2019年02月13日

言霊の華 第五一七号

『紀元節の禊を賜って』 

皇紀2679年2月11日、「紀元節の禊」を葉山御用邸がある一色海岸で斎行いたしました。総勢50名程が厳冬の海に入ったのです。この日の最高氣温は6℃。朝はみぞれが降ったほど冷え込みました。

その中を早朝、先ずは美し国スタッフの田中秀壽、水石明、そして美し国の幹事であるリハコンテンツ株式会社の山下哲司社長とその役員である小林専務、又吉取締役。そしてピュアーライフの社員2名の計7名が露払いをするが如く禊をしたのです。氣温摂氏0℃。そして午後2時には全国から50名の有志が集まり、共に禊をしました。


紀元節の禊を始めてから三十年が経ちますが、雪が降ったのは過去一度だけありました。その時は吹雪模様で警備の警察官がわざわざ寄ってきて、「先生、今日はお止めになったらどうですか」と忠告に来たほどです。

しかし私は「だからこそやるのです。神様が守っておられるから大丈夫です」と応えました。紀元節の禊も元旦禊同様、何故始めたのか私自身が謎なのです。

日の本はイザナギの禊でアマテラス様が生まれ、それによって日御子(ヒノミコ)が誕生し、建国が成(為)されました。日の本は禊から始まったと言っても過言ではありません。「禊立国日本」なのです。


禊が終了した後、皆さんに「平成最後の紀元節の禊を皆さまと共に斎行できて光栄です。日本が日本であるため、日本人が日本人であるため、日本を、日本人をし続けなければなりません」と話しました。

し続けたから日本があるのです。茶道も華道も武道も「道」と付くものは皆そうです。し続けているから存在しているのです。例え枝葉末節が変化しようと本体である幹が、即ち「根幹」がしっかり根付いていればいくらでも変化が可能になります。

先人たちが守り抜いてきたもの、繋いできたその根幹とは。それを「し続け」て来たお蔭で、今日の日本があるのです。し続けることを放棄したら、日本が日本で無くなるのです。我々はきっと日本が日本であるために、日本人が日本人であるために「させられている」のだと考えます。


何故紀元節の禊をさせられているのか。それは世にも人にもさきがけて、日本を取り戻すためでありましょう。我々は国家を代表して、そして世界を代表して元旦禊も、紀元節の禊も、春分の日(春季皇霊祭)のお伊勢の禊も、全てが授かり、賜ったものなのです。


我々の背後には神々様のご加護があり、願いがあり、ご意思が働いているのです。我々は導かれております。生かされております。

次は3月21日、春分の日のお伊勢参りと五十鈴川の禊です。大いに神々様から選ばれ、導かれ、授かり、賜わって下さいますように。お伊勢でお待ちしています。

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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【ご案内】(申込受付中)
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★伊勢神宮の参拝・禊研修★

日時:3月21日(春分の日) 10:00〜17:00

集合:伊勢神宮 外宮(豊受大神宮) 神楽殿前

●五十鈴川でみそぎ
●外宮・内宮 御垣内参拝
●御神楽奉納 など

参加費:2月末まで早割中!
●美し国会員11,000円
●一般15,000円

◆詳細は美し国HPに掲載中
 ご入会も受付中です!
https://www.umashikuni.co.jp/event-20190321/

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★みすまるの宮 例大祭★

日時:4月7日(日)11:00〜16:00

会場:菅家一比古邸
  (東京都杉並区久我山)

特別講演:呉善花
  (拓殖大学国際学部教授)

参加費:7,000円(玉串料・お食事代含む)事前申込制

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★パラオ・ペリリュー島 戦跡慰霊ツアー★

日程:5月下旬を予定

費用:30万円程度

★ご興味ある方は事務局までお問合せください。

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posted by 事務局 at 13:48| Comment(0) | 言霊の華

2019年02月07日

言霊の華 第五一六号

『先人たちの想いを知るために』

前回の言霊の華で、我々は何故靖国神社や遊就館をはじめ、数々の戦跡を訪ねるのか、又は歴史的名跡を訪ねるのかと問いました。

それは「歴史的事蹟」を学ぶこと以上に、先人たちの血と涙と汗、悲しみや苦悩を知り、想いを致(至)すことだ」と言いました。「忘れ去ってはいけない、思い出すことが重要なのだ」とも言いました。


二十代の頃から予備校や進学塾の経営者であった私は、将来日本を背負って立つ若者達の為に「偉人を語る会」を月一回のペースで開催していました。その関係もあって、多くの偉人たちの事蹟を学び、その歴史的史蹟等も訪ねたりもしたのです。

萩の松下村塾、松陰神社、京都の史蹟のあちらこちら、霊山(りょうぜん)護国神社・歴史館、鹿児島の西郷南洲自刃(じじん)の地である岩崎谷、そして南洲神社と薩摩兵児(へこ)達が眠る墓地。楠木正成公を祀る湊川神社等々。


戦跡では呉、佐世保、江田島、知覧、沖縄、パラオ、真珠湾等々。そこで感じるのは先人達の「波動」や「息づかい」「眼差し」です。見ておられる、守っておられる、泣いておられる。例えば鹿児島の南洲神社でも、知覧の富屋食堂でも、とめどなく涙が溢れ止まりません。

萩の松陰神社でも、神戸の湊川神社でもそうでした。南洲神社で祈っている時、必ず謎の風が吹きます。何度行ってもそうです。偉人を語る会の時、突如として涙が溢れて来て、話が中断することがしばしばありました。

感情移入してアンテナが高くなり、偉人の霊魂(みたま)が憑(よ)ってくるのです。これは神社でもお山登拜でも禊でも共通していることです。真実、切に祈り、神、ご先祖、先人に真剣に向き合えばその魂は動きます。


怨霊伝説で有名な第七五代崇徳天皇は悲劇の帝でした。平安末期、鳥羽天皇の第一皇子として生まれ、五才で即位します。鳥羽帝の父白河上皇の強い政治力が働きました。実は崇徳天皇の父は鳥羽天皇の父、白河法皇だと言われ、幼い時より父鳥羽帝から疎んじられます。

そして鳥羽天皇の寵姫(ちょうき)美福門院との間にできた子、体仁親王(近衛天皇)を皇位につけようと無理やり崇徳天皇に譲位させました。この親子の対立が後の保元の乱(1156年)と発展し、敗れた崇徳上皇は四国の讃岐に流されたのです。

崇徳上皇の最後は怨みと怒りの中、とうとう悶死するのです。その後、日本史に起きてくる様々な動乱騒乱は、この崇徳上皇の祟りが原因とされて来たのです。


明治維新後、明治天皇が崇徳上皇の霊(御魂)を京都で祀ったのが今出川、飛鳥井にある白峯神宮です。私は去年の春、ここを訪れました。そして拜殿の前で百人一首にも出てくる崇徳天皇の有名な和歌を静かに朗唱したのです。

瀬をはやみ 岩にせかるる瀧川の 割れても末に逢はむとぞ思ふ

これは相聞歌(恋の歌)として有名です。この和歌を何度も声を出して詠んでいるうちに、涙が込み上げて止まりません。そして氣がついたのです。これは男女の恋を単に詠ったものではなく、父との確執、それに因って生じた人と人との分裂と戦い。崇徳上皇はそれでも必ず皆が一体となる日を信じ、待ち望んでいたのではないか。


割れても末に逢(会)はむとぞ思ふ

それは崇徳上皇の悲しみにも似た祈りです。真剣に祈り、向き合えば、先人たち、神々様は必ずそれに応えてくださるのだと、さらに確信を深めたのです。

日本精神復興運動は、先人たちの魂を動かせる者たちこそが担うことができるのです。

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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【ご案内】(申込受付中)
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★紀元節の禊★

日時:2月11日(建国記念の日) 14:00〜15:50 

集合:神奈川県三浦郡葉山町一色海岸(御用邸裏)

参加費:美し国会員3,000円 一般5,000円

締切:2月6日(水)

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★伊勢神宮の参拝・禊研修★

日時:3月21日(春分の日) 10:00〜17:00

集合:伊勢神宮 外宮(豊受大神宮) 神楽殿前

●五十鈴川でみそぎ
●外宮・内宮 御垣内参拝
●御神楽奉納 など

参加費:2月末まで早割中!
●美し国会員11,000円
●一般15,000円

◆詳細は美し国HPに掲載中
 ご入会も受付中です!
https://www.umashikuni.co.jp/event-20190321/

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★パラオ・ペリリュー島 戦跡慰霊ツアー★

日程:5月下旬を予定

費用:30万円程度

★ご興味ある方は事務局までお問合せください。

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posted by 事務局 at 14:27| Comment(0) | 言霊の華