝クジが当たった。素晴らしい人と出会った、素晴らしい会に入会できた等々。確かにこれらは幸運なことです。

しかし、この幸運に見えることが幸福に繋がるかどうかは別の問題です。頂いた幸運はあくまで「運」なのです。「運」とは「運び」と言い、常に動いており、その人に運を届けたら、また次の目的のために歩き始めます。

「志」のある人、素直な人、努力している人、祈りのある人、親やご先祖のお徳の高い人、そこに幸運は運ばれて行きます。

幸運が訪れた人、届いた人は幸福の因子を頂いたのですが、それがイコール幸福とは限りません。その御縁をどれだけ生かしたのか。感謝できたのか。そしてどれだけ自己成長を果たしたのかが問われるのです。

例えば息子、娘が大学志望校に合格できた、素晴らしい人と結婚できた、就職も上手(うま)くいった。こうした場合、ただ親子で喜んでいるだけでしたら幸福に結びつかないでしょう。

昔の親、日本人は「お蔭さま」を知っていました。お仏壇で頭を垂れ、神社で頭を垂れ、隣近所に挨拶に出かけたり、家族を超え、神様、ご先祖様、世間様のお蔭に対し感謝の思いを捧げたのでした。

幸運とは天恩です。天恩を頂いた人はそのご恩を多くの方々に恩送(贈)りすることです。人への貢献、社会への貢献を果たそうとする時、人は自己成長を遂げ始めます。幸運を独り占めするとき、幸福が遠のくばかりか不幸がやってきます。

一億円の宝クジが当たって不幸が訪れる人も沢山おられるとよく聞きます。自己成長を疎かにしていると、却ってその幸運が禍になるのです。一流大学に入った息子(娘)がその御縁(幸運)を生かさず堕落して行く姿は日常茶飯事です。その一例として、一流名門大学生がレイプ事件で逮捕された事件など頻繁に起こりました。

我々国民はこの日本に「生」を享けました。内戦、テロ、国際紛争、難民、餓死、疫病、貧富の較差、どれほど多くの人類が苦しんでいることでしょう。日本に生まれたことは本当に幸運なことなのです。それなのに何故、幸福実感に繋がらないのか。

それはその幸運に心から感謝していないからです。そして人への貢献、社会への貢献、国家、世界への貢献を忘れ、「自分さえ良ければ」「今さえよければ」の自堕落精神が日本全体に蔓延しているからです。

素晴らしい日本、美しい日本に生まれたことが寧(むし)ろ「甘えの構造」「利己主義」を生んでしまっている。即ち禍です。日本に生まれたことに深い感謝の祈りを捧げ、神仏に頭(こうべ)を垂れ、天皇さまご皇室に頭を垂れ、先人たち、ご先祖、父母、世間に頭を垂れる。

幸運と幸福は違うのです。幸運という御縁に深く感謝し、その御縁を生かし、自己成長を果たすこと。それによって幸運は幸福になるのです。日本に生まれたこと。それはかけがいのない最大の幸運です。それを最大限の幸福にすることが我らの務めなのです

合掌 かむながらありがとうございます

菅家 一比古

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【行事案内】
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【みすまるの宮 例大祭】

日時:平成29年4月22日(土) 11:00〜16:00 (受付:10:20〜)

■講演 11:00〜12:15  講演:葛城奈海 『国と自然を守る』

■例大祭 12:30〜13:45  斎主:菅家一比古

■直会 14:00〜16:00   

参加費:7,000円(玉串料・直会代含)

会場:東京都杉並区久我山4−50−36
菅家 一比古宅(菅家庵)
(京王井の頭線「久我山駅」北口徒歩5分)

お申込み:下記美し国事務局まで

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【美し国「なでしこオピニオンの会」発足記念会】

●日程:5月22日(月) 
    18:30〜20:30
  
●会場:公益社団法人 日本外国特派員協会(外国人記者クラブ)

【詳細・お申込み】 
http://kokucheese.com/event/index/458227/

【参加費】

★美し国会員 1,000円
☆一   般 2,000円

※懇親会のお席は満席となりました。お申込みありがとうございました。
posted by 事務局 at 17:59| Comment(0) | 言霊の華

2017年03月22日

言霊の華 第四二二号



『一切の主人公たれ!』


〜平成二十九年伊勢研修を終えて〜

今年も恒例の春分の日、宮中では春季皇霊祭の日のお伊勢参り、禊研修を無事終了することができました。総勢九〇名による斎行でした。平成三年より始まったお伊勢の禊、参拝研修ですが、毎回得るものが多いのです。

天照大御神さまの働きがいよいよ活発化する春分の日こそ、伊勢参拝と禊にはとてもふさわしいのです。世の中に多くの人々がお伊勢にお参りに来られると思いますが、春分の日という大切なこの日に禊までやられる人とは、我々において他にありません。それに参加された方々は余程お徳の高い人か、魂の高い人に違いないのです。

ましてやそれをやり続けている人は天の記憶、記録に永遠に書き込まれているに違いありません。行くだけでお徳をもらえる。禊をしたら尚更です。

しかしいくら意義が判っても、伝えても、来れない人は来れないのです。御縁が無いと言ってしまえばそれまでですが、とても残念なことに思えてしまうのです。

今回も思いがけない人が来られたり、初めての人も多勢来られていました。魂の成せる業(わざ)です。自分の魂の存在意義、価値を証明する、それが春分の日のお伊勢参拝、禊、神事(かむごと)行事であると私は位置付けております。二十六年間に亘るこの重要行事をやり続けているこの事こそ、我々の魂の証明なのです。

私はお伊勢の研修ばかりでなく元旦禊、紀元節の禊、その他奥多摩での禊、各地での禊、そして月次祭や例大祭、歳旦祭を始めとする数々の神事行事を、自分の都合や体調のために欠かしたことは一度もありません。高熱を発したり、怪我をしたりして出来ないと云うことはありえないことなのです。

それはリスクと責任を負っているからでしょう。中心に立っている、中心に繋がっている。だから守られ、導かれて行く。

相対的に生きている場合、常に自分の事情、相手の事情、環境、条件に振り回されるだけであり、自分の人生を歩むことなどできません。全ては自ら決定する。リスクと責任を負う覚悟や、決意をした時、必ず道は啓けます。

「一切の主人公たれ!」

それはあなた自身が天地(あめつち)の中心に立つ、中心に繋がると言うことに他なりません。天からも人からも信頼される人となる。決めたことは必ずやり遂げる。自分自身がいつもふらふら揺れてばかりいたら、神は授けたくても授けられないのです。

決意と覚悟をした瞬間、もう授かったも同然です。だからその時何の心配もする必要はありません。しっかり授かること。しっかり安心して戴くこと。

今回お伊勢の研修ツアーに参加された方々は、その天恩、天恵をしっかり戴いたのです。禊の後の爽やかで美しい笑顔、晴れやかで、和やかな姿こそその証しです。

皆、自らの霊魂(みたま)の岩戸開きをされ霊魂の光が顕現されたのです。


合掌 かむながらありがとうございます

菅家 一比古

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【行事案内】
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★平成菅家廊下・翔塾★

「総合人間力」の向上とリーダー育成

■名古屋 第6回勉強会

日時:3月31日(金)18:30〜20:30

会場:ウインクあいち 906(定員50名)

参加費:志(3,000円程度) 

懇親会:参加ご希望の方はお申し込みの際お知らせください。

お申込みサイト:
http://kokucheese.com/event/index/456657/

または美し国事務局まで

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【みすまるの宮 例大祭】

日時:平成29年4月22日(土) 11:00〜16:00 (受付:10:20〜)

■講演 11:00〜12:15  講演:葛城奈海 『国と自然を守る』

■例大祭 12:30〜13:45  斎主:菅家一比古

■直会 14:00〜16:00   

参加費:7,000円(玉串料・直会代含)

会場:東京都杉並区久我山4−50−36
菅家 一比古宅(菅家庵)
(京王井の頭線「久我山駅」北口徒歩5分)

お申込み:下記美し国事務局まで

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【美し国「なでしこオピニオンの会」発足記念会】

●日程:5月22日(月) 
    18:30〜20:30
  
●会場:公益社団法人 日本外国人特派員協会(外国人記者クラブ)

【詳細・お申込み】 
http://kokucheese.com/event/index/458227/

【参加費】

★美し国会員 1,000円
☆一   般 2,000円

※懇親会のお席は満席となりました。お申込みありがとうございました。
posted by 事務局 at 17:19| Comment(0) | 言霊の華

2017年03月16日

言霊の華 第四二一号



『「偽善」と「裁き」』


私が恩師の依頼で二十代前半、仙台の文化団体で約三年近く勤めていたことがあります。その時年一回の秋の大講演会に作家である曽野綾子先生をお招きいたしました。

夜一緒に夕食もさせて頂きました。四十年以上も前の話です。曽野綾子先生の講演内容は今でも鮮明に覚えております。


当時ロッキード事件で世間が騒然としていて、連日マスコミを賑わせていました。先生の家がある田園調布から日本のドン、黒幕と言われた児玉誉士夫宅まで近く、先生はプールに通う道の頂度途中のため、大邸宅に集まってくる多勢の報道陣、カメラマンを見ながら通っていたそうです。

その光景の中に道を挟んだ向こう側で、おじいちゃん、おばあちゃん、おばさんたちが楽しそうにお弁当を広げながら見物していたのを見たそうです。


それを時々見続けた曽野綾子先生は思ったそうです。「この騒ぎを国民は心の何処かで楽しんでいる」と。

誰かが疑われたり、スケープゴートにされ暴かれたり、裁かれたりするのを見るのは小氣味好い恰好の見世物になるのです。


曽野綾子先生は若い時からクリスチャンで、聖書や聖書の物語に精通しております。二千年前、イエスが生きていたイスラエルで織り成された数々の人間ドラマ。イエスは律法学者やパリサイ人に向かって言います。

「あなた達は白く塗った墓に似ている。どんなにうわべは白く綺麗に見えても、中味はうじ虫ゲジゲジでいっぱいだ」と。イエスは偽善を見抜いていました。そして言いました。

「裁くな、それはあなたが裁かれないためである」と。曽野綾子先生は一貫して偽善者を見抜き続け辛口の文章を書かれます。この方には叡智の光があります。


韓国では朴槿恵氏が大統領を罷免されました。驚いたのはその騒ぎです。擁護派が泣き叫ぶのは判るけれど推進派が泣き叫んで歓喜する光景は異様です。

きっと二千年前、イエスが十字架で息絶えたのもそうでしょう。大くの民衆がパリサイ人、律法学者に煽動され叫びました。「バラバ(強盗)を赦し、イエスを十字架に架けよ!」

民衆の声は大音響と化し、遂に無実のイエスは十字架上で露と消えたのでした。

曽野綾子先生はもう既に見抜いております。そしてこう問うているに違いありません。「あなたに人を裁く資格などあるか」と。


合掌 かむながらありがとうございます

菅家 一比古

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【行事案内】
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★平成菅家廊下・翔塾★

「総合人間力」の向上とリーダー育成

■名古屋 第6回勉強会

日時:3月31日(金)18:30〜20:30

会場:ウインクあいち 906(定員50名)

参加費:志(3,000円程度) 

懇親会:参加ご希望の方はお申し込みの際お知らせください。

お申込みサイト:
http://kokucheese.com/event/index/456657/

または美し国事務局まで

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【みすまるの宮 例大祭】

日時:平成29年4月22日(土) 11:00〜16:00 (受付:10:20〜)

■講演 11:00〜12:15  講演:葛城奈海 『国と自然を守る』

■例大祭 12:30〜13:45  斎主:菅家一比古

■直会 14:00〜16:00   

参加費:7,000円(玉串料・直会代含)

会場:東京都杉並区久我山4−50−36
菅家 一比古宅(菅家庵)
(京王井の頭線「久我山駅」北口徒歩5分)

お申込み:下記美し国事務局まで

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【美し国「なでしこオピニオンの会」発足記念会】

●日程:5月22日(月) 
    18:30〜20:30
  
●会場:公益社団法人 日本外国人特派員協会(外国人記者クラブ)

【詳細・お申込み】 
http://kokucheese.com/event/index/458227/

【参加費】

★美し国会員 1,000円
☆一   般 2,000円
posted by 事務局 at 10:16| Comment(0) | 言霊の華