2019年12月25日

言霊の華 第五六〇号

『「聖なる次元」と俗なる者』

12月23日、上皇さまの86歳の誕生日でした。いつも上皇后さまが寄り添われ、美しいご夫婦のお姿を拜見し、どれだけ国民の心を和ませて下さっていることでしょう。ご夫婦のお姿や天皇、皇后のお姿こそ日本の「聖なる次元」そのものです。

このような「聖なる次元」はいかに生まれるのかを考えてみた時、あの11月14日の大嘗祭を思い浮かべるのです。

あの苛酷な九時間にも及ぶ重労働である儀式を通して、祖神(みおや)である天照御大神が乗り移り、一体となられる。そこで初めて天皇霊をいただき、真の天皇の御位(みくらい)に立たれるのです。完全に変貌を遂げられた新帝陛下は聖なる次元となります。


一体、どこの国にこのような儀式を経て、王位を継承される国王がいるでしょうか。雅子皇后さまがあれ程体調不良であるにも関わらず、その儀式とその後に続く一連の皇位継承の奉告祭をはじめとする長い儀式を乗り越えられたことは、とても驚きであり、感動でした。

何モノかの力が働いているとしか思えません。そして見(美)事に皇后としての高貴で美しいお姿を国民に示されたのです。世界で最も尊い「聖なる次元」を戴いている国民は何と幸せなことでしょう。だから俗の世界に身を落とし生きている我々は安心して過ごせるのです。


例えば田舎から都会に出て来た若者が都会の垢に染まり、馬鹿をやり、自堕落な生活の中に居たとしても、ふるさとでは子どもたちのことを案じ祈り続け、想い続ける親がいる。その愛の復元力によって、子はいつの日か立ち直り、真っ当な生き方が出来るようになるのです。

親は子のため自己犠牲を厭(いと)いません。無私になり、真実の愛を示します。これが「聖なる次元」です。私たちの背後で祈ってくださり、泣いてくださり、想い続けてくださる母のような聖なるご存在がいる。それにより私は赦され、浄化され、癒され、生きられる。だから俗人として馬鹿をやっても、欲にまみれたとしても安心して生きられるのです。

親に苦労をかけながら、涙させながら、人は一歩一歩成長し、まともになって生きられるのです。日本に聖なる次元、ご存在がいらっしゃる。それが日本国天皇です。今年、まざまざと見せられた皇室の尊さ。その伝統と精神、そして生命(いのち)。


間もなく令和元年が終わろうとしています。悠久なる歴史を貫く、宇宙の根源より流れ来たる天津真清水(あまつましみず)。天皇陛下がおられる限り、皇室が続く限り、日本は不滅です。

我ら有志一同、元旦早朝、禊より令和二年を始動します。
日本よ永遠なれ!日本弥榮!

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

★次回の言霊の華は1月8日の配信になります。
皆さまよいお年をお迎えください。

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【ご案内】
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【年始年末行事】

◆おもちつき ★時間変更
12月28日(土)11:00〜15:00 (久我山・菅家庵)

◆元旦禊
1月1日(水)6:30〜 (南伊豆・弓ヶ浜)

◆歳旦祭
1月1日(水)16:00〜 (久我山・みすまるの宮)

◆武蔵陵参拝 ★時間変更
1月7日(火)14:00〜 (高尾・現地集合)
その後新年会あり

⇒いずれも事前にお申込みください。

★神楽坂の事務局は12月27日(金)〜1月5日までお休みになります。
連絡先 090-7833-2745 水石まで

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★残り2枠★

【パラオ鎮魂慰霊の旅】

日程:1月27日(月)〜31日(金) 4泊5日

★ペリリュー島・戦跡慰霊
★オレンジビーチでの鎮魂禊
★日本とパラオ・友好の歴史
★世界遺産の海

●詳細はお問合せください。

https://www.umashikuni.co.jp/event-20200127-0131/

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【菅家廊下・翔塾 ベーシック講座】

日程:令和2年2月10日(月)〜12日(水)

会場:湘南国際村センター
   神奈川県三浦郡葉山町

詳細・申込→
https://www.umashikuni.co.jp/20200210-12event/


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◆紀元節の禊◆

日程:2月11日(建国記念の日)

集合:葉山一色海岸 13:00

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【お申込み・お問合せ】
美し国 事務局
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル5階
TEL:03-5227-1778
FAX:03-5227-1772
mail@umashikuni.co.jp
http://www.umashikuni.co.jp

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2019年12月19日

言霊の華 第五五九号

『神話に生かされ神話を生きる』

一昨日、十二月十六日(月)伊勢神宮の内宮に於いて、三節(さんせつ)祭の一つである月次祭が執り行われました。伊勢神宮で最も重要とされている祭祀が十月の神嘗(かんなめ)祭、六月の月次祭、十二月の月次祭でこの三つを三節祭と呼んでおります。

皇室の弥栄、五穀の豊穣、国家の隆昌、並びに国民の平安と多幸を祈願するためのものです。深夜十時から十二時、同じく深夜二時から四時までと由貴大御饌(ゆきのおおみけ)の儀が斎行されます。

この十二月十六日の月次祭の由貴大御饌の儀に、神宮広報室広報課長音羽悟さんの御手配で私と堀内明日香女史が参列の栄誉を頂いたのです。


深夜十時全ての灯りが消えている内宮の境内の中、松明(たいまつ)と提灯(ちょうちん)を持った神官の一行が斎宮(さいぐう)である黒田清子(さやこ)さまを先頭に、それを守るかのように行進して来ます。黒田清子さまは斎宮にふさわしい古代衣裳に身を纏(まと)い、髪飾りを着けられ、何とも美しいお姿で足早に歩いて行かれます。

その後一行はお祓いを受け内宮正殿の儀に向かわれ、私ども参列者も後を付いて参ります。生まれて初めてのお伊勢の深夜の儀式を体験した私が見たもの、それは「火」でした。神官たちの純白の神衣と赤々と輝く松明の火。そして御垣内の中にある正殿の扉が開かれたのを見たのも今回が初めてです。

奥の奥の正殿から聞こえてくる哀切調(あいせつちょう)に響いてくる神官たちの吟詠。真暗闇の中、松明と篝火(かがりび)がまたより一層、幽玄さと神秘性を醸し出し、まるでこの世の世界とはかけ離れた異次元世界の神々や、神と人との生きた神話の世界に入り込んだ氣持ちに陥ったのです。

そして正殿での儀が終了し、一行は天照大神さまの荒魂(あらみたま)をお祀りする荒祭宮(あらまつりのみや)でまた儀式を斎行し終了となりました。これが再び深夜二時から斎行されるのです。


民間に嫁がれたとはいえ、黒田清子さまの何とも凛々しくも美しいお姿は今も尚、皇室の伝統と魂が生きておられるのだと、つくづくとその有り難さに涙が込み上げてきたのです。伝統は生命(いのち)であり、伝統が途切れない限り、生命の連続性は保たれます。

私たち国民がどんなに世俗化され、安楽、享楽、快楽を貪っていようと、私たち国民の意識しない、知らない裏の世界、奥の世界では「日本」が行われ、その伝統を守り、今日尚もし続けられている。そして我々は知らず知らずの間、赦され、生かされていたのだと思い知らされるのです。

国民がどんなに日本人をやめたとしても、天皇および皇室は最後まで日本人であり続けられる。たとえ世界が世の中が、ジェンダーフリーだの、LGBTだの、リベラルだの、夫婦別姓だの、女系天皇だの、それが世の潮流だと叫んでいても、日本は日本であり続けること。決して日本の国柄を失ってはならないのです。

世の潮流に合わせていいことと、世の潮流などに合わせる必要などないこととをしっかり分別し、迎合することなしに日本は日本を貫く覚悟がなければならないです。

そのためには我々は、日本神話に生かされていることを知らねばなりません。お伊勢の祭祀も宮中祭祀も全国の神社の祭祀も全て日本神話に基づいて行われ、続いているのです。


日本神話に生かされていることを知るだけではいけません。日本神話は単なるフィクションの世界ではないのです。それは真実在実相の本来、在(有)る実在世界であり、この世とは高天原世界から映し出された「映(現)し世」なのです。

高天原の神々が「大歓喜」であるため、この世は「大和楽」となり、この世は常にあの世(高天原)に支えられ生かされています。だから我々は日本神話からかけ離れた存在としてあるのではなく、共に日本神話に積極的に参画していくべき宿命的存在なのです。

「日本神話に生かされ、自ら日本神話を生きる」美し国では元旦禊から一年が始まります。それは我々自ら神話を生きる証しとなっているのです。神社参拝も餅つきも禊やお祓いも皆、神話を生きている証拠なのです。

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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(事務局注)
斎宮(さいぐう)とは、天皇の代理として神宮に仕える皇族や元皇族の女性。現在は祭主ともいう)

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【ご案内】
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【年始年末行事】

★おもちつき
12月28日(土)10:00〜16:00 (久我山・菅家庵)

★元旦禊
1月1日(水)6:30〜 (南伊豆・弓ヶ浜)

★歳旦祭
1月1日(水)16:00〜 (久我山・みすまるの宮)

★武蔵陵参拝
1月7日(火)13:00〜 (高尾・現地集合)

●事前にお申込みください。

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【パラオ鎮魂慰霊の旅】

日程:1月27日(月)〜31日(金) 4泊5日

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2019年12月11日

言霊の華 第五五八号

『「格調高き者」とは』

「桜を見る会」が未だに騒々しく、国会ではそれが重要法案の審議の妨げになってしまっています。国会議員の本来の使命とは、政策の立案とその実現にあり、そのため国民から選ばれ委任を受けているのです。

国家の経営者である国会議員とは、国の運命を担う舵取り役としてとても重い責任が課せられている筈。小粒で嘘っぽい正義感を振りかざし、国会議員としての本義や大義を忘れ、ちっぽけな正義感で政敵を攻撃する。彼らの最大の目的と関心は、いかに自民党の支持率を下げ、安倍首相のイメージダウンを狙うかだけなのでしょう。


政治家としての本来の務めを果たしておりません。権力欲、名誉欲、支配欲は逆に彼らの姿に投影されているようで、その正義感など胡散臭くてなりません。「もっと本来の仕事をせよ」と言いたい。心ある国民なら皆うんざりしているに違いありません。

それに同調したり煽動したりしているメディアもあまりにもレベルが低い。格調高き国家、格調高き日本人とは、それは祈りのある国家であり、祈りのある日本人なのです。


相手を引きずりおろし、追い落とそうとする情念は、恨み、妬(ねた)み、嫉(そね)み、憎悪であり、前回述べました「神の前に恥じない自分であるか」の真逆に位置したものです。そして格調高き人とは「赦しと感謝」を持ち合わせているのです。

新約聖書のヨハネによる福音書の中で、イエスが「罪なき者がいるなら、この女を打ってみよ(石打の刑)」と言いました。一人去り、二人去り、そして全員がいなくなったとあります。つまり人間は誰もが同じ問題を抱えて生きているのです。


私は日頃「生かされて生きる命、赦されて生きる命、ありがとうございます」と祈ります。こんなに至らなく未熟で弱い人間であるのにも関わらず、私は赦されているから生きられるのだと信念でそう思うからです。

神から赦されているのだから、私も私を赦そう。そう想うと他者に対しても赦すことができ、寛容と感謝が生まれてくるのです。こんなに至らない自分が他人(ひと)を裁くなど決してできないと思ってしまいます。


自分を赦せない人は他人も赦せない。したがってそれが情念となり他者攻撃、他人への憎悪、悪口批判となって現われるのです。

桜を見る会に限らず、森友学園、加計学園問題の時も、追及し攻撃する野党国会議員の一人ひとりに「立派な顔」の人がいませんでした。左翼的情念がそうさせているのです。


格調の高い人とは大義に生きる人のことを言います。常に己れの利害を超え、他者の為、天下国家の為に命を捧げ切る覚悟を持っている人です。

どうしてかくも日本人は小粒になってしまったのでしょう。それは国家観が揺らいでいるからです。野党議員(自民党議員の一部も含めて)に問いたい。あなたたちはどのような国家観を持っているのかと。

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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【ご案内】
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【年始年末行事】

★おもちつき
12月28日(土)10:00〜16:00 (久我山・菅家庵)

★元旦禊
1月1日(水)6:30〜 (南伊豆・弓ヶ浜)

★歳旦祭
1月1日(水)16:00〜 (久我山・みすまるの宮)

★武蔵陵参拝
1月7日(火)13:00〜 (高尾・現地集合)

●事前にお申込みください。

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【パラオ鎮魂慰霊の旅】

日程:1月27日(月)〜31日(金) 4泊5日

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   神奈川県三浦郡葉山町

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posted by 事務局 at 11:57| Comment(0) | 言霊の華