2017年09月21日

言霊の華 第四四七号

『古事記神話はフィクションではない』 

私は時々神話の大切さを講演や講義で話します。国家なり民族なりを顕らしめているものこそ神話です。それは民族共通の深層心理が作り上げたものと言って良いでしょう。

欧米世界やユダヤ、イスラム教世界に共通しているのは、共に旧約聖書の天地創造や、エデンの園神話がいまだ生き続けており、それが世界情勢に多大かつ重大な影響を与え続けている点です。


欧米やイスラム世界、或いは中国、朝鮮を突き動かしているものは、数千年に亘り営まれてきた牧畜遊牧民の苛烈な土地と物と人、そして水、オアシスの争奪です。彼らはそのような中で戦い方を学び、政治性、統治能力を高めてきました。

狡猾、残忍さは弱肉強食、優勝劣敗の中で生き延びてきた彼らにとっては当然の感覚、または本能として持ち合わせたものです。


深層心理にあるもの、そしてDNA化したもの、とは一体何か。それが神とサタンの善悪闘争でした。同じ神を信じているユダヤ、キリスト教、イスラム教の人々は何故お互い殺し合うのか。決して融け合うことのない世界、赦し合うことのできない歴史の連続とその重み。

トランプもプーチンも習近平もまさにそれぞれの民族、国家の深層心理が指名打者として選んだ戦士たちだったのです。


さて、日本を見ていますと、全く欧米、イスラム世界とかけ離れた対局にある存在と言って良いでしょう。日本を動かしているものはやはり古事記神話です。ただし、日本と他国の神話とは意味合いが大きく変わってきます。

日本の場合ですと「神話」と言ったとき、欧米の「フィクション」と違ってきます。そもそも「神話」という概念など日本にはありません。古事記なども「ふることふみ」と言って、日本民族に古くから伝わる「記憶」の「記録」書でした。決してフィクションではなかったのです。そもそも欧米では「神話」とは「作り話」であって真実に非ず、〇〇神話と表現されます。


日本の場合、古事記神話とは民族共通の願い、直観、霊感、理想、使命がもたらしたものです。未だに神話が生きているからこそ、二千七百年、国家が存続し、天皇、皇室が存在し、お伊勢をはじめ全国に夥しい数の神社が存在し、春や秋の大祭では地元の老若男女が集まり、賑やかな風景を演じてくれています。

初詣には国民の九割が神社にでかけます。神話が単なるフィクションではなく日本人のDNAとして、生活の隅々まで生き続けているからです。

欧米の場合、失楽園で生じた原罪、善悪(神・サタン)闘争のみがノンフィクションのように現代に至るまで人類を呪縛し続けます。


欧米、イスラムの深層心理の奥を更に突き破った時、人類意識、神意識に至ります。それが日本の古事記神話の意識であり、人類が目指さなければならないものなのです。

古事記の世界は単に日本だけのものではなく、人類共通の普遍化された価値観に違いありません。それを天(神)は古事記に著してくださったのです。

先ずは我ら日本人がそれを体現することです。

合掌 かむながらありがとうございます。

菅家 一比古

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【行事案内】
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参加費:志

懇親会:会費4,000円

申込先:美し国事務局
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   大阪市都島区網島町9-10
   (JR東西線「大阪城北詰駅」より徒歩1分

参加費:【事前振込】
講演会・懇親会  一般/10,000円  美し国会員/8,000円
講演会のみ  共通/2,000円(要申込)

お申し込みはこちらから⇒
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締切:9月30日(土)

posted by 事務局 at 11:13| Comment(0) | 言霊の華
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