2018年03月08日

言霊の華 第四七〇号

『パラオ鎮魂慰霊訪問記 その(2)』 

朝七時三〇分からBSNHKで朝の連続テレビ小説「わろてんか」を見ています。その十五分前が再放送の連続テレビ小説「花子とアン」です。現在(いま)奇妙な現象が起きているのをお氣づきですか。

時を一にして、反戦平和の場面がいやらしい程露骨に出てきています。NHKの十八番(おはこ)の左翼反戦平和主義の戦略的番組編成の巧みさにはただ呆れるばかり。彼らは共産党と全く同じで、戦略的に日本を内側から崩壊させようと企み、活動しているのです。

これが受信料を払って作られている公共放送かと思うと、日本のためにいつの日かNHKを潰してやりたいと固く決意するものです。「あなたたちの思い通りには決してさせない」と。


さてパラオ鎮魂慰霊訪問記その(2)に入りたいと思います。私たち一行七名は、毎日のように泣いておりました。成田を飛び発つ前から「パラオに行ったら思いっきり泣こう」と話していたからか、鎮魂のご神事や戦蹟巡りの度、夜夕食の度ごと泣きました。

我々は毎朝六時三〇分(日の出)からホテルの裏のビーチで禊をし、一日を出発したのでした。ホテルのあるコロール島から高速ジェット船で約一時間十五分程でペリリュー島に到着します。途中の海の美しさ、島々の美しさをどう表現したらよいのか解りません。この美しい珊瑚礁の島々はまるで楽園で天国かと思う程美しい。

しかし七十四、五年前、ここは確かに大激戦が繰り広げられ、地獄のような世界が存在した地なのです。そのギャップに現実がついていけません。大量の米軍が押し寄せるまでどんなにか美しく平和な島々であったことか。


ペリリュー島に着いた一行は先ず千人洞窟をお参りしました。この洞窟で約一千人が玉砕されたのです。錆ついた壊れた釜や飯盒(はんごう)、皿、割れたガラス瓶等々が生々しく残っていました。洞窟内を巡りながら涙が止めどなく溢れてきます。

我々一行は島内(ペリリュー島)七時間滞在の特別スケジュールのお陰で、実に懇ろなお参りとご神事ができたのです。その度に一同泣きました。十三年間ガイドの仕事をしているという小泉さんまで泣いていました。


我々は大激戦だったオレンジビーチで禊を斎行しました。オレンジビーチは日米双方の兵士の血で海や浜が真赤に染まったと云われております。禊中、一同は号泣しながら「海ゆかば」を歌ったのです。

そして海から上がり、国歌斉唱の後、元タカラジェンヌ、堀内明日香さんの歌の奉納がありました。「荒城の月」、「浜辺の歌」、「椰子の実」、「さくら貝の歌」…。

どれもこれも英霊たちが歌っていただろうと思われるものばかりです。オレンジビーチに限らず、それぞれの慰霊碑、遥拜所(ようはいじょ)、ペリリュー神社、中川大佐終焉の地で堀内明日香さんの美しい鎮魂の奉納歌は続きます。


坂の上の雲の主題歌「Stand Alone」、劇団四季の「メモリー」、そして「故郷(ふるさと)」。「故郷」は、一番「うさぎ追いしかの山・・・」とあるように、自分たちの生まれ故郷を喚(よ)び覚ますかのように。二番「いかにいます父母・・・」とあります。そして三番は「志を果たしていつの日にか帰らん・・・」とあります。

しかし英霊たちはとうとう祖国に帰れませんでした。あまりにもの切なさと申し訳なさに一同の号泣は続きます。我々はきっと英霊たちと共感共鳴現象を引き起こしていたのだと思います。英霊の皆さまは喜んで下さったと実感したのです。

いまでも思い出す度に涙が込み上げてきます。すっかり涙腺が緩み涙脆くなってしまった我々です。ペリリュー島から帰ってきた一行はその夜、夕食を囲みながらそれぞれ感想を述べ合いました。やはり皆泣いておりました。


阪神淡路大震災、東日本大震災のことを決して忘れてはならないと世間ではよく言います。しかしそれ以前に忘れてはならないのは、先の大戦で散華(さんげ)して逝った英霊たちのことではないでしょうか。しかし人間とは悲しいもので、そうと分っていながら忘れてしまう存在なのです。

快楽、享楽、安楽を貪(むさぼ)り、暗い、悲しい、辛い、寂しいに埋没できないようになっており、とくに日本人はそのような傾向が強いようです。パラオに行って驚いたのはお料理が美味しかったこと。悲しいけれどお料理やお酒を楽しんでいた一行でもあったのです。

パラオに行く日本人が増えております。目的は鎮魂慰霊ではなく、スキューバーダイビング、シュノーケリングです。その楽しみや悦びは否定しませんが、その地は七〇数年前に日本を守るために国の楯になって死んで逝った英霊たちが眠る島であることを忘れてはならないのです。


日頃忘れてしまうのは先ほども述べたように仕方のないことです。だからこそ時々記憶を喚び覚ますため、靖国の杜で頭を垂れ、遊就館を訪れ、機会があれば知覧や沖縄を訪れる。

日頃忘れてはいるけれど原点に帰り、「何故私は生きていれるのか、どうあるべきなのか」を自問自答する。きっとその時、英霊たちが答を下さるに違いないのです。

我々一同はパラオを訪問して更に「日本人」に帰ることができた悦びを噛みしめております。

長くなりましたが、パラオ鎮魂慰霊訪問記を終了します。

合掌 かむながらありがとうございます

菅家 一比古

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posted by 事務局 at 11:07| Comment(0) | 言霊の華
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