『「相対化」されない魂の自分』
愛が魂に目覚めた時、真実の愛となり、本モノの愛と言えるでしょう。他人の評価や社会の評価によってこちら側が揺れ動くことは、常に自分を「相対化」しているからです。魂に基軸を置いている人の場合、ぶれることはありませんし、相手への評価もそう簡単には変わらないでしょう。
不動心とは魂から来るもの。魂に目覚めていない人の場合、相対評価の中でさ迷うことになります。安倍晋三首相が辞任発表後に行われた世論調査で内閣支持率は高評価を受け、何と朝日新聞でさえ、支持率70%を優に超えました。
連日のように安倍批判を展開して来たのに、それは一体何故でしょう。国民は、大新聞の反安倍の記事や論調に決して惑わされていなかったことを証明したようなものです。安倍首相が外交、経済対策、国防、災害、コロナ問題に真摯に向かい合って来たのを心のどこかで知っていたのです。
辞任発表の時、それを一挙に思い出し、認識することにより、「何か大切で惜しい人を失ったのではないか」と云う喪失感を持ったのでしょう。安倍首相はどんな批判の中にあってもぶれませんでした。信念を貫き通せたのは、真正保守である日本精神があったからでしょう。
それは決して批判や毀誉褒貶(きよほうへん)に惑わされない、即ち相対化されない魂の自分があったからです。一流の政治家や人物とは、たとえ周囲や、時のメディア、ジャーナリズムの批判、攻撃があろうとも、いかに自分の信ずるところを貫き通せるかにあります。その為にはいつも心を清明にし、神や仏の聲を聴き続けなければなりません。
前回、前々回と「日本精神を取り戻す」と題して述べましたが、それだけでは述べた内には入りません。もっと深くもっと広いものです。百人いれば百人が語る日本精神がある筈です。それほど懐深いものです。
キリスト教精神にはバイブルが、イスラム精神にはコーランが、仏教精神には仏典がありますが、日本精神にはそれに該当するものがありません。即ち「教え」は無いのです。強いて言えば、大自然教。神道、古神道がそれに当たります。
世界宗教の「教え」は全て文字と言葉で成り立っているのに、日本の神道や古神道の場合、文字が出来る前からあるもので、それは「感じ入る」「感じ取る」ものなのです。その感性や霊性を磨くためにあるものこそ、禊祓いの伝統行です。
日本にバイブルやコーランはありませんが、大自然から学び、大自然に還り、随(したが)う心情や心性が養われて行ったのです。それが神道の本質です。立派な日本人とは「清き明(あか)き直き心」の持ち主でなければなりません。それが文字や言葉ではない、「自然」の教えなのです。
魂に目覚めるとこの心が大きく現われ、「大いなるもの」に導かれやすくなります。安倍さんの7年8ヶ月を支えて来たものは、全国の心ある愛国者たちの祈り、そして母の祈り、ご先祖、先人たちのお守りがあったからだと思えてならないのです。
合掌 かむながらありがとうございます
菅家 一比古
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【1日で学ぶ日本の真髄】
あなたは日本の国柄を語れますか?
いかに自分自身に目覚め、魂の扉を啓くのか。
いかに日本人に目覚め、その使命と向き合えるのか。
古神道歴30年の菅家一比古による「禊」の直接指導!
☆日程:10月4日(日) 1日で学ぶ日本の真髄(禊会)<名古屋>
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「偉人に学ぶ経営の心得シリーズ 第2弾」
『渋沢栄一と岩崎弥太郎に学ぶ
資本主義を作り上げた男の生き様 完結編』
8月の偉人を学ぶ会第1弾の続編!様々な困難に打ち克ち、志をもって新しい時代を切り啓いてきた偉人「渋沢栄一と岩崎弥太郎」の完結編!その人生から学びを深めてまいります。
岩崎弥太郎は三菱グループ創業者。
渋沢栄一は「道徳経済合一」を説き、生涯に約500もの企業に関わる。
来年(令和3年)のNHK大河ドラマ『青天を衝け衝け』の主人公であり、
令和6年より新紙幣一万円札の顔となります。
講師:菅家 一比古
日時:10月23日(金) 19:00〜22:00
会場:美し国本部
新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル5階
アクセス:東京メトロ東西線「神楽坂駅」1a出口よりすぐ
参加費:経営者連盟会員・・・無料
美し国会員/一般・・・12,000円(交流会費込)
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10月初旬に秋号をお届けしますので、どうぞお楽しみに!
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2020年09月30日
言霊の華 第五九六号
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| 言霊の華
2020年09月23日
言霊の華 第五九五号
『「日本精神」を取り戻す (その2) 』
日本列島は、縄文以前より人々が住み暮らしていました。縄文草創期は約2万年前と言われておりますが、それより以前、3万年以上も前、旧石器時代があり、それらの遺蹟からも数多くの遺物が発見されております。群馬県で発掘された「槍先型尖頭器」は3万年前のものです。
日本は旧石器時代が縄文の源流であって、その延長線上に縄文文化が花開いたのです。特筆すべきことは、数万年に及んだこの時代、侵略されたり、侵略したりしたことが一度もなかったことです。その証拠に武器など一つも見つかっていません。
たとえ渡来人に侵略掠奪の意図があったとしても、この島で生活し始めると、それらは消滅し、穏やかになってしまうのです。大八洲(おおやしま・日本列島)の持っている霊的磁場がそうさせます。
しかし外国ではこうは行きません。ヨーロッパ大陸でも北米大陸、中南米大陸、中国、中央アジア、中近東でも侵略され侵略する歴史の連続だったのです。あのイギリスでさえ数多くの侵略戦争の歴史の場でした。そこで思うことは、日本精神とは世界で特殊、特有、特筆な奇蹟の精神であり、精神文化だと云うことです。
だからアメリカ精神、イギリス精神、フランス精神、中国精神などの固有名詞など馴染みがないのであり、日本だけが日本精神、大和魂という固有名詞が現在(いま)も生き続けて、人々の中に生き続けているのです。
それでは日本人が忘れ去ろうとしている日本精神とは何か。それは先ず、神話(フィクションではなく)が宇宙開闢(かいびゃく)から現代まで続いているということです。
神話と二十一世紀が日本では別々のものではなく、一つのものとして生き続けているのです。そして「万世一系の天皇」の概念にあるのは、悠久の過去から永遠の未来へと流れる時間が内包されていることです。
いま生ける天皇は、それらを生ける神話として象徴、体現され、宮中祭祀をされています。
占領下にアメリカ軍によって押し付けられた憲法によって定義された、天皇を象徴しているのではありません。永遠不動なる日本国の中心なのです。
日本精神とは、その中心に向かう心、帰一していく心であり、それを抜きにしては成り立つことなどできないのです。日本精神とは、数万年に及んだ睦み合い、称え合い、感謝し合い、分かち合い、支え合い、助け合いの精神であり、それらが古事記(ふることふみ)に述べられているのです。
それを体現し、代表しているのが日本国天皇。天皇(スメラギ)の大御心を生きる。天皇の大御心に帰る。即ち、中心帰一すること。それによって調和が生まれ、平和がもたらされ、繁栄が訪れるのです。その中心帰一は、神仏、ご先祖、父母、先人、御英霊に向かう心と同じです。
縦糸をしっかり結ぶことにより、横糸は自ずと結ばれます。日本精神を失った日本人は、縦取り(中心帰一)を忘れ、横取り社会になってしまったのです。
合掌 かむながらありがとうございます
菅家 一比古
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来年(令和3年)のNHK大河ドラマ『青天を衝け衝け』の主人公であり、
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講師:菅家 一比古
日時:10月23日(金) 19:00〜22:00
会場:美し国本部
新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル5階
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日本列島は、縄文以前より人々が住み暮らしていました。縄文草創期は約2万年前と言われておりますが、それより以前、3万年以上も前、旧石器時代があり、それらの遺蹟からも数多くの遺物が発見されております。群馬県で発掘された「槍先型尖頭器」は3万年前のものです。
日本は旧石器時代が縄文の源流であって、その延長線上に縄文文化が花開いたのです。特筆すべきことは、数万年に及んだこの時代、侵略されたり、侵略したりしたことが一度もなかったことです。その証拠に武器など一つも見つかっていません。
たとえ渡来人に侵略掠奪の意図があったとしても、この島で生活し始めると、それらは消滅し、穏やかになってしまうのです。大八洲(おおやしま・日本列島)の持っている霊的磁場がそうさせます。
しかし外国ではこうは行きません。ヨーロッパ大陸でも北米大陸、中南米大陸、中国、中央アジア、中近東でも侵略され侵略する歴史の連続だったのです。あのイギリスでさえ数多くの侵略戦争の歴史の場でした。そこで思うことは、日本精神とは世界で特殊、特有、特筆な奇蹟の精神であり、精神文化だと云うことです。
だからアメリカ精神、イギリス精神、フランス精神、中国精神などの固有名詞など馴染みがないのであり、日本だけが日本精神、大和魂という固有名詞が現在(いま)も生き続けて、人々の中に生き続けているのです。
それでは日本人が忘れ去ろうとしている日本精神とは何か。それは先ず、神話(フィクションではなく)が宇宙開闢(かいびゃく)から現代まで続いているということです。
神話と二十一世紀が日本では別々のものではなく、一つのものとして生き続けているのです。そして「万世一系の天皇」の概念にあるのは、悠久の過去から永遠の未来へと流れる時間が内包されていることです。
いま生ける天皇は、それらを生ける神話として象徴、体現され、宮中祭祀をされています。
占領下にアメリカ軍によって押し付けられた憲法によって定義された、天皇を象徴しているのではありません。永遠不動なる日本国の中心なのです。
日本精神とは、その中心に向かう心、帰一していく心であり、それを抜きにしては成り立つことなどできないのです。日本精神とは、数万年に及んだ睦み合い、称え合い、感謝し合い、分かち合い、支え合い、助け合いの精神であり、それらが古事記(ふることふみ)に述べられているのです。
それを体現し、代表しているのが日本国天皇。天皇(スメラギ)の大御心を生きる。天皇の大御心に帰る。即ち、中心帰一すること。それによって調和が生まれ、平和がもたらされ、繁栄が訪れるのです。その中心帰一は、神仏、ご先祖、父母、先人、御英霊に向かう心と同じです。
縦糸をしっかり結ぶことにより、横糸は自ずと結ばれます。日本精神を失った日本人は、縦取り(中心帰一)を忘れ、横取り社会になってしまったのです。
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☆日程:10月4日(日) 1日で学ぶ日本の真髄(禊会)<名古屋>
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岩崎弥太郎は三菱グループ創業者。
渋沢栄一は「道徳経済合一」を説き、生涯に約500もの企業に関わる。
来年(令和3年)のNHK大河ドラマ『青天を衝け衝け』の主人公であり、
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講師:菅家 一比古
日時:10月23日(金) 19:00〜22:00
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| 言霊の華
2020年09月16日
言霊の華 第五九四号
『「日本精神」を取り戻す (その1) 』
現在(いま)日本人が思っている「国家」とは、「国家」ではありません。それは観念でしかないただの国です。国家とは国の家のことです。それを家庭、家族に置き換えて考えれば判ることです。
先ず家族の安全が第一優先され、火事を出さない、病人をなるべく出さない、病人が出たら皆で看護する、天災に備える、賊から守るため戸締りを厳重にする、飢えから皆を守る。ご先祖、神仏の祭祀をしっかり行う。そのために家族が一致団結し、仲良く協力し合う。
即ち家を守るとは、家族の生命(いのち)を守ることに他なりません。但し生命は肉体生命に限りません。家の家風、先祖の教え、伝統・文化・絆を含めてのことです。国家も家なのです。大きな家なのです。大生命であり、命以上(個人)の存在です。
家を守ることは国を守ることと同義であり一体なのです。家庭を大切に思えば思う程、それを成り立たせ、保障してくれる存在こそが国家なのだと氣が付くはずです。国家を失った人々や民族がどれほど悲惨な運命を辿ったことでしょう。
過去、イスラエル民族がそうでした。2,000年間に及ぶ流浪生活が続き、第二次世界大戦でホロコーストにより約600万の人々が殺されました。自由を剥奪され、全財産を没収され、衣服も髪の毛も金歯も奪われ、ガス室に送り込まれたのです。
死体はブルドーザーで大きな穴に落され、土で埋められました。ユダヤ人にとって国を失うとは、そのような運命がいつでも待っていると云うことなのです。
一昨日、美し国経営者連盟の定例会でチベット問題の第一人者である、ペマ・ギャルポ先生の講演がありました。中国共産党の侵略により、今まで約120万人のチベット人、ウィグル族の人々が殺害され、100万人の同胞たちが強制収容所に入れられ、悲惨な運命の中にいるとのことです。
チベット問題だけではありません。世界には自由を求め、安全を求め、生き延びようとして国を捨て、難民となっている人々が一億人近くに上(のぼ)っているのです。一切の自由や生活保障や、教育の保障もありません。
安全な国、餓死者が出ない国、自由を謳歌できる国に生まれて来たことがどんなにありがたく奇蹟的なことか。先人たちが血と汗と涙で築き上げた平和で美しい国日本は、ある日突如として誕生したのではありません。ご先祖や英霊、先人たちの犠牲の上に成り立って来たのです。
以前、葛城奈海さんから頂いた戦前戦中の修身の『初等科國語』(復刻版)教科書を拝読し、その美しく感動的な内容に思わず涙しました。一体この本のどこに軍国主義宣揚や狂信的な国家主義があるとでも云うのでしょうか。
国を大切にする心、人や家族や社会を想い、奉仕の心や愛と慈悲の大切さが散りばめられているのです。先の大戦後失った日本精神を改めて発見し、これをどうしても破壊したかったGHQの意図がハッキリと見て取れます。
いつまで日本人は漂流し続けるのか。日本精神を失った現代日本人は根無し草です。それを心ある多くの外国人が嘆いているのです。今年亡くなった台湾の李登輝先生、マレーシアの首相だったマハティール、シンガポールのリークァンユウ等を始め、世界の知日派、学者、文化人、ジャーナリストが日本精神の崇高性を賞賛しています。
それなのに当の日本人が日本精神を失っている姿、構図はいつまで続くのでしょうか。恐ろしい脅威は中国でも韓国、北朝鮮でもありません。日本精神を失った日本人そのものなのです。
(次回につづく)
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現在(いま)日本人が思っている「国家」とは、「国家」ではありません。それは観念でしかないただの国です。国家とは国の家のことです。それを家庭、家族に置き換えて考えれば判ることです。
先ず家族の安全が第一優先され、火事を出さない、病人をなるべく出さない、病人が出たら皆で看護する、天災に備える、賊から守るため戸締りを厳重にする、飢えから皆を守る。ご先祖、神仏の祭祀をしっかり行う。そのために家族が一致団結し、仲良く協力し合う。
即ち家を守るとは、家族の生命(いのち)を守ることに他なりません。但し生命は肉体生命に限りません。家の家風、先祖の教え、伝統・文化・絆を含めてのことです。国家も家なのです。大きな家なのです。大生命であり、命以上(個人)の存在です。
家を守ることは国を守ることと同義であり一体なのです。家庭を大切に思えば思う程、それを成り立たせ、保障してくれる存在こそが国家なのだと氣が付くはずです。国家を失った人々や民族がどれほど悲惨な運命を辿ったことでしょう。
過去、イスラエル民族がそうでした。2,000年間に及ぶ流浪生活が続き、第二次世界大戦でホロコーストにより約600万の人々が殺されました。自由を剥奪され、全財産を没収され、衣服も髪の毛も金歯も奪われ、ガス室に送り込まれたのです。
死体はブルドーザーで大きな穴に落され、土で埋められました。ユダヤ人にとって国を失うとは、そのような運命がいつでも待っていると云うことなのです。
一昨日、美し国経営者連盟の定例会でチベット問題の第一人者である、ペマ・ギャルポ先生の講演がありました。中国共産党の侵略により、今まで約120万人のチベット人、ウィグル族の人々が殺害され、100万人の同胞たちが強制収容所に入れられ、悲惨な運命の中にいるとのことです。
チベット問題だけではありません。世界には自由を求め、安全を求め、生き延びようとして国を捨て、難民となっている人々が一億人近くに上(のぼ)っているのです。一切の自由や生活保障や、教育の保障もありません。
安全な国、餓死者が出ない国、自由を謳歌できる国に生まれて来たことがどんなにありがたく奇蹟的なことか。先人たちが血と汗と涙で築き上げた平和で美しい国日本は、ある日突如として誕生したのではありません。ご先祖や英霊、先人たちの犠牲の上に成り立って来たのです。
以前、葛城奈海さんから頂いた戦前戦中の修身の『初等科國語』(復刻版)教科書を拝読し、その美しく感動的な内容に思わず涙しました。一体この本のどこに軍国主義宣揚や狂信的な国家主義があるとでも云うのでしょうか。
国を大切にする心、人や家族や社会を想い、奉仕の心や愛と慈悲の大切さが散りばめられているのです。先の大戦後失った日本精神を改めて発見し、これをどうしても破壊したかったGHQの意図がハッキリと見て取れます。
いつまで日本人は漂流し続けるのか。日本精神を失った現代日本人は根無し草です。それを心ある多くの外国人が嘆いているのです。今年亡くなった台湾の李登輝先生、マレーシアの首相だったマハティール、シンガポールのリークァンユウ等を始め、世界の知日派、学者、文化人、ジャーナリストが日本精神の崇高性を賞賛しています。
それなのに当の日本人が日本精神を失っている姿、構図はいつまで続くのでしょうか。恐ろしい脅威は中国でも韓国、北朝鮮でもありません。日本精神を失った日本人そのものなのです。
(次回につづく)
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