2018年04月26日

言霊の華 第四七六号

『官僚は何故劣化したのか』

官僚たちは何故かくも劣化してしまったのでしょう。これでもか、これでもかと出るわ出るわ。虚偽発言、様々な暴言、文書改ざん、データ改ざん、パワハラ、セクハラ問題。いつからこんなに腐り切ってしまったのか。

実は昨日(きのう)、今日(きょう)、始まった問題ではありません。明治の頃、近代国家を創り上げていった官僚たちには、はっきりとしたナショナルゴール(国家目標)がありました。それに向けて国民が一丸となって苦楽を共にできたのです。


「役所の役人」として威張りちらす人もいたことでしょう。しかし、国家目標、国家意識を持つと言うことは「天皇」と「国民」を繋ぐ潤滑油であり、「大御心」に捧げ、「国家の公僕」であると言う意識と自覚もあったのです。

それは高き倫理観であり、道義性でした。即ち先の大戦以前の官僚たちにはまだ武士道の名残りがあったのです。日清、日露を戦った日本軍などはこの武士道がしっかりと息づいていました。


日清戦争において、北洋艦隊の敵将丁汝昌(ていじょしょう)が戦いに敗れて自決した時、部下たちは死体をジャンク(中国の帆船)に乗せて運ぼうとしました。この時、日本軍はどうしたか。

敗れたとはいえ、敵軍の海軍提督の遺体をボロ船で帰還させてはならない、と言って軍艦を提供し、礼をもって送り帰したのです。大東亜戦争以前まで、国家全体にこのように高き道義性が生きていたのです。それがどうしてこんなにも体たらくになったのでしょう。

それは国家意識の低下と国家目標の喪失からです。それにより国民全体が「自分さえよければ、いまさえよければ」と云うエゴイズム丸出しになったのです。その典型が官僚機構だったのです。


日清日露の頃まではエリートコースと云う意識は希薄でした。日本の一大事という時、刀や槍を持って、やがてそれが鉄砲に替わり、しゃにむに戦い働いているうちに出世して行ったと云うのが現実でした。

それがその後、軍にエリートコースなるものが誕生します。陸軍大学、海軍大学出身者が台頭し、実力ではなく学歴や年功序列が優先します。そのような人々が戦争を遂行し、日本は敗れました。

官僚もそうです。エリートコースに乗り、波風立てず、何事も穏便に済ませ、地位や名誉、生活を守り、優先させるために汲々(きゅうきゅう)とします。国家のことは二の次です。


日本の国力を低下させたものとは、国家意識の低下、国家目標の喪失。それに伴う道義性の欠如。そして日本をダメにした「エリートコース」。

日本の国力を担ってきたのは官僚の世界では「武士」「国士」と言われる苦労人であり、熟練者であり、愛国者たちでした。口は固(硬)く、「秘密は墓場まで持って行く」と云う氣概や覚悟に満ちていたのです。

大物官僚が現在(いま)では前川氏(前文科事務次官)や、佐川氏(前国税庁長官)、福田氏(前財務事務次官)等々であるとは、本当に情けない現実です。


真のリーダー育成。「菅家廊下・翔塾」の学びの場がどれだけ重要であり、大切であるかをしみじみ考えさせられる昨今です。

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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【美し国 事務局】
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-42 喜多川ビル5階
TEL:03-5227-1778
FAX:03-5227-1772
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2018年04月18日

言霊の華 第四七五号

『いまこそ、国家のために祈ろう!』

「裁くな。あなたが裁かれないためである」「汝らのうち、罪の無い者がいたら、この女を打つが良い」 どれも新約聖書に出てくる有名なイエス・キリストの言葉です。

連日のようにマスコミは為政者や中央官庁の高級官僚たちのスキャンダルや罪や疑惑を暴き立てます。新聞、テレビ、雑誌、SNSには「これでもか、これでもか」とばかり、内閣、政府自民党及び総理大臣への攻撃が止まりません。

支持率は急落し、憲法改正は吹っ飛んでしまいました。心配なのは首相より、安倍昭恵夫人です。どれ程、自らを責め、追い込まれ、プレッシャーとストレスの中に晒されていることでしょう。


このような状況にありますと、昭恵夫人に「死ね、死ね!」と迫っているかのようです。どうかこの試練を夫共々乗り越えられますことを私は祈ります。今、この事態にあって私などは一体何ができるのか。ひたすら祈り、禊(みそぎ)をするしかありません。

暴き立て、裁き、鞭打つこの憎悪の業想念が日本中を覆い尽くしているこの時に、決して世の中に波長を合わせることなく、神々を信じ、天皇陛下の大御心を信じ、祈り、禊をし続けること。そしてこの業想念を少しでも浄化することです。

日本が連日、このようなことで騒いでいることで、人々の情緒は濁り、品性や霊性は低下していくことでしょう。そして最も心配なのは、そのような時に浄化と覚醒のため訪れる天変地異の天災と、国際情勢の急変がもたらす戦争の人災の危機です。


私は普段、めったなことでこのようなことは書きませんし言いません。私は予言などしたくないのです。ただ過去、神は阪神淡路大震災の時も、東日本大震災の時も、私にはっきりとメッセージ(予告)を下しました。

天から下される禊は過(苛)酷を極めます。中途半端ではありません。日本を目覚めさせるためです。もうすぐ平成の御代が終わりを遂げようとしています。もうこれ以上今上陛下に皇后陛下に悲しみと苦しみの十字架を背負わせてはなりません。

神から直接禊がれる前に、我らは禊をするのです。そして大難を中難に、中難を小難に変化させるのです。いま、この時期、きっと多くの心ある方々が心を痛めておられると思います。でも決して希望を忘れないことです。夜明け前が一番暗いのです。


安倍首相もいまは不運です。不手際の悪さ、戦略の甘さ。どれもダメです。しかし、それでも安倍さんでなければいけなかったのです。今回の一連の政府と中央省庁の問題は、戦後七〇年間築き上げてきた負の財産であり結果であって、決して安倍首相一人の責任なんかではありません。

このような膿を出し、慣習を改革し、新しい日本丸を船出させるのも安倍さんでなければできないのです。全ての重荷を背負ってしまい、よろめきながらも歯を喰いしばって前に進んでいるのが現在(いま)の安倍さんです。どうしてこの方を裁き、鞭打つことなどできるでしょう。


西郷南洲翁は、山縣有朋を許し、井上馨を許し、多くの汚職を犯した人々を許し、決して裁きませんでした。人間の痛み弱み、哀しみを知り尽くした西郷さん。最後まで清貧を貫き通したのです。その西郷さんは汚職まみれの政府要人たちに質素、清貧で範を示したのです。

西郷さんこそ当時の日本の浄化を担っていた中心人物でした。我々美し国も菅家廊下もそうでありたいと念じております。

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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申込:美し国事務局まで(締切:5月22日)

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2018年04月12日

言霊の華 第四七四号

『魂で観る「懐かしい」日本』

「男はつらいよ」のフーテンの寅さんは、葛飾、柴又帝釈天商店街がふる里です。時々思い出したように帰ってきます。そう言えば、我が父も幼い子どもたちを置いて北海道を離れても、二年に一度くらいは帰郷していました。

幼な心に父が帰ってきた最初の一週間程度は嬉しかった記憶があり、段々とその楽しみ、喜びは薄らいで行きました。父は明治の男で、決して優しいいいパパ振りを発揮したことなんかありません。氣むずかしく威厳に満ちていました。


祖父の時代から北海道に生きてきた父。祖父忠太郎は現在の釧路を造った人で釧路港も、釧路と網走を結ぶ釧網線を造ったのも祖父です。それを基盤にして北海道でトップの建設会社に育て上げたのが父とその兄弟たちでした。

北海道の開発と発展とは切っても切れない関係は、きっと北海道の「地霊」と強く結びついていたからに違いありません。だからどんなに北海道から離れようと、父の魂は北海道の魂に喚ばれるのです。


人は何故、ふる里が懐しいのだろうか。それは自分が拠って立つ所だからであります。あの有名な「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラが夫のレット・バトラーと散々喧嘩して、夫が立ち去った後の悲しみの中から立ち上がり「そうだタラに帰ろう、タラに帰って彼を呼ぼう」と言いました。

自分の激しい性質を培った土地、人間性の原点であるふる里タラ。フーテンの寅さんも時々柴又に帰るのは、自分が拠って立っている魂のふる里を無意識的に知っているからでしょう。「懐かしい」という感情は魂から発しているものなのです。


魂の実在、存在がはっきり解ってきますと、ふる里ばかりではなく、人に対しても国家に対しても「懐かしい」感情が溢れてくるのです。「懐かしい」という感情は「恋しい」感情をもっと深めたものです。母親も「恋しい」存在から「懐かしがられる」存在になった時、本モノだと言えます。

自分の魂が知っている、拠って立っている日本。明治期に多くの日本人がハワイ、カリフォルニア、中南米へと開拓移民として日本を離れました。どれだけ強い望郷の念に駆られたことでしょう。我々には帰るべき祖国がある。魂のふる里日本が存在している。

二千年前、国を失ったイスラエルの人々は帰るべき祖国が無く、世界の流浪の民として悲惨な迫害を受け続けてきました。唯一日本だけがユダヤ人迫害をしませんでした。それどころが多くのユダヤ人を救済したのです。


魂の扉が啓けた時、我々日の本の民は魂で日本を捉えるようになります。その日本は「永遠の日本」です。懐かしさ溢れた美しい日本です。その時、本当の出会いを果たしたと言えるでしょう。

現象の日本を見ていると、失望感や虚無感に陥ります。しかし魂で観る日本は美しい神の国。天皇国家日本です。それは永遠の日本。心に繋がるふる里日本。血に繋がるふる里日本。魂に繋がる日本。

そのようなふる里を守らなければならない義務を背負っていることを我々は忘れてはならないのです。

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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   TEL 046-855-1800

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