2018年10月31日

言霊の華 第五○三号

『宇宙の生成発展と人間の使命』

宇宙は謎だらけですが、それでも多くのことが解明されております。地球の質量の33万倍の太陽があり、太陽系が形成され、太陽と同じ恒星がこの銀河に約一千億個あると言われています。

そしてこの宇宙には無数の銀河が存在しているのです。もう氣が遠くなる話です。普通の知性や感覚では理解などできません。いくら精神世界の指導者が「宇宙意識で生きる」と言ったところで、それは観念でしかありません。

ただ宇宙の生成発展のプロセスを見れば、そこに一貫した法則性を発見するのです。それは成長、進化を遂げているという事実です。


ビッグバンから始まった宇宙は、最初は一握りの素粒子であったものが、素粒子同士が集まり原子となります。その最初のものが水素原子だと考えられております。

ビッグバンの時、複数の素粒子が結合して陽子をつくり、さらに中性子をつくり、さらに複数個の素粒子で中間子をつくり、この中間子の働きで陽子と中性子が結合して最初の原子核が生まれます。

この原子核の周りに素粒子の一つである電子がトラップされ、最初の原子即ち水素原子が誕生し、森羅万象がつくられたのです。

成長進化はこの世に存在する全ての存在に与えられているどころか、高天原世界の神々こそが生成発展のプロセスの主人公となっているのです。


古事記神話を中心とする日本の神道観からすると、人間は神の分霊魂(わけみたま)で親子の関係ですので、親だけ成長進化して子がしないはずはないのです。

これが宇宙の法則・システムだとしたら、我々人間は成長進化を遂げなければなりません。古事記はその為のバイブルだと思われます。

イザナギ、イザナミの八尋殿(やひろどの)神話も天孫ニニギノミコト(邇邇芸命)とコノハナサクヤヒメ(木花咲耶姫)の妊娠、出産物語も全て宇宙誕生、生成発展を現しております。


天浮橋(あめのうきはし)に立ったイザナギとイザナミが、天の沼矛(ぬほこ)で掻き混ぜて、その塩がしたたり落ちてできたのがオノゴロ島でした。この島は自ずと転がる島ですから、地球を意味していたのです。

ニニギノミコトが、たった三日間で木花咲耶姫が妊娠したのを怪しみ、疑いをかけます。高天原世界はこの世の次元のものではなく、高次元の超時間、超空間世界であるので、私には深くうなずけるものがあります。


現在(いま)から二〇年前の夏、私は北アルプス立山連峰の主峰雄山(おやま)に登拜しました。その三千メートル頂上の奥宮で神道伝来の「天の鳥船(とりふね)」を斎行しました。

三百六十度三千メートル級の山々です。私の雄叫(おたけ)びは山々にこだまし、私の磐笛(いわぶえ)が更に輪をかけ、私の意識は遠のいて行ったのです。

最初は変な氣分程度だったものが、しまいには顕在意識と魂の意識が完全に入れ替わったのです。この時、「天地共感、天地一体、そして宇宙の中心に立った」を体験したのです。


山を下りてからも呆然自失としていました。驚くべき神秘体験は超時間・超空間だったのです。これが宇宙意識と言えば、そうなのかも知れません。

人間の使命は宇宙大の意識の拡大、愛の拡大にあります。即ち生成・発展・進化・成長なのです。そのためにも現在(いま)掴んでいるものを手離すことが大切です。それは執着を解き放つという意味です。

つまり、こだわらない、とらわれない、とどまらない。これが古来から続く日本のかむながら精神です。

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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【美し国関西 設立5周年記念講演会】
〜明治維新150年 新しき御代  今、問われる日本の姿〜

★講演会当日券 4,000円

【講演会登壇者(敬称略)】

◎倉山満  憲政史研究者
◎杉田水脈 衆議院議員
◎葛城奈海 ジャーナリスト
◎菅家一比古 美し国代表
◎堀内明日香 元宝塚女優

【日時】11月4日(日)14:00〜17:15 (入場開始13:30)

【会場】アートホテル大阪ベイタワー 4階  大阪市港区弁天1-2-1

アクセス:JR大阪環状線「弁天町」駅 北口改札から
     地下鉄中央線「弁天町駅」からも通路にて直結

【お問合せ】美し国事務局

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◆菅家廊下・翔塾 本講座(ベーシック)◆

講師:菅家一比古 翔塾塾長 美し国代表
   堀内明日香 講師(助彦) 元宝塚女優

日程:11月23日(金・祝)〜25日(月) 2泊3日

会場:湘南国際村センター
   神奈川県三浦郡葉山町上山口1560-39
   TEL 046-855-1800

アクセス<電車>JR逗子駅または京急新逗子駅からバス(30分) タクシー20分
    <車>横浜横須賀道路・逗子インターより、逗葉新道路経由で約15分

【受講料】169,600円(宿泊費・食事代含む)

※カード決済可能。
※現地までの交通費は含まれません。

お申し込み:美し国事務局まで 

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2018年10月25日

言霊の華 第五〇ニ号

『古来日本は十三才成人説』

                  
前回、明治維新で活躍した勤皇の志士たちは十代から目覚め、二十代では早、重要な働きをしていたと言いました。会津戦争では白虎隊が結成され、飯盛山で十六・十七才の若者たちが集団で自刃(じじん)しました。二本松や、白石、母成(ぼなり)峠でも十代の多くの若者たちが戦死したのです。

先の大戦では二十才前後の若者たちが南太平洋に散華(さんげ)して逝きました。出撃直前に、特攻隊員たちが小犬を抱えてにこやかに笑っている写真があります。とても死に逝く人には見えません。

フランスの英雄で、文化省大臣で文学者であり思想家でもあったアンドレ・マルロー、その愛弟子で著名なジャーナリストでもある、オリヴィエ・ジェルマントマはその写真を見て、まるで神の如しと涙したと言います。神々しく凛々しい姿だったのです。眩しかったのです。純一の魂の光を放っていたのでした。


長崎の原爆投下後、死んだ赤ん坊を背負い、焼き場の順番が来るのをすっくと立ち、待ち続けている幼い少年の姿を米国の従軍カメラマンが撮った写真が世界中に広まりました。

悲しみを堪(こら)え、口を真一文字につぐみ、赤ん坊の弟をおんぶし、礼儀正しく立っているその姿に、日本の底力が現われていました。この少年の姿こそ、南太平洋に散華して逝った特攻隊の神々しい姿にこそ、日本の将来が既に見えていたのです。


若者の姿とは日本の未来の運命そのものです。2022年より漸く十八才が成人と認められるようになりますが、それでも遅いと感じます。昔、日本は元服という「成人式」がありました。十才を過ぎたら幼さから脱却し、義務と責任を負う大人の仲間入りを意味する通過儀礼でした。

一家を支える、親を養う、兄弟を助ける、地域共同体の一員となる、国を想う。それが元服であり、古来の日本の姿でした。日本には本来「十三才成人説」があったのです。


源氏物語では光源氏は十二才で元服。その夜、葵の上と夫婦の契りを結びます。宮中や公家の公達(きんだち)は、元服年令を迎えると同時に夫婦になりました。その前に副臥(そいぶし)という年上の女性をあてがわれ、性の手解(てほどき)を受けていたのです。


日本文学には「何かやらかす十三才」が多く登場します。三島由紀夫「午後の曳航(えいこう)」で殺人を犯す息子十三才、柳美里「ゴールドラッシュ」の父殺し十四才、樋口一葉「たけくらべ」は吉原の遊郭が舞台です。大黒屋の美登利は「娘」と「女郎」の二股で十四才。

女郎を買って朝帰りする長吉十六才。谷崎潤一郎「少年」の主人公光子十三、十四才。「小さな王国」の主人公十一、十二才。そう言えば神戸のあの事件「サカキバラ・セイト」は十四才。はっきりと性に目覚め、社会性にも目覚めるこの年頃に「元服」があったのには意味と理由があったのです。


現代日本の若者たちを幼くひ弱にしているのは、親や教師の責任でもありますが、それよりも深刻なのは学校制度。教育システム自体に国家目標と理念が無いことです。


海一つ隔てた国々では生き延びるための努力を怠っておりません。自分たちの国は自分たちで守る。だから徴兵制度など当り前のこと。日本は生きる真剣さを取り戻さねばならないのです。

真の教育の復活は私塾から始まります。


合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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【美し国関西 設立5周年記念講演会&パーティー】
〜明治維新150年 新しき御代  今、問われる日本の姿〜


【セミナー・講演会】

◆第一部 特別基調講演 「明治天皇の世界史」

◎倉山満(くらやま みつる) 憲政史研究者

◎杉田水脈(すぎた みお)  衆議院議員
美し国 副代表  なでしこオピニオンの会 代表

◎葛城奈海(かつらぎ なみ)  ジャーナリスト、女優、予備自衛官、
なでしこオピニオンの会 世話人

◆第二部

◎菅家一比古(かんけ いちひこ)
一般社団法人美し国 代表

◎堀内明日香(ほりうち あすか)  元宝塚女優
なでしこオピニオンの会 世話人


【日時】11月4日(日)14:00〜19:30 (入場開始13:30)

セミナー/14:00〜17:15
懇親会 /17:30〜19:30

【会場】アートホテル大阪ベイタワー 4階   大阪市港区弁天1-2-1
(JR大阪環状線 地下鉄中央線「弁天町駅」直結)
※「大阪駅」より電車で約8分 「新大阪駅」より電車で約12分

参加費:【事前振込】
◆セミナー・講演会&懇親会
一般 10,000円  美し国会員 8.000円

◆セミナー・講演会のみ
一般・会員共通 3,000円   学生 無料(100名限定)

【詳細・申込サイト】 https://kokucheese.com/event/index/532991/

お陰様で11月4日の「美し国関西5周年」には多くのお申込みをいただき、誠にありがとうございます。

事前申込は今週末の、
10月26日(金)15:00までとなります。

懇親会の当日申込みはお受けできません。
セミナーも来週以降は当日券(4,000円)でのご対応となります。
どうかお早目にお申込みください。

【学生申込】もまだ受け付けております。

★美し国ホームページがリニューアル★
お申込みとカード決済ができるようになりました。
詳細はイベント案内欄をご覧ください。
http://www.umashikuni.co.jp/
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◆菅家廊下・翔塾 本講座(ベーシック)◆

講師:菅家一比古 翔塾塾長 美し国代表
   堀内明日香 講師(助彦) 元宝塚女優

日程:11月23日(金・祝)〜25日(月) 2泊3日

会場:湘南国際村センター
   神奈川県三浦郡葉山町上山口1560-39
   TEL 046-855-1800

アクセス<電車>JR逗子駅または京急新逗子駅からバス(30分) タクシー20分
    <車>横浜横須賀道路・逗子インターより、逗葉新道路経由で約15分

【受講料】169,600円(宿泊費・食事代含む)

※分割可能。現地までの交通費は含まれません。

申込:美し国事務局まで

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2018年10月18日

言霊の華 第五○一号

『言霊を制する者 天下を制する』

明治維新は世界史の奇蹟だと言われています。鎌倉時代以来670年続いた武士の世をほぼ内乱や流血が無い状態で終わらせ、新時代の幕開けを成し遂げたのでした。それもペリー来航から15年でやってのけたのです。

武士の命とも言うべき刀、チョンマゲを捨て、アッという間に西洋風に変わったのですから。ところが隣国、朝鮮やシナは欧米列強の前に何の変革もできないまま飲み込まれて行きました。


何故日本だけが西欧列強の覇権に飲み込まれずに変革できたのでしょう。それは江戸期の教育システムや理念に因るところ大です。

先ず識字率の高さです。夥(おびただ)しい数の寺子屋、私塾、藩校によって文盲(もんもう)が少なかったため、情報伝達がスムーズに行き渡りました。

例えば徳川幕府による第一次、第二次長州征伐の折、長州藩は防長議定書なる瓦版(かわらばん)を30万部刷って藩内に散蒔(ばらま)きました。

これは、この度何故長州が幕府と戦わなければいけなくなったのかの説明書です。領民が動揺しないためのものでした。30万部散蒔(ばらま)いたということは、文盲が極端に少なかったからだと言えるでしょう。


明治維新が15年で成し遂げられたのは、このように識字率の高さがもたらす学問とその知性の賜ものです。そしてその言霊の力です。勤皇の志士たちは漢詩、和歌、俳句の達人です。

当時、コミュニケーション手段は手紙しかありません。その手紙を通していかに相手の魂を揺さぶるか。言霊が勝負になります。勤皇の志士たちの手紙や詩歌を詠めば、その高レベルさに驚くばかりです。

言霊が豊かであるとは語彙力が豊かであるということで、寺子屋や私塾での学びの深さを感じずにいられません。それも幼き日々からの研鑚の蓄積だったことでしょう。


何故志士たちは十代から活動を開始し、二〇代で大活躍ができたのでしょう。橋本左内(越前藩)などは十代の時「啓発録」を著し、その中で「稚心よ 去れ!」と訴えております。

十代の若者たちが師と出会い、開花していく当時の様子が目に浮かびます。あの松下村塾の若者たちも、緒方洪庵の適塾の人々も、その他、各藩校で学んだ若者たちも、現代の若者たちとは雲泥の差です。


現代人に共通して言えることは言霊の乏しさです。即ち語彙力の乏しさです。これは文学に親しんでいない、縦書きの手紙文を書いていない証拠です。

言霊の力が弱い、語彙力が乏しいとは、幼いという意味です。言霊を制する者 天下を制する。教育とは若くしていかに「志」を抱き、世の中に貢献できるかにあります。


残念ながら日本の現状の教育では勤皇の志士たちのような人財は生まれません。日本を顕(あ)らしめてやまないもの、日本のバックボーン、源流をしっかり学び、禊、鎮魂を実践、神々をお参りし、天徳(天津神)と地徳(国津神)の稜威(みいづ)を賜わる本格的人財教育が必要なのです。

やがて「日本維新、世界維新」の時代が訪れるに違いありません。そのための人財育成が「菅家廊下・翔塾」の学びなのです。

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古


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◆第一部 特別基調講演 「明治天皇の世界史」

◎倉山満(くらやま みつる) 憲政史研究者

◎杉田水脈(すぎた みお)  衆議院議員
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◎菅家一比古(かんけ いちひこ)
一般社団法人美し国 代表

◎堀内明日香(ほりうち あすか)  元宝塚女優
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【日時】11月4日(日)14:00〜19:30 (入場開始13:30)

セミナー/14:00〜17:15
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(JR大阪環状線 地下鉄中央線「弁天町駅」直結)
※「大阪駅」より電車で約8分 「新大阪駅」より電車で約12分

参加費:【事前振込】
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一般 10,000  美し国会員 8.000円

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posted by 事務局 at 11:57| Comment(0) | 日記