2017年10月12日

言霊の華 第四五〇号

『天皇陛下の宮中祭祀の意味するもの』 


今年も早、稔りの秋の季節を迎えました。10月2日、美し国では「天皇陛下と皇室について」というテーマで、森日和先生と私のコラボ講演と斎東亮完先生を交えたトークショーが行われました。


その中で私は宮中祭祀について、天皇陛下御自(おんみずか)ら古式装束を着られ執り行われる祭祀は年三十回以上あり、その中でも最も大切な祭祀は新嘗(にいなめ)祭であると話しました。この祭祀は「夕(よい)の儀」と「暁(あかつき)の儀」があります。


禊を済ませた天皇陛下は、夜の六時から約一時間半〜二時間ほどかけて、海の幸、山の幸を笹舟のような器に盛り付けしていきます。それが終了すると天照大神様に祝詞を奏上し、その後、お供(そな)えになられたものを大神さまと共食するのです。


これは二時間以上かかる大仕事で、それを今度は夜十一時頃から再び暁(あかつき)の儀におきまして、同じことを繰り返します。


新嘗祭は今年得た収穫を神さまにお返しすることにより、また来年も豊作を得られますようにと云う、循環思想そのものの祭祀です。合計四時間から五時間に亘る天皇陛下の重労働を通し日本という国が成り立ってきたのです。


それなのに11月23日の祝日は「新嘗祭の日」とは云わず、「勤労感謝の日」と云う、訳の判らぬ祝日となってしまいました。この日、近代国家日本、そのど真ん中の東京の中心で二千年来の伝統行事がいまもなお、続いているのです。


ここでとても大切なポイントが二つほどあります。先ず祭祀に使用される器が土器ではないこと。笹舟のような器に盛り付けるのです。それに普通の箸ではなく竹でできたバネのような弾力を持たせた箸です。これで一品一品を天皇自らが盛り付けていくのです。土器が発明されるよりも古い時代の名残りがあるものと感じずにはおれません。


もう一つは「共食」です。「同じ釜の飯を食う」「同じ釜の飯を食った仲」とよく聞く言葉です。そのルーツが実に新嘗祭にあったとは。お供物が終わり、祝詞が終わり、その後天照大神さまと共に召し上がる関係とは、正に母子の間柄のような濃密な一体化された関係なのです。


新嘗祭ばかりではありません。宮中祭祀の全てが深い意味を持っており、日本と世界の命運がかかっているのです。日本は世界の波動調整国家であり、世界と宇宙の禊と祓いを担っており、その中心こそ天皇陛下の宮中祭祀であることを知らなければなりません。


現在では「皇紀」も使われません。「天皇主権」に替って、「国民主権」だとバカの一つ覚えのように人権、民主主義、自由を主張する人々を見るにつけ、「いつあなたはこの日本をつくったのか」と云いたくなります。そして「いつからあなたはそんなに偉くなったのか」と問いたくなるのです。


我が日本は間違いなく有史以来、「天皇国日本」であり、万世一系の世界最古の王朝であり家柄なのです。今後10年〜20年内に世界の日本に対する見方、認識が大きく変わるのが目に見えているのです。


合掌 かむながらありがとうございます。

菅家 一比古

--------------------------
【行事案内】
--------------------------

美し国関西設立4周年記念大会
〜なでしこオピニオンの会・関西お披露目会〜

講演会 当日券ございます!


日時:10月15日(日)
   講演会:14:00〜16:40
   
会場:太閤園 3階 ダイヤモンドホール
   大阪市都島区網島町9-10

参加費:
【当日券】2,500円

--------------------------

★なでしこオピニオンの会 月例勉強会

講師:松浦芳子さん 
   杉並区区議会議員

日時:10月23日(月)18:30〜20:30  

会場:神楽坂セミナールーム
   東京都新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル5階
  (東西線「神楽坂駅」出口1から徒歩1分)

参加費: 一般 3,000円
  美し国会員 2,000円


●下記サイトからお申込みください。ご入金をもって申込完了となります。

http://kokucheese.com/event/index/480342/

--------------------------

美し国中部設立5周年記念大会
〜先人たちの熱き思いを我が胸に〜

日時:11月10日(金)
   講演会&懇親会:18:00〜22:00
   
会場:エルダンジュ名古屋
   名古屋市中村区名駅南4-1-3

参加費:
美し国会員  8,000円
一   般 10,000円
(要申込・事前振込)

お申し込みはこちらから⇒
http://kokucheese.com/event/index/480343/
posted by 事務局 at 09:50| Comment(0) | 言霊の華