2019年08月29日

言霊の華 第五四三号

『美しい自然は美しい神々の姿』

私がまだ四、五才の頃、家族で摩周湖に行った時のこと、一刻一刻と湖面の色が変化していく情景を見て、あまりにもの美しさに金縛り状態に陥ってしまいました。

家族が私の名を呼んでも身体が動きません。その内、兄だったか会社の若い衆だったかが、幼い私の襟首を掴んで鉄柵(てっさく)から離したのです。


その感動と衝撃は今でも忘れません。何か得体の知れない、何モノかを見て感じてしまったのです。湖の対岸に大きく口を開け、聳(そび)え立つ摩周岳。湖面に浮かぶ小島。この感動体験を元に小学校一年の時に書いた詩「神秘の摩周湖」が金賞に選ばれました。

私の美に対するレセプター(鋳型・受容体)はこの摩周湖体験によって生まれたものです。限りなく美を求めてやまない心は、その後も人生を通じて失うことはありませんでした。


幼い時の原体験はその人の人格形成や、人生を決定してしまう程重要です。幼い時、できるだけ美しいものに触れさせる。美しい物語や美しい音楽、偉人伝もそうです。それは子どもたちのレセプター作りのため必須なのです。

美のレセプターができた人はレセプターに合った生き方を求め始め、美しくないことをしたくないと避けようとします。その後の私は遂に三〇代になってから自然崇拝である古神道に目覚め、お山登拜や禊を始めるようになったのでした。私のレセプターがそうさせたのです。


今月20日から23日まで、三泊四日をかけて我々有志九名が山形県にある、出羽三山、鳥海山登拜を斎行しました。天氣予報では全日程が雨とのこと。雨の中では鳥海山(標高2,236m)の登拜は無理です。中止の場合どうするかと代替案が色々と出されましたが、結局「兎に角行くだけ行ってみよう」と云うことになったのです。

それは前日に出された結論でした。ところが当日の早朝外に出てみると、なんときれいな青空が広がっているではありませんか。往復十三時間をかけた登拜を見事有志たちは成し遂げたのです。


堀内明日香女史は赤い鼻緒をつけた浴衣用の草履を履いたまま頂上に一番乗りでした。行き交う人々皆がその出立(いでたち)にびっくりし、一躍人氣者です。過去鳥海山に草履で登拜した人は堀内明日香女史が初めてだったに違いありません。

私は二十五年前、鳥海山に初めて登りました。あまりにもその美しさに魅了されたのです。今回も登拜の途中、何度も拍手(かしわで)を打ち鳴らし、祈り、拜み、鳥海山の神を讃え続けたのです。

そして真の底から思ったことは「日本人に生まれてきて本当に良かった」ということです。何故なら美しい自然を拜(おが)むと云うことは、美しい神々を拜むことに他ならないからです。自然は即、神そのもの。


しかし欧米やイスラム世界はこうはいきません。父なる神は厳しい自然である砂漠やステップから生じ、「美しい」よりも「厳しい」が強いからです。

日本の神々は「美しいし優しい」のです。花に神を観る日本人の感性こそ、日本人が一番大切にしなければならない宇宙の宝と思えてなりません。

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古
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【ご案内】
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【美し国経営者連盟】

★メンバーミーティング・交流会★

日時:9月18日(水)19:00〜22:00

会場:神楽坂セミナールーム

経営者連盟会員:無料

経営者連盟とは→
https://keieisyarenmei.com/

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【まもなく締め切り】

★特別企画★
「国境の島 対馬視察ツアー(10/7-9)」

戦後最も悪化した日韓関係。いま対馬はどうなっているのか?

本ツアーは対馬の自然、歴史そして現在の状況を
地元のベテランガイドによる丁寧なご案内があり、
呉善花先生(拓殖大学国際学部教授)も同行され、
重要なポイントを解説してくださる特別なツアーです。

見どころ満載! 
奮ってご参加ください!!

【日程】令和元年10月7日(月)〜9日(水)

行き 10/7 福岡空港 9:55発 → 対馬空港10:30着 
帰り 10/9 対馬空港16:40発 → 福岡空港17:15着  解散

【参加費】美し国会員 60,000円(研修費・現地交通費・宿代)

★未入会の方はご登録ください(年会費10,000円)
★博多⇔対馬の往復飛行機代は別途18,000円かかります。
★ご自宅から福岡空港(博多)までも各自手配願います。

【申込み】 https://www.umashikuni.co.jp/20191007-event/



posted by 事務局 at 10:10| Comment(0) | 言霊の華

2019年08月21日

言霊の華 第五四二号

『決して忘れない』


お盆のこの時季、丁度終戦記念日があり、御先祖供養と共に英霊の鎮魂慰霊が重なります。テレビ、新聞等では毎年恒例の戦争特集が集中します。私はそのような番組は極力観る様に心懸けているのです。英霊たちの姿や想いを自分と一体にして取り込んでおきたいからです。


「決して忘れません」と云うのが私の誓いであり、信念であり、自分の生き方を決定しているのです。


靖国の杜にお参りし、頭(こうべ)を垂れるのも、沖縄に行くのも、知覧の富屋食堂、特攻記念館を見学するのも、パラオに鎮魂慰霊に行くのも全て、「忘れない!」ためだからです。


アサヒビールの故中條高徳先生は、陸軍士官学校から戦地に召集される寸前で終戦を迎えました。多くの同僚、先輩たちが戦死を遂げ「自分は何故死ねなかったのか、何故生きているのか」と自問自答を続けました。そして亡くなった英霊たちの為、生きて国家のお役に立とうと誓うのです。


そのことを忘れないため敢えて九段下に住み、東京にいる時は毎日早朝に靖国神社のお参りを欠かしませんでした。そして不振だったアサヒビールを見事キリンビールを抜いて日本一にしたのです。


戦後日本を復興させたリーダーたちは皆そうです。英霊たちのことを忘れなかったのです。「申し訳ない」その想いで働き続けた結果、日本を世界トップクラスの経済大国まで押し上げたのです。


私ども美し国では毎年英霊の鎮魂慰霊のため靖国神社参拜、富士登拜を必ず斎行して来ました。八月十五日の靖国神社参拜の後、奥多摩の滝での禊を恒例化しています。


それは「忘れない」を身体に落し込んでいくためなのです。そうすることにより英霊や先人や神々様と繋がり、それが「生き方」に現われてくるのです。戦後復興の原動力がそこにありました。


日本人は何故近年劣化し弱体化したのか。英霊たちや先人たちの願いや想いを忘れたからです。繋がりが切れているからに他なりません。


戦後しばらくの間、日本人は八月十五日喪に服し、家庭ではこの日水団(すいとん)を食べ、英霊を悼(いた)んでいました。それは「忘れない」ためでした。


「英霊に哀悼の意を捧ぐ」とはよく聞く言葉です。が、しかし八月十五日のセレモニーのためだけの空虚な言葉に思えてなりません。


哀悼の意を捧げるのであれば、何かを自らに課すだとか、何かを止(や)めるとか、犠牲にするだとか、具体的でなければならない筈。でなければ、それは「観念」でしかありません。


吉田松陰門下は松陰先生亡き後、観念が吹き飛んで皆一丸となって行動に移し、日本を変え始めました。愛国も憂国も観念である内は何も変わらないでしょう。松陰先生は楠正成公を心より慕い尊敬していました。観念を超え魂が動いたのです。


そういえば三島由紀夫先生もそうでした。英霊たちの姿と自分を一体化したことにより立ち上がったのです。


何故我らは八月十五日靖国神社参拜の後、奥多摩で禊をするのか。魂で英霊たちや、神々の声を聞き一体となり、それを行動のエネルギーに高めるためなのです。


合掌 かむながらありがとうございます  


菅家 一比古

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【ご案内】
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【なでしこオピニオンの会】

◆ 残席10となりました。お早目にどうぞ!

★葛城奈海と行く!国防ツアー横浜編★
〜海上保安庁資料館(ランチ付)〜

講師:葛城奈海 やおよろずの森代表

●北朝鮮工作船の展示を見学
●同時に回収した兵器、通信機器なども展示 解説あり
●臨場感があり好評です!
●赤レンガ館のレストランで葛城さんを囲んでランチ会

【日程】9月14日(土) 10:20 現地集合  

集合場所:「海上保安資料館 横浜館」入口前
神奈川県横浜市中区新港1-2-1
(赤レンガパーク隣)
最寄:JR「桜木町駅」、みなとみらい線「馬車道駅」など
    

参加費:美し国会員4,500円 / 一般 5,500円

【ツアー内容】
10:20 資料館入口前 集合
10:30 資料館見学(解説付き)
11:15 赤レンガ倉庫レストランへ移動
11:30 葛城奈海さんのお話&ランチ会
13:00 解散

申込・詳細→
https://www.umashikuni.co.jp/20190914-event/

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★特別企画★
「国境の島 対馬視察ツアー(10/7-9)」

戦後最も悪化した日韓関係。いま対馬はどうなっているのか?

本ツアーは対馬の自然、歴史そして現在の状況を
地元のベテランガイドによる丁寧なご案内があり、
呉善花先生(拓殖大学国際学部教授)も同行され、
重要なポイントを解説してくださる特別なツアーです。

見どころ満載!
奮ってご参加ください!!

【日程】令和元年10月7日(月)〜9日(水)

行き 10/7 福岡空港 9:55発 → 対馬空港10:30着
帰り 10/9 対馬空港16:40発 → 福岡空港17:15着  解散

【参加費】美し国会員 60,000円(研修費・現地交通費・宿代)

★未入会の方はご登録ください(年会費10,000円)
★博多⇔対馬の往復飛行機代は別途18,000円かかります。
★ご自宅から福岡空港(博多)までも各自手配願います。

【申込み】 https://www.umashikuni.co.jp/20191007-event/

posted by 事務局 at 12:38| Comment(0) | 言霊の華

2019年08月19日

言霊の華 第五四一号

『我々は愛されていた 〜七十四回目の終戦の日に想うこと〜』


明日、十五日は七十四回目の終戦の日を迎えます。同憂同志たちは早朝六時半に靖国神社に集合し、亡き英霊に祈りを捧げます。


十五日は富士山浅間大社奥宮(富士山頂)の例大祭の日です。御祭神はご存知、木乃花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)。大東亜戦争はこの母神の日に終了しました。


沖縄戦は六月二十三日、沖縄の重要な伝統行事である海神祭の日に終了したのです。祭神は天照大神さま。やはり母神の日でした。


傷ついた我が子を抱きしめるかのように「いいの、これ以上もういいの、あなたはよくやったのです」とでも仰っているかのように、母神に抱かれて全ての戦いは終わったのです。母神はずうっと耐えながら見ておられたのです。


前途有望で優秀な特攻隊員六千名を含め、大正生まれの七人に一人、大正後期生まれの四人に一人が戦死しました。英霊たちは愛する家族を守るため、ふるさとや国家を守るため、犠牲になられたのです。


パラオの鎮魂慰霊に二度参りました。ペリリュー島の司令官だった中川州男(なかがわくにお)大佐の慰霊碑があり、そこには「人は憎しみのためには戦えない。愛する者を守るために戦うのだ」とあります。本土に残してきている家族、ふるさとと自然、愛する日本、それを想い続け奮闘し、玉砕して逝ったのです。


英霊たちや、偉人、先人たちのことを知れば知るほど「私たちはこんなにも愛されていた、想われていたのだ」と、想いは強く募るばかりです。「申し訳ない、かたじけない、ありがたい」と涙が込み上げてくるのです。


果たして現代を生きる日本人はそのことを覚え、感じているのでしょうか。「自分さえ良ければいい、今さえ良ければいい」と安楽、快楽、享楽に耽(ふけ)っている姿は英霊たちの願いや想いとまるで真逆の生き方です。



後世に生きる我々は、先人たちからこの美しい日本を繋ぐことを託された筈。何故、靖国神社に参拝するのか。何故、戦蹟を慰霊するのか。何故、歴史や文化を学ばなければならないのか。それは「愛への氣づき」のためなのです。


「我々は愛されていた、想われていた」それに氣づくことに他なりません。氣づいた時、人は自分を大切にでき、人生を大切にできる筈。そして他者への愛、思いやりが生まれます。ひとりよがりや、独善的、無氣力な生き方などできないでしょう。


明日、深い感謝の祈りと誓いを有志と共に捧げて参ります。


合掌 かむながらありがとうございます  


菅家 一比古

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【ご案内】
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【なでしこオピニオンの会】

◆必見! 限定25名!!

★葛城奈海と行く!国防ツアー横浜編★
〜海上保安庁資料館(ランチ付)〜

講師:葛城奈海 やおよろずの森代表

●北朝鮮工作船の展示を見学
●同時に回収した兵器、通信機器なども展示 解説あり
●臨場感があり好評です!
●赤レンガ館のレストランで葛城さんを囲んでランチ会

【日程】9月14日(土) 10:20 現地集合  

集合場所:「海上保安資料館 横浜館」入口前
神奈川県横浜市中区新港1-2-1
(赤レンガパーク隣)
最寄:JR「桜木町駅」、みなとみらい線「馬車道駅」など
    

参加費:美し国会員4,500円 / 一般 5,500円

【ツアー内容】
10:20 資料館入口前 集合
10:30 資料館見学(解説付き)
11:15 赤レンガ倉庫レストランへ移動
11:30 葛城奈海さんのお話&ランチ会
13:00 解散

申込・詳細→
https://www.umashikuni.co.jp/20190914-event/

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★特別企画★
「国境の島 対馬視察ツアー(10/7-9)」

戦後最も悪化した日韓関係。いま対馬はどうなっているのか?

本ツアーは対馬の自然、歴史そして現在の状況を
地元のベテランガイドによる丁寧なご案内があり、
呉善花先生(拓殖大学国際学部教授)も同行され、
重要なポイントを解説してくださる特別なツアーです。

見どころ満載!
奮ってご参加ください!!

【日程】令和元年10月7日(月)〜9日(水)

行き 10/7 福岡空港 9:55発 → 対馬空港10:30着
帰り 10/9 対馬空港16:40発 → 福岡空港17:15着  解散

【参加費】美し国会員 60,000円(研修費・現地交通費・宿代)

★未入会の方はご登録ください(年会費10,000円)
★博多⇔対馬の往復飛行機代は別途18,000円かかります。
★ご自宅から福岡空港(博多)までも各自手配願います。

【申込み】 https://www.umashikuni.co.jp/20191007-event/

posted by 事務局 at 10:18| Comment(0) | 言霊の華