2018年04月12日

言霊の華 第四七四号

『魂で観る「懐かしい」日本』

「男はつらいよ」のフーテンの寅さんは、葛飾、柴又帝釈天商店街がふる里です。時々思い出したように帰ってきます。そう言えば、我が父も幼い子どもたちを置いて北海道を離れても、二年に一度くらいは帰郷していました。

幼な心に父が帰ってきた最初の一週間程度は嬉しかった記憶があり、段々とその楽しみ、喜びは薄らいで行きました。父は明治の男で、決して優しいいいパパ振りを発揮したことなんかありません。氣むずかしく威厳に満ちていました。


祖父の時代から北海道に生きてきた父。祖父忠太郎は現在の釧路を造った人で釧路港も、釧路と網走を結ぶ釧網線を造ったのも祖父です。それを基盤にして北海道でトップの建設会社に育て上げたのが父とその兄弟たちでした。

北海道の開発と発展とは切っても切れない関係は、きっと北海道の「地霊」と強く結びついていたからに違いありません。だからどんなに北海道から離れようと、父の魂は北海道の魂に喚ばれるのです。


人は何故、ふる里が懐しいのだろうか。それは自分が拠って立つ所だからであります。あの有名な「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラが夫のレット・バトラーと散々喧嘩して、夫が立ち去った後の悲しみの中から立ち上がり「そうだタラに帰ろう、タラに帰って彼を呼ぼう」と言いました。

自分の激しい性質を培った土地、人間性の原点であるふる里タラ。フーテンの寅さんも時々柴又に帰るのは、自分が拠って立っている魂のふる里を無意識的に知っているからでしょう。「懐かしい」という感情は魂から発しているものなのです。


魂の実在、存在がはっきり解ってきますと、ふる里ばかりではなく、人に対しても国家に対しても「懐かしい」感情が溢れてくるのです。「懐かしい」という感情は「恋しい」感情をもっと深めたものです。母親も「恋しい」存在から「懐かしがられる」存在になった時、本モノだと言えます。

自分の魂が知っている、拠って立っている日本。明治期に多くの日本人がハワイ、カリフォルニア、中南米へと開拓移民として日本を離れました。どれだけ強い望郷の念に駆られたことでしょう。我々には帰るべき祖国がある。魂のふる里日本が存在している。

二千年前、国を失ったイスラエルの人々は帰るべき祖国が無く、世界の流浪の民として悲惨な迫害を受け続けてきました。唯一日本だけがユダヤ人迫害をしませんでした。それどころが多くのユダヤ人を救済したのです。


魂の扉が啓けた時、我々日の本の民は魂で日本を捉えるようになります。その日本は「永遠の日本」です。懐かしさ溢れた美しい日本です。その時、本当の出会いを果たしたと言えるでしょう。

現象の日本を見ていると、失望感や虚無感に陥ります。しかし魂で観る日本は美しい神の国。天皇国家日本です。それは永遠の日本。心に繋がるふる里日本。血に繋がるふる里日本。魂に繋がる日本。

そのようなふる里を守らなければならない義務を背負っていることを我々は忘れてはならないのです。

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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posted by 事務局 at 10:00| Comment(0) | 言霊の華
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