2021年03月31日

言霊の華 第六二一号

『お伊勢が物語る日本女性』

お伊勢の参拜と五十鈴川の禊が、例年どおり無事斎行されました。お伊勢参りの度に思うことは、何故外宮が500年後(内宮ご鎮座から)に造営されたのか。しかも内宮と同格に近い形で。

第10代崇神天皇の時代、それまで宮中(皇居)で祭祀されていた天照大神はその霊威の強さ故、特別の神殿をつくり祭祀することになりました。そして選ばれた地が奈良県三輪山の麓、笠縫邑(かさぬいむら)の檜原でした。

ここがお伊勢の第1号であり、そこから21番目の地が現在のお伊勢となったのです。檜原の第1番目のお伊勢の時、天照大神のお傍にお仕えしたのは、崇神天皇の皇女(ひめみこ)、豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)です。

笠縫邑の檜原では33年間祭祀され、それから丹後の吉佐宮(現、籠(この)神社)へと移動し、約4年間も滞在します。その後から第11代垂仁(すいにん)天皇の皇女倭姫(豊鍬入姫命の姪)が後を継ぎ、各地を転々と移動し、現在のお伊勢に落ち着くのです。

そして第21代雄略天皇の夢に天照大神のお告げがあり、丹後の地から豊受大神を招き祭祀するようにと言われ、外宮が造営されます。それは内宮ご鎮座から500年後のことでした。

伊勢神宮の斎王(斎宮・いつきのみや)は、代々皇女が務めます。それに外宮の豊受大神も女神です。天皇の皇女が斎王を務めたのは、他にも例があります。それは京都の賀茂神社です。400年続きます。

日の大神や大切な神に女性や、または女神が巫女(みこ)の如く何故お仕えしなければいけなかったのか。外宮の豊受大神は五穀豊穣の神で、朝夕、天照大神に御饌(みけ・食事)をお世話します。そして斎宮も常に大神のお傍にお仕えしています。

世の中で最も高貴な女性が大神、または神にお仕えするのです。それは神の霊威や神徳、恵みを地に降ろし、五穀豊穣、平和と安らぎをもたらす為です。古代より日本女性はシャーマン(巫女)でした。

天照大神は高天原にやって来たスサノオ命に野心がないか、須佐之男(スサノオノ)命と誓約(うけい)をし、五柱の神を生みます。天忍穂耳(アメノオシホミミノ)命、天穂日(アメノホヒノ)命、天津日子根(アマツヒコネノ)命、活津日子根(イクツヒコネノ)命、熊野久須毘(クマノクスビノ)命です。

五柱の神に稲穂の穂、お日さまの日、草木の根っこの根が表わされています。やはり五穀豊穣の象徴です。女性の力とは、生み育てる力と言っても良いでしょう。

古(いにしえ)より、日本の政治は祭祀が常に上位にあり、中心でした。その祭祀権こそ女性が担い、行政権は男性が担っていたのです。現代でも神棚のお世話や仏壇、お墓のお世話を女性が担当する家庭が多いのはそのためです。

日本女性は「祈りの性」と言えるでしょう。私の知らないところ、氣付かないところで祈ってくれた人がいた。涙を流してくれた人がいた。だから私は知らず知らずに浄化され、生かされて来たのです。

母の祈り、妻の祈り、それは天照大神様の祈りなのです。だから日本は、今日まで滅びずに来れたのです。世界の宝 日本女性に弥栄!

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古
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posted by 事務局 at 16:23| Comment(0) | 言霊の華
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