2019年09月25日

言霊の華 第五四七号

今月より月に一度、菅家廊下翔塾講師・美し国代表特別秘書
堀内明日香が『言霊の華』を担当するよう菅家一比古先生から
拝命いただきました。
心を込めて務めさせていただきたく存じます。
皆様どうぞ、よろしくお願い申し上げます。


【 硫黄島の戦い 〜防人と日本精神〜】


9月中旬、最新鋭のC−2輸送機に搭乗し硫黄島鎮魂慰霊へ参りました。硫黄島戦没者の碑では、ご遺族の方々と共に先人のご英霊にお祈りを捧げ、私は『ふるさと』の唄を奉納させて頂きました。

島内は一見、穏やかで、多くの植生も見られました。しかし、島内の至る所に壕やトーチカ、砲台等の遺構が残り想像を絶する壕内の地熱、崖面の砲撃や銃弾の跡は、当時の戦いの激しさを物語っております。

高温な壕の中は戦いで亡くなった英霊の死体の腐敗臭が漂い、熱中症、脱水症、栄養をまともに摂れない極限の状態だったそうです。常に死と隣り合わせの中で、愛する人や祖国のために戦った先人は、言葉で言い表せないほどに偉大であります。

当時と打って変わった現在の恵まれた環境に育った私たち。その過酷な戦場を想像することはできません。

硫黄島は大東亜戦争末期の激戦地。兵力日本軍約2万に対し、米国軍は当初6万人。
その後方には10万の支援部隊を備えていました。戦況等の関係で硫黄島で戦う日本軍には戦闘機や戦艦はなく、最終的に肉弾戦を強いられたのです。

日本軍は島を要塞化した周到で合理的な戦いによって、米国に「5 日で落ちる」と言われた戦いを36日間に及ぶ持久戦とし、日本本土への更なる空襲を遅らせた死力を尽くした戦いだったのです。

昭和20年2月19日から3月26日までの激戦は日本軍約20,000人、米軍約6,800人の戦死者。日本将兵のご遺骨はいまだに1万柱以上が本土にお迎えできていません。

硫黄島は日本軍が眠るお墓そのもの、そして、滑走路の下にも多くのご遺骨が眠っています。

私は最新鋭のC−2輸送機を降りるとき靴を脱ぎ、硫黄島の土を踏みしめ、故郷日本に帰れないご英霊に申し訳なさしかありませんでした。・・・

平成天皇、皇后両陛下が硫黄島をご訪問されたときにも、靴を脱ぎ滑走路を歩かれたのです。

硫黄島では最後に残った四百数十名を率いた栗林忠道中将の突撃の直前、アメリカ軍が降伏を呼びかけた時、日本軍兵士たちはそれを嘲笑ったと言います。

その覚悟と勇氣、誓いと決意、燃えるような祖国愛。・・・

栗林中将からの.電報の最後に書かれた辞世の一首は・・・
『国の為 重きつとめを 果し得で 矢弾尽き果て 散るぞ悲しき』

最後の突撃栗林中将は敵弾をうけつつも尚前進したが、出血多量で手の自由がきかなくなり部下に頭を撃ち抜かせました。全員壮烈きわまりなき戦死をとげたのです。

日本軍は二万一千のうち二万名が戦死

米軍の損害は海兵三個師団七万五千中、二万六千(内死者七千)海軍を含めると二万八千余に達しました。米軍は悪戦苦闘の末ようやく日本軍を下しましたが、予期せぬこの膨大な犠牲に勝利感はほとんどなかったと言います。

硫黄島攻略軍司令官スミス海軍中将は、次のように栗林中将をたたえて止みませんでした。

「わが軍に莫大な損害を与えたのは栗林将軍。戦場で血にまみれ息まさに絶えようとしていた幾多の日本将兵にたずねても、そのことごとくが将軍の卓絶した戦術と熱火のごとき闘魂に心酔していたことを語っていた。まことに立派な将軍であった」

東西を問わず民族人種の壁を超えて、不撓不屈の勇氣と闘魂をもって祖国のために自己を捧げて戦い抜くことは、いかなる国の人々の魂をゆさぶってやまぬものがあります。

米国は第二次大戦中の十人の名将の一人として栗林中将を選んだのです。

また先の大戦の激戦地では氣が狂った兵は米軍が圧倒的に多かったと言います。

戦後七十有余年、日本は一度も戦争を体験せずに来れました。とても幸運なことです。
しかし、戦死者が出なくとも現在の日本は自殺者が先進国で一番多いのは何故か。

日本人は内側から崩れていく危機に直面しています。

揺るぎない事実として国や家族や友人を守るために日米双方、私たちと同じ人間が命を懸けて戦い、死んでいったということと、今のこの世界はそれらの歴史と失われた命の上に成り立っているということです。

少なくとも既成事実として平和な日本は、先人達の尊い犠牲の上に存在しています。

もし硫黄島の戦いで日本軍がすぐ降伏していたら、米軍始め連合軍は本土上陸を果たし、多くの国民が犠牲となったことでしょう。私たちのご先祖様が亡くなっていた可能性も大いに考えられます。

我々現代日本人は、「生かされている」ことに気付かなくてはいけないのです。先人達が命を懸けて守った未来を、さらにその次の世代へ、より良い未来としてバトンを繋ぐことが令和を生きる日本人の使命であると痛感しました。

いま何より大切なことは、自国の歴史と伝統に対する自信と誇りの恢復であり、祖国を命がけで守り抜いてきた、ご英霊たちへの感謝の心をとり戻すことだと思います。

合掌

菅家廊下翔塾 堀内明日香

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【ご案内】
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【美し国関西6周年】
★激動の世界と日本の覚悟〜令和の時代をどう生き抜くか〜★

【講師】
・呉 善花
・河添 恵子
・菅家 一比古
・堀内 明日香

【日時】11月10日(日) 
講演会14:00〜16:40  懇親会17:00〜19:00

【会場】アートホテル大阪ベイタワー(弁天町駅直結) 4階

【参加費】事前申込・支払制
1)講演会のみ 3,000円(一般・美し国会員共通)
2)講演会+懇親会 10,000円(一般)
3)講演会+懇親会 8,000円(美し国会員)

※学生に限り、講演会の無料招待枠あり(限定50名・事前申込)
注:懇親会の当日申込は承りません。

◆申込・詳細→ 
https://www.umashikuni.co.jp/20191110-event/

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【美し国経営者連盟】
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テーマ:経営者よ、やまとごころを持とう!

ゲストスピーカー:赤塚高仁氏  
赤塚建設株式会社 代表取締役

日時:10月16日(水)19:00〜21:50
会場:神楽坂セミナールーム
参加費:10,000円(食事代込)
経営者連盟会員:無料

◆申込・詳細→
https://keieisyarenmei.com/event-20191016/

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posted by 事務局 at 13:06| Comment(0) | 言霊の華

2019年09月18日

言霊の華 第五四六号

『「和」の心と「学習者」意識』


私は若き頃から「お人好し」呼ばわりされてきたものです。きっと現在(いま)でもそうなのでしょう。自らの習性として怒り、憎しみ、恨み続けることなど根っからできません。どんなに怒(いか)ったとしてもそれを持続などできないのです。切り換えが早く、感情をリセットして心に明るさを取り戻します。


禊の世界に身を置くようになってからは更に嫌いな人が皆無となりました。私個人に限らず、総じて日本人とはそう言う人種だと思われます。「水に流す」を信条として「和」を重んじてきたのでした。


縄文来、日本のような共同体で生きてきた人々は助け合い、分かち合い、睦み合いの文化と伝統を見事に作り上げることができたのです。その心性はいまでも日本人の心の奥深くまで息づいているに違いありません。


歴史を見ても凄惨な大殺戮などもなく、勝者が敗者の一族を皆殺しにしたり、奴隷化したりしたこともないのです。中国も中東もヨーロッパも皆殺しなど常習でした。墓まで暴いて死者に鞭打つことまでするのです。


十六世紀、スペインが中南米で働いた暴虐で原住民を約一億人、少なく見積もっても約四、五千万人殺害しました。ハワイ諸島では三〇万人いた原住民が、アメリカが強奪してから五万人にまで減少したのです。日本にはそのような歴史などありません。


それどころか一瞬にして三〇万人が殺された広島・長崎の原爆。一夜にして十万人以上焼き殺された東京大空襲。それなのに戦後、それを赦し、恨むことなく、怒り憎しみ続けることなく、仲良くなってしまうのです。あれだけ鬼畜米英と罵っていたにも関わらずです。


怒りや憎しみに生きられないのが日本民族の体質なのです。お隣の韓国と言えば何故あそこまで怒り憎しみ続けられるのでしょう。それも歴史の事実を曲げ、嘘を捏造してまで。


日本は朝鮮を植民地にしたことなどありません。併合したのです。それは当時、国際条約の元、世界が認めたものでした。


巨額のインフラ政策を推し進め、ダム建設、学校、大学、病院、道路、鉄道、街の整備、農地の土壌開発、港湾整備、建設。工業化の推進。腐敗した官僚組織であるヤンバン制度の解体。奴隷制の廃止。


そればかりではありません。朝鮮の貴族約三百人以上に爵位まで授けたのです。日本はあくまで本国と同等化を推し進めたのでした。このような植民地など世の中にあるわけがないのです。


また、先の戦争では日本は朝鮮と戦争はしていませんし、朝鮮はあくまでも日本国であり日本人だったのです。徴用工も日本並かそれ以上の手当てが支払われていました。慰安所の慰安婦たちも多額な報酬を手にし、実家に送金したり、休みにはショッピングしたりもしました。それなのに何故「性奴隷」呼ばわりするのでしょう。


以前にも述べましたように、朝鮮には数多くの侵略され続けて来た長い歴史の事実があり、恨(ハン)の情念もその中から培われてきたものだと思われます。それが被害者意識の強さとなるのです。


被害者意識は加害者意識に転変し、そして劣等感は優越感に転変します。このような隣人が側近くにいたらさぞかし疲れることでしょう。やがて人は必ず離れて行きます。


成熟した大人は常に被害者意識などを持たず、学習者意識に生きようとし、内省力を高めて行くのです。嘘までついて自己正当化し、自分を守ろうとするのは子どもの証拠でしょう。


韓国を馬鹿にせず、彼(か)の国の為に祈って上げましょう。それが和の国の使命ですから。


合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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ゲストスピーカー:赤塚高仁氏  
赤塚建設株式会社 代表取締役


日時:10月16日(水)19:00〜21:50

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参加費:10,000円(食事代込)
経営者連盟会員:無料

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posted by 事務局 at 12:57| Comment(0) | 言霊の華

2019年09月11日

言霊の華 第五四五号

『幸運が幸福になるために』

宝クジに当たった、一流大学に合格した、一流企業に入れた、結婚できた、子どもが生まれた等々。これは確かに幸運であり悦ばしいことです。

しかし幸運が必ずしも幸福に繋がるとは限りません。寧ろそれが仇になることさえあるのです。その幸運をどのように生かすのか。幸田露伴の言葉に「惜福(せきふく)の工夫」があります。福(幸運)を全部使(遣)い果たさないこと。「腹八分目」とあるように福は七分目程度に抑えておくのが無難です。

イエローハットの創業者である鍵山秀三郎先生は常にそのような生き方をされてきました。例えば欲しいと思うものが高級であり高価な物であれば一ランク下げる。食べ残ししないようにあらかじめ分量を減らす。宴会時間が六時から九時であれば、八時四十五分で全て撤収する。その蓄積こそ自分の目に見えない徳となり、財産になると仰います。

兎に角、使い果たすのが良くないのです。

霊能者と言われる人たちの中には、霊的力を使い過ぎたり過信したりして寿命を縮めた方々が多くいます。それは生命を削る行為に等しいからなのです。私の師匠の故中西旭先生はそれを厳しく戒めておられました。

我々の場合、日々禊をしているため、それが惜福に繋がり霊的泉は枯渇などしません。禊こそ最高の下坐行(げざぎょう)と言われている理由(わけ)は、禊の時は大自然生命に対し身を縮め、身を低くして神々に全託できているから。謙虚な姿こそ神が最も愛されるのです。

禊をすることにより魂の岩戸開きがなされ、霊魂(みたま)が目覚め喜びます。霊魂には万徳(よろずのとく)が備わっており、人生の主役こそ霊魂であって肉体などではありません。

神社参拜したり、禊したり、お山登拜したり、愛他行したりするのは、私の中の神、即ち霊魂がそれをさせているのです。

幸運が訪れたなら、それを霊魂の願いが叶うために活用しなければいけません。幸運が幸福に結びつくためには、幸運というご縁を生かし、人のお役に立ち、自己を成長させねばならないのです。

幸運でなくても、試練の連続であったとしても幸福になることはできます。何度失敗しても何度も挑戦できる。自分の可能性を信じ、自分の価値を認めている人。たとえ達成できなくとも悔いはない。このような人は味わい深い人生を生きており、常に「幸福感」を持っているのです。この人こそ「成幸者」と言えるでしょう。

幸福感は所有物の豊かさや、地位や環境で決まるものではありません。「霊魂を生きている」。どんなに貧しくとも魂の願いに生きようとする人は、たとえ生活上の勝利者でなくとも人生上の勝利者となるでしょう。生活と人生は違います。

イエスも仏陀もマザー・テレサも、良寛和尚も決して生活上の勝利者ではなく、それは人生上の勝利者でした。生活上の勝利者を目指すことも必要です。しかし私の主人公は誰か、人生の主人公は誰なのか、それは魂です。

その願いに生きてこそ、幸福感を味わえる真の成幸者と言えるでしょう。


合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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【ご案内】
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いよいよ今週土曜日!

【なでしこオピニオンの会】

★葛城奈海と行く!国防ツアー横浜編★
〜海上保安庁資料館(ランチ付)〜

講師:葛城奈海 やおよろずの森代表

●北朝鮮工作船の展示を見学
●同時に回収した兵器、通信機器なども展示 解説あり
●臨場感があり好評です!
●赤レンガ館のレストランで葛城さんを囲んでランチ会

【日程】9月14日(土) 10:20 現地集合  

集合場所:「海上保安資料館 横浜館」入口前
神奈川県横浜市中区新港1-2-1
(赤レンガパーク隣)
最寄:JR「桜木町駅」、みなとみらい線「馬車道駅」など
    

参加費:美し国会員4,500円 / 一般 5,500円

【ツアー内容】
10:20 資料館入口前 集合
10:30 資料館見学(解説付き)
11:15 赤レンガ倉庫レストランへ移動
11:30 葛城奈海さんのお話&ランチ会
13:00 解散

申込・詳細→
https://www.umashikuni.co.jp/20190914-event/

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【美し国関西6周年】

★激動の世界と日本の覚悟〜令和の時代をどう生き抜くか〜★

【講師】
・呉 善花
・河添 恵子
・菅家 一比古
・堀内 明日香

【日時】11月10日(日) 
講演会14:00〜16:40  懇親会17:00〜19:00

【会場】アートホテル大阪ベイタワー(弁天町駅直結) 4階

【参加費】事前申込・支払制
1)講演会のみ 3,000円(一般・美し国会員共通)

2)講演会+懇親会 10,000円(一般)

3)講演会+懇親会 8,000円(美し国会員)

※学生に限り、講演会の無料招待枠あり(限定50名・事前申込)
注:懇親会の当日申込は承りません。

◆申込・詳細→ 
https://www.umashikuni.co.jp/20191110-event/

posted by 事務局 at 11:32| Comment(0) | 言霊の華