2017年09月28日

言霊の華 第四四八号

『自己観照(内省)力を高める ― 如何に志を貫くか ― 』 


イエローハット創業者で日本を美しくする会の鍵山秀三郎先生は、聖人の域に達しておられる方に違いないと心から尊敬申し上げております。鍵山先生の「一日一話」にこのようなことが書かれておりました。


掃除を始めた頃、近所の道路やゴミ捨て場を片付けし清掃をしていた時、抗議の電話や怒りの声が多数寄せられたのです。「他人(ひと)のゴミを勝手にいじるな、余計なことをするな、プライバシーの侵害だ」と。


これには社員たちが怖じ気づき、「社長まずいですよ、止(や)めましょう」と言う声が上がったそうです。若しそこで止めてしまっていたら、今日のイエローハットはなかったと述懐しておられます。


トップリーダーは知っております。自分の志が間違っていないか、人間として、日本人として、企業人としてどうあるべきかを。社員の反対にあった時、一瞬迷いが生じたかも知れません。それでも自分の信念に基づき、それを貫き通す覚悟を常に持ち続ける。ここに本モノかニセモノか、一流か二流で終わるかの分岐点があります。


独善的意固地を貫かれたらとんだ迷惑でしょうが、いま、自分のやっていることが神のみ心に適っているか、即ち愛と感謝があるか、祈りがあるか。それがあれば独善とは言えない筈です。


貫き通す時、頑固一徹に周囲には映るものです。しかし多くの一流の人々、成功(幸)者は何度も周囲の反対に遭っているのです。それは試されているのであって、それを跳ねのける覚悟と信念を示すことにより、周囲は理解し受け容れ、ついてくるのだと思います。


但しリーダーは自己観照力が高くなければなりません。それは一般的に「内省力」と言われているものです。それがなければワンマン経営、ワンマン指導、ワンマン運営に陥り、遂に放漫経営に陥ってしまうのです。


自己観照能力(内省力)の高い人は、自分の未熟さ、即ち、弱点や欠点を知っており、常に他人(ひと)から学ぼうとするものです。時に社員の声も天の声であることを忘れてはなりません。


私の会社も私の方針で「禊」を事あるごとに斎行しており、神事(かむごと)は欠かせない柱になっていますが、一切強制はしません。とくに元旦の海での禊は二十七年にも及び、いまではほとんどの社員が自主的に参加しています。


当初貫き通すことの難しさを感じたこともありますが、現在(いま)では貫き通すことの悦びに包まれています。富士山登拜も二十七年に及んでおり、これらはきっと鍵山秀三郎先生の掃除の世界と通じているものと確信しています。美しい会社は美しい社員で構成され、美しい波動の光を世の中にお届けし、世の中や社会を浄化し、豊かで明るい環境づくりに貢献して行くに違いないと信じます。


そのためにもリーダーは自己観照力を高めること。そうすることによって叡智が訪れ、導かれるのです。それには、祈りと禊が欠かせません。常に神のみ心に適っていれば天下無敵です。


合掌 かむながらありがとうございます。

菅家 一比古

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美し国関西設立4周年記念大会
〜なでしこオピニオンの会・関西お披露目会〜

お申込み締切は今週末です!

日時:10月15日(日)
   講演会:14:00〜16:40
   懇親会:17:00〜19:00

会場:太閤園 3階 ダイヤモンドホール
   大阪市都島区網島町9-10
   
参加費:【事前振込】
講演会・懇親会  一般/10,000円  美し国会員/8,000円
講演会のみ  共通/2,000円(要申込)

お申し込みはこちらから⇒
http://kokucheese.com/event/index/480341/

締切:9月30日(土)
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2017年09月21日

言霊の華 第四四七号

『古事記神話はフィクションではない』 

私は時々神話の大切さを講演や講義で話します。国家なり民族なりを顕らしめているものこそ神話です。それは民族共通の深層心理が作り上げたものと言って良いでしょう。

欧米世界やユダヤ、イスラム教世界に共通しているのは、共に旧約聖書の天地創造や、エデンの園神話がいまだ生き続けており、それが世界情勢に多大かつ重大な影響を与え続けている点です。


欧米やイスラム世界、或いは中国、朝鮮を突き動かしているものは、数千年に亘り営まれてきた牧畜遊牧民の苛烈な土地と物と人、そして水、オアシスの争奪です。彼らはそのような中で戦い方を学び、政治性、統治能力を高めてきました。

狡猾、残忍さは弱肉強食、優勝劣敗の中で生き延びてきた彼らにとっては当然の感覚、または本能として持ち合わせたものです。


深層心理にあるもの、そしてDNA化したもの、とは一体何か。それが神とサタンの善悪闘争でした。同じ神を信じているユダヤ、キリスト教、イスラム教の人々は何故お互い殺し合うのか。決して融け合うことのない世界、赦し合うことのできない歴史の連続とその重み。

トランプもプーチンも習近平もまさにそれぞれの民族、国家の深層心理が指名打者として選んだ戦士たちだったのです。


さて、日本を見ていますと、全く欧米、イスラム世界とかけ離れた対局にある存在と言って良いでしょう。日本を動かしているものはやはり古事記神話です。ただし、日本と他国の神話とは意味合いが大きく変わってきます。

日本の場合ですと「神話」と言ったとき、欧米の「フィクション」と違ってきます。そもそも「神話」という概念など日本にはありません。古事記なども「ふることふみ」と言って、日本民族に古くから伝わる「記憶」の「記録」書でした。決してフィクションではなかったのです。そもそも欧米では「神話」とは「作り話」であって真実に非ず、〇〇神話と表現されます。


日本の場合、古事記神話とは民族共通の願い、直観、霊感、理想、使命がもたらしたものです。未だに神話が生きているからこそ、二千七百年、国家が存続し、天皇、皇室が存在し、お伊勢をはじめ全国に夥しい数の神社が存在し、春や秋の大祭では地元の老若男女が集まり、賑やかな風景を演じてくれています。

初詣には国民の九割が神社にでかけます。神話が単なるフィクションではなく日本人のDNAとして、生活の隅々まで生き続けているからです。

欧米の場合、失楽園で生じた原罪、善悪(神・サタン)闘争のみがノンフィクションのように現代に至るまで人類を呪縛し続けます。


欧米、イスラムの深層心理の奥を更に突き破った時、人類意識、神意識に至ります。それが日本の古事記神話の意識であり、人類が目指さなければならないものなのです。

古事記の世界は単に日本だけのものではなく、人類共通の普遍化された価値観に違いありません。それを天(神)は古事記に著してくださったのです。

先ずは我ら日本人がそれを体現することです。

合掌 かむながらありがとうございます。

菅家 一比古

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【行事案内】
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★平成菅家廊下・翔塾★

「総合人間力」の向上とリーダー育成

■名古屋 第11回勉強会

日時:9月21日(木)18:30〜20:30
会場:ウインクあいち 906号室 (名古屋市中村区名駅4丁目4-38 9階 )

参加費:志

懇親会:会費4,000円

申込先:美し国事務局
http://kokucheese.com/event/index/480335/

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美し国関西設立4周年記念大会
〜なでしこオピニオンの会・関西お披露目会〜

◎日本を想う全ての人へ
『しなやかに国難に立ち向かう女性たち』

日時:10月15日(日)
   講演会:14:00〜16:40 (定員400名)
   懇親会:17:00〜19:00 (定員120名)

会場:太閤園 3階 ダイヤモンドホール
   大阪市都島区網島町9-10
   (JR東西線「大阪城北詰駅」より徒歩1分

参加費:【事前振込】
講演会・懇親会  一般/10,000円  美し国会員/8,000円
講演会のみ  共通/2,000円(要申込)

お申し込みはこちらから⇒
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締切:9月30日(土)

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2017年09月14日

言霊の華 第四四六号

『盟友ネットワークを築く』 

若き頃、酒を酌み交わしては談論風発に熱を上げ、時々飲み会や旅行、美術館巡り、スポーツなどを共にしていた友たちとは、すっかり縁遠くなってしまいました。

お互いが其々忙しいこともあるかと思いますが、それ以上に「生き方」「考え方」、即ち価値観が明確に違ってきたこともその一因かと思います。


三十五才の時、仲間十人程と仲間の一人が所有する伊豆の別荘で、二泊三日の会がありました。丁度その時、昭和天皇の「大喪の礼(たいそうのれい)」が行われていたのです。仲間たちは酒とご馳走で大いに盛り上がり、「大喪の礼」何処(どこ)吹く風です。私は一人テレビに魅入ってしまい、じっと様子を見続けていたのです。

私は酒や料理どころではありません。「しまった、このような大切な時にこのような所に来るのではなかった」と、後悔したのです。自宅でもっとゆっくり昭和陛下のご事蹟を偲び、涙していたかったと。一人、テレビに喰い入る私の姿を見ていた仲間たちは、どんな思いでいたでしょう。


それから私は、普通一般的な友達付き合いなどできなくなってしまいました。そして私の中から「親友」は消滅したのです。「志」強く、志に生き続けていれば、人生観や価値観は大きく変化し成長します。親友と呼べる友は一人もいない私ですが、そのかわり「盟友」と呼べる友が多数現れました。

盟友とは志を共にし、行動する友のことです。山田宏先生も野口健さん、表博耀先生、池田整治先生、陰山康成先生、松浦芳子先生、そして菅家廊下や美し国の幹事の方々、皆盟友です。


吉田松陰先生は松下村塾門下生を「友」と呼びました。この場合の友とは「志」を共にする盟友を意味していたに違いありません。この「友」が後の明治維新を成し遂げる原動力となったのです。

ある意味、盟友とは親友よりも強い絆で結ばれており、偉人と呼ばれた人々もきっと親友よりも濃厚な盟友が多くいたことでしょう。それは魂と魂の出会いであり絆なのです。

私の知る偉大なる教育者や宗教家も親友がいたと聞いたことがありません。きっといたのかもしれません。しかし歴史上、出てくるのは師弟の関係のことばかりです。


親友がいないからと言って嘆き悲しむことなどありません。あなたの「志」が違うからです。大切なのはいかに志を高め、堅固なものにして行くか。そこに親友よりも強い盟友が出現します。盟友は畏(い)友であり、神友なのです。そのような盟友ネットワークができると、天下は動きます。

盟友とは天命の出会いの人々のことを言うのです。


合掌 かむながらありがとうございます。

菅家 一比古

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★平成菅家廊下・翔塾★

「総合人間力」の向上とリーダー育成

■名古屋 第11回勉強会

日時:9月21日(木)18:30〜20:30
会場:ウインクあいち 906号室 (名古屋市中村区名駅4丁目4-38 9階 )

参加費:志

懇親会:会費4,000円

申込先:美し国事務局
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★「なでしこオピニオンの会」特別企画

『世界があこがれる日本のご皇室
 2677年続く皇室ってどんな存在?』

★森日和さん×菅家一比古先生によるトークショー

日時:10月2日(月)18:00〜20:00  

会場:神楽坂セミナールーム
   東京都新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル5階
  (東西線「神楽坂駅」出口1より徒歩1分)

参加費:【事前振込】美し国会員 2,000円  
      一般 3,000円  
     【当日】美し国会員 3,000円   
         一般 4,000円  

★詳細・お申込み⇒
http://kokucheese.com/event/index/480340/
posted by 事務局 at 09:48| Comment(0) | 言霊の華