2020年06月03日

言霊の華 第五八〇号

『日本の最高ブランドは日本人自身』

今年もはや、水無月(六月)を迎えました。この三、四ヵ月は武漢ウイルス禍で、日本国中がいままでになかったようなスローライフを体験したようです。満員電車はガラガラ、高速道路や幹線道路の渋滞は嘘のように消え、閑散とした商店街。歓楽街のあの賑わいや、学校のグランドや、公園での子どもたちの歓声も消えました。

騒々しい文明生活から解放され、静寂な時間がいつまで続くのか。それは束の間であったとしても、歴史的出来事として人々の記憶に残るに違いありません。人間は関わり合う存在として、共同体(コミュニティ)生活を営んで来ました。


最大の関わり合う濃厚接触共同体こそ家族です。日本の場合、土地が狭く住宅事情もあり、六畳、八畳の部屋に何人もの家族が寝食を共にし、家族全体がお互いを助け合い、家事など皆で手伝うのが普通でした。一人ひとりが自己主張し、我がままを言ってばかりでは生きていけません。運命共同体だったのです。

常に中心に居たのはお母さんでした。一家の中心こそお母さんで、お父さんは一家の大黒柱。家族共同体は、ほとんどが敬神(仏)崇祖です。自然万物を拝み、感謝する。ご先祖の供養を欠かさず祭祀をする。これが普通の日本の原風景だったのです。


日本人の基本的人間形成は、このような中から培われて来ました。日本人の人の良さ、氣の遣い方、白黒をつけない曖昧さなどは、相手を傷付けまいとする思いやりがそうさせているのです。共同体の和を第一優先させる心は、道義性として日本人の心を貫きます。

「滅私奉公」、「公益無私」、「則天去私」等の言葉は、儒教から生じたものではなく、縄文来の日本人に根付いている「心性」なのです。「人を先にして、自分を後にする」。道義性とは、判り易く言えばそういうことです。


さて巷間では、医療従事者に慰労、感謝の氣持ちを伝えようとブルーインパルスまで飛んでいます。命を懸け、身体を張って人々の救済に直面している医療関係者のご苦労には、まことに頭が下がる思いでいっぱいです。

しかし一方で忘れていけないことは、自衛隊の存在です。自衛隊こそ、それが日常として行われています。日々訓練が行われ、災害時は当り前かのように出動を命じられる。自衛隊は、殺人マシーン集団だの、憲法違反だのと罵られながら、災害救助時は当然だとばかり働かされるのです。


国の守りの為、現在(いま)も尚緊張の連続であり、尖閣諸島が中国に占領されるのは既に時間の問題と思われています。有事の時、いつでも死ぬ覚悟を持たねばならないのが自衛隊なのです。

自衛隊は派遣された海外から賞賛を浴び、尊敬を受けています。それは勿論、規律規範、高度な訓練と機動性等もありますが、実はその一人ひとりの人間性にあります。拓殖大学教授の呉善花先生は仰います。世界が注目する日本ブランドは「日本人自身」と。


先日、菅家廊下の1日セミナーを開催しました。そこには海上自衛隊の若い幹部も数名参加されたのです。それぞれ海外留学が決まり、将来の幕僚長候補たる優秀な人材です。

留学前に日本の源流、理念と心、神道、古神道を学びたいとの願いが実現したのでした。真剣に聞き入る姿、鋭い質問、流石エリート達です。彼等の目の輝きこそ、日本が長い間培って出来た「日本ブランド」そのものだと実感したのでした。

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

-------------------------
【ご案内】
-------------------------

★禊体験会★

月に1度、禊(みそぎ)を実践してまいります。

日程:6月13日(土)

場所:龍神の滝(檜原村)
  ※変更になりました。

参加費:5,000円(交通費別) 日帰り

持ち物:かんむり(白鉢巻)、ふんどし、サンダル、タオルなど

お申込み:美し国事務局 締切 6月10日(水)

<今後の日程>
●7月11日(土)母の白滝(河口湖)
○8月15日(土)龍神の滝(檜原村)

※当日の天候、参加者の状況により変更もございます。
ご不明な点はお問合せください。

詳細・申込→
https://www.umashikuni.co.jp/20200419-event/

-------------------------

【経営者連盟 6月定例会】

日程:6月19日(金)19:00〜21:00

会場:神楽坂 美し国本部

★事業プレゼンテーション
 岩月淳  株式会社アルラ 代表取締役

★講話 菅家 一比古先生

★交流会 20:30〜22:00

参加費 経営者連盟会員:無料
   ゲスト:10,000円

=========================
【お申込み・お問合せ】
美し国 事務局
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル5階
TEL:03-5227-1778
FAX:03-5227-1772
mail@umashikuni.co.jp
http://www.umashikuni.co.jp
posted by 事務局 at 13:24| Comment(0) | 言霊の華
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: