2020年12月23日

言霊の華 第六〇八号

今週の言霊の華は、堀内明日香よりお送りさせていただきます。


『日本人として忘れてはならない日』

大東亜戦争終戦後、勝者となった連合国は自らの正義を演出するため敗者側日本に戦争犯罪人を創り出し、訴追し裁くという手段をとった東京裁判。しかし、この裁判の結論は、最初から決まっているものでした。東京裁判は『勝者からの一方的裁き』『復讐のための裁判』に過ぎないものでした。

戦犯の汚名を背負わされ、A級戦犯とされた28名のうち7名が 絞首刑。他にアジア各地で行われた軍事裁判でもB級戦犯、C級戦犯に指名され、1000名以上の日本人が命を奪われました。

A級戦犯として罪障一切を一身に引き受けて、絞首刑されたその日は、当時の皇太子殿下のご生誕の日でした。日本人への『見せしめ』のためでしょう。それは連合軍にとってはクリスマスイブの前夜祭でもあり、イブを迎える前にA級戦犯を処刑し葬ったのです。

しかも火葬されたあとの遺体を残骨捨場に廃棄。それを三文字正平弁護士と興善寺住職市川和尚が夜、命懸けで忍び込み遺骨を奪取。しかし遺骨が入り交じっていたために各遺族に分けることもできず、一時、人目を避けて伊豆山中に密かに祭られていました。そして昭和35年、三ケ根山頂に殉国七士のお墓と慰霊碑が建てられたのです。

私は宝塚時代を経て社会人となり、34歳の時に熱海の興亜観音に菅家先生とご一緒し、この真実を知りました。日本では近現代史の真相を未だに国民に伝える努力が払われていないことが、悔しくてなりません。

今月、日米開戦の日には菅家先生、美し国中部代表幹事の大須賀広士先生とA級戦犯の眠る三ケ根山へ懇ろに鎮魂供養をして参りました。菅家先生は号泣しながら『申し訳ございません、ごめんなさい』と祈っておられました。


東京裁判や三ケ根山の真実を次世代へ繋げなければ、真実の歴史は読み解くことができないと感じてなりません。歴史の真実を知り、先人たちの痛みを知ることにより、我々日本人の生き方は変わっていくものと実感いたします。

開戦せざるを得なかった当時の為政者たちは、ぎりぎりまで悩み、追い詰められ、座して死を選ぶか、立って活路を開くかの選択を迫られたのです。何も無謀な戦争に踏み切ったのではありませんでした。A級戦犯の方々も国の犠牲者であることに何ら変わりはないのです。

昭和30年、国会によって戦犯事項は撤廃されました。この時点で既に法律上戦犯はいないのです。

かむながらありがとうございます

菅家廊下翔塾 堀内明日香

★次回の言霊の華は1月6日(水)の配信になります。
本年も皆様の温かいご支援により支えていただき心より感謝申し上げます。どうぞ良いお年をお迎えください。

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【事務局より年末年始のご案内】
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◆おもちつき 
本年はコロナの影響により中止とさせていただきます。

◆元旦禊
1月1日(水)6:30〜 (南伊豆・弓ヶ浜)
詳細はこちら⇒
https://umashikuni.co.jp/event-gantan

◆歳旦祭
1月1日(水)17:00〜 (久我山・みすまるの宮)

◆武蔵陵参拝 
1月7日(木)午後から (高尾・現地集合)

⇒いずれも事前にお申込みください。

★神楽坂の事務局は12月28日(月)〜1月4日(月)までお休みになります。
連絡先 090-2484-1906菅原まで
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【1月イベントのご案内】
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【美し国経営者連盟 第18回定例会】

古神道家35年
菅家一比古が語る日本の心シリーズ
勉強会&経営者交流会

【1部 勉強会】
『日本精神からくる企業成長 〜老舗企業と日本の歴史から学ぶ人材育成の本質〜』

講師:菅家 一比古
一般社団法人美し国 代表

【2部 経営者交流会】
学びを通して、人脈を広げよう!ご参加の皆様のご縁をつなぐ交流会です。はじめての方も大歓迎です!

日時:令和3年1月26日(火) 19:00〜22:30

会場:美し国 神楽坂セミナールーム
東京都新宿区神楽坂6丁目42 神楽坂喜多川ビル5F

アクセス:東京メトロ東西線「神楽坂駅」1a出口よりすぐ

参加費:経営者連盟会員・・・無料(会員制のため)
美し国会員/一般・・・13,000円(交流会費込)
限定25名

☆お申込みはこちらから
https://umashikuni.co.jp/event/20210126

※新型コロナウイルスの感染拡大防止に最大限努め、開催いたします。
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【お申込み・お問合せ】
美し国 事務局
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル5階
TEL:03-5227-1778
FAX:03-5227-1772
mail@umashikuni.co.jp
http://www.umashikuni.co.jp
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2020年12月17日

言霊の華 第六〇七号

『「母なるもの」の喪失と日本人』 

「かなしい」とは「悲しい」であり、「哀しい」でもあり、そして「愛(かな)しい」でもあります。かなしみを極めたものこそ「愛」なのです。仏教的表現では「大悲」とでも言えるでしょう。

維摩(ゆいま)経には「衆生(しゅじょう)の病は痴と有愛(うあい)より起こり、菩薩の病は大悲より起こる」とあり、「観音大悲」と云う言葉も知られています。

私は社会教育事業の一環で母親問題、女性性、母性性のことについて講演やセミナーを行なってきました。その時に出てくる言葉に「悲が動く」があります。

「離れているから悲しい、別れているから悲しい」。一つにしよう、一つになろう、自他不二、自他一体、そして自他同化に向かわしめる心が「悲が動く」なのだと。日本の底流には、この情感が常に存在しているような氣がしてなりません。

松尾芭蕉の句に「秋深し隣は何をする人ぞ」は、一見ごく普通の句に思えがちですが、そこには芭蕉自身の深い宗教性や、人間観が秘められております。日本人独特の寂寥(せきりょう)感、孤高性や儚さなどの無常観です。それは和歌、俳句、日本文学の多くの作品の中にも滲み出てきます。

芭蕉の先程の句には、隣人の生活風景ばかりではなく、心の風景までもが自らの心の風景と一体となって詠み込まれているに違いないでしょう。

平家物語は、日本人の心象風景が見事に作り上げたものです。「滅びゆくものへの共感、哀切、惻隠が琵琶法師の奏でる音と語りにより、美的となって日本人の心を捉えました。源氏も三代で早々に滅びたにも関わらず、「滅びゆく美」とはならなかったのです。

源氏が滅んでも人々の涙は誘いませんでした。平家一族は其々家族愛が深く、強い絆で結ばれ、栄華も滅亡も皆一緒だったのに比べ、源氏の棟梁である頼朝は次々と弟たちを殺害して行きました。その後の執権、北条氏は遂に天皇に弓を引いたのです。

西国武士団と東国武士団の決定的違いは、その雅性と文化性にあります。西国武士たちは常に和歌や連歌(れんが)に勤しみ、大陸や朝鮮半島の文化を自由に取り入れます。

特に村上水軍等は連歌興行に力を入れ、言霊の力を磨いて行きました。合格しなければ船長になれません。言霊によって天候をも左右すると信じられていたのです。西国武士団はやがて明治維新の中心に躍り出て、遂に東国武士団の江戸幕府を滅ぼしたのです。

今年は三島由紀夫先生没50年の年でした。これまで三島由紀夫先生の死に関して多くの人々が論評し、本も出されてきたにも関わらず、三島先生の「悲しみ」について語ったものがあまりにも少ないと感じます。いまここで述べるには無理があるように思いますが、少しだけ触れてみたいと思います。

冒頭の「悲しみ」についてに戻ります。三島先生は悲しかったのだと思わずにおれません。美しい日本の破壊とは、きっと「母」なるものの喪失だったのです。幼い自分を一人残して立ち去って行く母。その後を追いかけ「お母さん!お母さん!何処に行っちゃうの、僕を置いて何処に行っちゃうの!」。

そしてとうとう道の中に転び、地面に座り込み、泣きじゃくりながら遠くなっていく母の後ろ姿を見ている。母なるものの喪失・・・。それが深層にあったのだと思います。何故なら今の私がそうだからと云うしかありません。

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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【イベントのご案内】
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【名古屋禊会】〜1日で学ぶ日本の真髄〜

あなたは日本の国柄を語れますか?
いかに自分自身に目覚め、魂の扉を啓くのか。
いかに日本人に目覚め、その使命と向き合えるのか。
古神道歴35年の菅家一比古による魂の講義と「禊」の直接指導!

☆日 程:12月20日(日)
☆場 所:名古屋(南知多)
☆参加費:美し国会員10,000円/一般13,000円(交通費・食事代別途)

※詳細は事務局までお問い合わせください。 

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【元旦禊】
令和3年1月1日(金)6:30〜禊スタート (南伊豆・弓ヶ浜)

価格を変更いたしました。

<会員>
宿泊なし 10,000円→8,000円
宿泊あり 25,000円→23,000円

<一般>
宿泊なし 13,000円→10,000円
宿泊あり 28,000円→25,000円

◎申込み締切日:12月18日(金)

☆お申込みは事務局まで

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【美し国経営者連盟 第18回定例会】

古神道家35年
菅家一比古が語る日本の心シリーズ
勉強会&経営者交流会

【1部 勉強会】
『日本精神からくる企業成長 〜老舗企業と日本の歴史から学ぶ人材育成の本質〜』

講師:菅家 一比古
一般社団法人美し国 代表

【2部 経営者交流会】
学びを通して、人脈を広げよう!ご参加の皆様のご縁をつなぐ交流会です。はじめての方も大歓迎です!

日時:令和3年1月26日(火) 19:00〜22:30

会場:美し国 神楽坂セミナールーム
東京都新宿区神楽坂6丁目42 神楽坂喜多川ビル5F

アクセス:東京メトロ東西線「神楽坂駅」1a出口よりすぐ

参加費:経営者連盟会員・・・無料(会員制のため)
美し国会員/一般・・・13,000円(交流会費込)
限定25名

☆お申込みはこちらから
https://umashikuni.co.jp/event/20210126

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【お申込み・お問合せ】
美し国 事務局
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル5階
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2020年12月09日

言霊の華 第六〇六号

『生命の働きは生きる真剣さから生まれる』 

日本で観念するところの『カミ』とは、隠れるの「カ」、霞の「カ」、赫(かがや)きの「カ」で、ミとは美の「ミ」、木の実の「ミ」、霊魂(みたま)の「ミ」のことです。またカミは、「上」でもあります。目に見えない、いと高き次元のエネルギーが今次元に萌え出でて、ひとつの生命を結成する作用を産霊(ムスヒ)と呼び、お結びの語源でもあります。

そしてこの「ムス」は、息子、娘の「ムス」でもあります。生命あるところには、必ず産霊の働きが作用し、決して消極的停滞はありません。常に動き、生成発展、成長し続ける運命であり、法則となっているのです。

若し生成発展、成長を遂げていないとするならば、それは生命の働き、法則に反しているのであり、生命の本質に対し無知であることの証明に違いありません。産霊の働きは、人の想像、願い、理想、志が強いところに大いなる威力を発揮してくれます。人との出会い、関り合い、繋がりを始め、チャンスや直感まで豊かにもたらすのです。

産霊の働き、即ち生命の働きは、霊魂(みたま)の願いや霊魂の喜ぶ行為によって鋭敏になり、そのために禊、祈り、善き言葉、善き行為が必要です。親切(愛他行、利他行)や慈愛、下坐行(謙虚)が伴えば、霊魂は更に喜び、産霊の働きが活発になるのです。この人こそ成功(幸)者に違いありません。

萌え出ずる命はやがて消滅に向かい、生命活動が緩やかになり、細胞組織が分解し解体されて行くことにより、再び隠身(かくりみ)となります。これを解(ほど)ける、つまり「仏」となるのです。

生まれてくること、今次元を生き、生成発展することが「カミ(神)」「ムスヒ(結び)」と呼び、消滅し、隠身となることを仏(解け)と云うのです。人間はこのように神と仏の間を行き来している存在だと言えるでしょう。


さて話は変わります。人はよく命を賭(懸)けると口にしますが、「命を賭ける」とは、観念では解っていても、具体的、現実的には中々出来るものではありません。しかし特攻隊や西太平洋、シナ大陸で戦死した英霊たちは、まさしく命を賭けました。賭けたと言うよりか捧げました。

幸か不幸かその場面に直面したのでした。この時、観念など吹っ飛んだに違いありません。現代において、死を覚悟したり、直面することなどほとんどありません。せいぜい臨終間際でしょう。

豊かな時代と社会の相続人である我々は、生きる緊張感があるでしょうか。それは死を意識してはじめて生じるものです。研ぎ澄まされた生きることへの緊張感があってこそ、我々は物事を成し遂げることが出来るのです。真剣になればなる程、あるいは追い込まれる程、産霊(ムスヒ)の力が働き、生命(いのち・霊魂)の働きが活発になるのです。

アルピニストで美し国の副代表である野口健さんは、何度も死に直面しました。それどころか多くの仲間たちが眼前で死んでいくのを体験しました。そしてエベレストの八千メートルあたりから、沢山の遺体がそのまま凍って放置されているのを見て来たのです。

きっと先の大戦で生死をさ迷った兵士たち、そして亡くなった英霊たちも同じだったことでしょう。近代文明に生きる豊かな社会の相続人たちの、ヒューマニズムと云う病が生きる真剣さを奪ってしまっています。

日本のために命を捧げていった偉人たち、英霊たちの姿をしっかり知り、学んで行くことにより、生命の重み、意味、尊さが判ってきます。この原稿を真珠湾攻撃、日米開戦の十二月八日に書いております。

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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【イベントのご案内】
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【元旦禊】
令和3年1月1日(金)6:30〜禊スタート (南伊豆・弓ヶ浜)
◎申込み締切日:12月18日(金)

☆お申込みはこちらから
https://umashikuni.co.jp/event-gantan

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【美し国経営者連盟 第18回定例会】

古神道家35年
菅家一比古が語る日本の心シリーズ
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【1部 勉強会】
『日本精神からくる企業成長 〜老舗企業と日本の歴史から学ぶ人材育成の本質〜』

講師:菅家 一比古
一般社団法人美し国 代表

【2部 経営者交流会】
学びを通して、人脈を広げよう!ご参加の皆様のご縁をつなぐ交流会です。はじめての方も大歓迎です!

日時:令和3年1月26日(火) 19:00〜22:30

会場:美し国 神楽坂セミナールーム
東京都新宿区神楽坂6丁目42 神楽坂喜多川ビル5F

アクセス:東京メトロ東西線「神楽坂駅」1a出口よりすぐ

参加費:経営者連盟会員・・・無料(会員制のため)
美し国会員/一般・・・13,000円(交流会費込)
限定25名

☆お申込みはこちらから
https://umashikuni.co.jp/event/20210126

※新型コロナウイルスの感染拡大防止に最大限努め、開催いたします。
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FAX:03-5227-1772
mail@umashikuni.co.jp
http://www.umashikuni.co.jp
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