2020年01月29日

言霊の華 第五六四号

『「中心帰一国家日本」と夫婦別姓問題』

日本は何故、天皇は男系なのか。夫婦は同姓なのか。そして何故、夫の墓に妻が入るのか。これは男尊女卑の現われだからでしょうか。話はそのような単純なものではありません。


そもそも日本に男尊女卑など歴史から見ても存在事実など無く、寧ろ女性の方が尊ばれ重んじられて来たのです。縄文時代も母が一家の中心で、縄文の神々と云えば母神が圧倒的な位置を占めていました。その中心こそ日の大神である天照大御神です。


飛鳥時代、天平時代、日本の仏教化が大きく成されたのも、後宮(皇后、妃、女官たちのいる殿舎)の女性たちの活躍があったからでした。「後宮に悪女なし」と、よく言われて来たのも、西洋王室や中国王朝に悪女が多く登場したにも関わらず、日本の後宮には皆無だったからです。


それほど日本女性の資質が高く、立派だった理由(わけ)はどこにあるかと問えば、日本の中心の神である天照大御神様の存在があるからです。赦し、癒し、羽含み、受容と寛容の女性性、母性性はそこから来ているのです。


そして「和」をもたらすエネルギーは「引く力」にあり、日本神話をみても、母神をはじめ女性たちは潔く隠れたり身を引いたりしています。


天照大御神の岩戸隠れ、黄泉(よみ)の国に行ったイザナミ、ワタツミに帰った豊玉比売(トヨタマヒメ)、産屋に火をつけ覚悟と操を示した木花咲耶比売(コノハナサクヤヒメ)。夫であるヤマトタケルを救(たす)けようとして海に身を投じた弟橘比売(オトタチバナヒメ)等々、皆潔く身を引き、全体を生かそうとしました。


この「引く力」こそ、日本女性の凄さであり、世界に稀にみる美しさと言えるでしょう。そこに「和」が生まれ、世の中に大調和をもたらし、大いなるエネルギーまでもたらすのです。


何故、夫の姓を名乗るのか、何故夫と一緒の墓に入るのか。それは引く力によって「中心帰一」して行くためです。中心とは何か。それは霊魂(みたま)であり天照大御神であり、日本の神々です。


天皇が男系であるのは、それは天照大御神に中心帰一するためなのです。日本は世界に誇る中心帰一国家であるのですから、この伝統精神を守るためにも世界や、世の中の流れ、風潮に染まり、流される必要は全くありません。


現代では女性の多くが社会で活躍しており、仕事の都合上、女性は旧姓を名乗っている人を多く見かけます。それは仕事の都合上やむを得ないことでしょう。しかしそうでない場合、例えば家庭内で兄弟姉妹たちがそれぞれ父の姓を名乗っていたり、母の姓を名乗っていたとしたら、果たしてそれが自然でしょうか。


私には不自然に思えてなりません。「○○家先祖累代の墓」は一体どうなってしまうのか。家族の絆が弱まることにより、ご先祖との絆も弱まり、繋がり、連続性がいつの間にか切れてしまうことは国家全体の絆、繋がりを弱体化させ、遂に亡国を招くというシナリオが隠されているようでならないのです。


「中心帰一国家日本」の伝統精神を決して軽視してはなりません。我等「美し国」の責任は重大です。


合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古


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【菅家廊下・翔塾 ベーシック講座】

日程:令和2年2月10日(月)〜12日(水)

会場:湘南国際村センター
   神奈川県三浦郡葉山町

詳細・申込→
https://www.umashikuni.co.jp/20200210-12event/

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◆紀元節の禊◆

日程:2月11日(建国記念の日)

集合:13時 葉山一色海岸

参加費:会員3,000円/一般5,000円

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◆美し国経営者連盟・2月交流会

日程:2月17日(月)19:00〜22:00

会場:神楽坂セミナールーム

会費:10,000円(懇親会費含)

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◆伊勢研修◆

日程:3月20日(春分の日)

集合:10時 外宮神楽殿前

参加費:会員11,000円/一般15,000円
★2月末まで特別料金

申込・詳細→
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2020年01月22日

言霊の華 第五六三号

『麻生太郎発言は決して失言ではない』

「日本」という国名は奈良時代に生まれたものであり、元々は「大和(やまと)」と呼ばれていました。又は「日出づる国」「瑞穂の国」「秋津島」「豊葦原の国」「大八洲」「美し国」等々、まだまだ呼び名はあります。これほどの呼び名を持っている国は他にはありません。

日本列島にアイヌ人を含めた、縄文人という先住民が古くから存在していましたが、その当時の国の呼び名はありません。現在でこそ薩摩人(びと)、出雲人(びと)、陸奥の人、津軽人、会津人、出羽の人、土佐人、長州人、道産子等々地方名を付けて呼びますが、大昔は日本人を大和人(びと)、大和民族と総称していたのです。


「大和」の国号の言霊の意味は、「八」百万(やをよろず)のモノを「ま」とめ上げて、「留」め置くという意味なのです。この日本列島には早くから色々な人種、部族が渡来し、生活を営んでいたのです。

地方の方言は色々あれども、日本語という全国共通の言葉は自然に発生し、それぞれの固有の文化を持ちながらも融合し、大和の精神は芽生え華開き、共有されて来ました。共栄、共生して行くため人々が最も大切にしてきたものが「和のこころ」でした。


日本列島に渡り住みついた人々の多くに大陸、朝鮮半島出身者がおりました。名前にその名残りがあります。渡(渡辺、渡部)、海部、林、呉(くれ)、金(金井、金山、金沢、金田)、秦(秦野、秦山)、張(張本、張山、張村)。しかし今日、このような姓を目にして中国人だの韓国人だの、東南アジアだのと意識する人々などおりません。皆日本人です。

日本は「大和」の国なのです。それぞれの人種、部族、民族(アイヌ、ユダヤ)が混血し、融合して行ったのです。


アイヌの人々もその多くは融合し、純粋なアイヌ人と言える人々はごく少数派です。確かに日本列島の縄文時代、アイヌの文化は全国広範囲に及んでいました。しかし、数千年の歴史を通じて「日本人」として融合を果たしたのです。ここが北米大陸のネイティブアメリカンやオーストラリア大陸のアボリジニと違うところです。

アイヌの場合、征服や虐殺などはありません。北海道でアイヌ狩りがあって虐殺されたなどと聞いたこともない。但し、国家による社会適応政策があったのは事実でありますが、それはしっかりとした生活保障に支えられていたものでした。


ユダヤ民族は単一民族とよく言われます。アブラハムの子イサク、そしてその子であるヤコブの12人の子どもの十二支族の子孫たちがユダヤ民族と呼ばれています。しかしその中にはカナン(パレスチナ)の先住民であるペリシテ人やモアブ人、またはソマリア人と言った人々との混血も行われていったのです。

そしてだいぶ後になってユダヤ教に改宗したカザフ人までがユダヤ人を名乗るようになったのです。果たして世の中に純粋な単一民族とは一体どのくらいいるのでしょう。


日本の場合、一つの言語、共通の文化、歴史、価値観、そして天皇を戴いていることを認識し、共有し合える民族の形成が事実として存在しているのです。言うならば複合的単一民族と言ってよいでしょう。麻生太郎発言は決して失言などではないのです。あくまで普通認識から来る普通の発言に過ぎません。

悪意と偏見にまみれたメディアや左翼政党に決して屈してはならないのです。

合掌 かむながらありがとうございます
菅家 一比古


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日程:令和2年2月10日(月)〜12日(水)

会場:湘南国際村センター
   神奈川県三浦郡葉山町

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◆紀元節の禊◆

日程:2月11日(建国記念の日)

集合:13時 葉山一色海岸

参加費:会員3,000円/一般5,000円

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◆美し国経営者連盟・2月交流会

日程:2月17日(月)19:00〜22:00

会場:神楽坂セミナールーム

会費:10,000円(懇親会費含)

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◆伊勢研修◆

日程:3月20日(春分の日)

集合:10時 外宮神楽殿前

参加費:会員11,000円/一般15,000円
★2月末まで特別料金

申込・詳細→
https://www.umashikuni.co.jp/20200320-event/

posted by 事務局 at 12:29| Comment(1) | 言霊の華

2020年01月15日

言霊の華 第五六二号

人間は苦労せんと出来上がらんのじゃ』


昨年末、甲子園出場多数の名門野球部へ講演の為、愛媛県の三つの高校へ伺う機会がありました。

学校の近くには、松山出身の軍人、秋山好古(よしふる)、真之(さねゆき)兄弟の生誕地があります。そこには、近代国家を目指す明治の日本と秋山兄弟を描いた小説『坂の上の雲』の世界観が広がっています。

一定の資格さえ取れば博士にも官吏にも、軍人にもなることが初めて自由にできた時代。好古は陸軍で草創期の騎兵を育て、真之は海軍における近代戦術の基礎を確立。ともに日露戦争が勃発する激動期を駆け抜けていきました。


自由な心を持ちながらも、「公」のために命を懸けた、明治の日本人たちの力に満ちた時代。秋山好古は日露戦争で日本の騎兵隊に世界で初めて機関砲を常備して、世界最強といわれたロシアのコサック騎兵団を撃退しました。

敵の猛撃にも一歩も退かなかったその勇名は天下に鳴り響き、陸軍大将に栄進。退役後は松山の北予(ほくよ)中学校の校長に就任します。

青年時代に教員を志し、日本の騎兵隊を育て、陸軍教育総監になった時が、「もっとも嬉しかった」と伝えられる程、生涯を通して「教育」に情熱を注いだ好古。好古は校長時代に子供達に、こう伝えています。

「人間は苦労せんと出来上がらんのじゃ。苦しみを楽しみとする心掛けが大切じゃ」と。


私は野球部の生徒達に講演する時に最初に質問することがあります。それは、彼らが先ず目標に対して「本気」であるかどうかです。勝利の女神は一握りの本気のチームにしか微笑みません。甲子園を目指すならば、相応の努力と覚悟、信念が必要です。

甲子園で日本一を目指すなら、生半可な気持ちでは成し遂げられません。そして道を極めようとすると、必ず自分の弱さ、課題や問題、逆境に出遭います。しかし、本気ならば苦しみも楽しめるものなのです。苦しいのは、本気でないからです。


また、野球チームの生徒たちには、もう一つ、揺るぎない信念を持つことの大切さも伝えています。つまり中心(後述)に帰一すること。人間は弱いものだからこそ、それを支えるものが必要なのです。中心となる信念があれば、苦しい壁、逆境に遭遇しても、一切ぶれることはありません。

生きていれば課題や問題、逆境は沢山。その時に自分に克つ人間は中心軸があるかどうかです。中心軸がなければ人はぶれるものです。


中心とは天皇陛下、日本、神々様、ご先祖様、恩師、家族、仲間への感謝。秋山兄弟や明治の偉人達に共通するのは、中心軸をもっていたことです。その凄み、覚悟のできた人間が、いつの時代も苦しみを楽しみに変え、乗り越えてきたのではないでしょうか。

好古は、後に弟、真之の葬儀で、
「弟は例え秒分の片時でも、『お国のため』という概念を捨てなかった。この事は兄としてはっきり言いうることです」と挨拶し、参列者を感動させたといいます。

数年前、私は、菅家一比古先生の「偉人の会」の講義を聴いてから、日本の魂に目覚めていきました。この冬、高校野球チームにはメンタルのサポート以外に偉人達のことを語り、伝えていきたいと思っています。私が恩師である菅家先生から受け継いだように。

合掌 かむながらありがとうございます。

菅家廊下・翔塾 講師
堀内 明日香


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日程:令和2年2月10日(月)〜12日(水)

会場:湘南国際村センター
   神奈川県三浦郡葉山町

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日程:2月11日(建国記念の日)

集合:13時 葉山一色海岸

参加費:会員3,000円/一般5,000円

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posted by 事務局 at 11:52| Comment(0) | 言霊の華