2018年10月18日

言霊の華 第五○一号

『言霊を制する者 天下を制する』

明治維新は世界史の奇蹟だと言われています。鎌倉時代以来670年続いた武士の世をほぼ内乱や流血が無い状態で終わらせ、新時代の幕開けを成し遂げたのでした。それもペリー来航から15年でやってのけたのです。

武士の命とも言うべき刀、チョンマゲを捨て、アッという間に西洋風に変わったのですから。ところが隣国、朝鮮やシナは欧米列強の前に何の変革もできないまま飲み込まれて行きました。


何故日本だけが西欧列強の覇権に飲み込まれずに変革できたのでしょう。それは江戸期の教育システムや理念に因るところ大です。

先ず識字率の高さです。夥(おびただ)しい数の寺子屋、私塾、藩校によって文盲(もんもう)が少なかったため、情報伝達がスムーズに行き渡りました。

例えば徳川幕府による第一次、第二次長州征伐の折、長州藩は防長議定書なる瓦版(かわらばん)を30万部刷って藩内に散蒔(ばらま)きました。

これは、この度何故長州が幕府と戦わなければいけなくなったのかの説明書です。領民が動揺しないためのものでした。30万部散蒔(ばらま)いたということは、文盲が極端に少なかったからだと言えるでしょう。


明治維新が15年で成し遂げられたのは、このように識字率の高さがもたらす学問とその知性の賜ものです。そしてその言霊の力です。勤皇の志士たちは漢詩、和歌、俳句の達人です。

当時、コミュニケーション手段は手紙しかありません。その手紙を通していかに相手の魂を揺さぶるか。言霊が勝負になります。勤皇の志士たちの手紙や詩歌を詠めば、その高レベルさに驚くばかりです。

言霊が豊かであるとは語彙力が豊かであるということで、寺子屋や私塾での学びの深さを感じずにいられません。それも幼き日々からの研鑚の蓄積だったことでしょう。


何故志士たちは十代から活動を開始し、二〇代で大活躍ができたのでしょう。橋本左内(越前藩)などは十代の時「啓発録」を著し、その中で「稚心よ 去れ!」と訴えております。

十代の若者たちが師と出会い、開花していく当時の様子が目に浮かびます。あの松下村塾の若者たちも、緒方洪庵の適塾の人々も、その他、各藩校で学んだ若者たちも、現代の若者たちとは雲泥の差です。


現代人に共通して言えることは言霊の乏しさです。即ち語彙力の乏しさです。これは文学に親しんでいない、縦書きの手紙文を書いていない証拠です。

言霊の力が弱い、語彙力が乏しいとは、幼いという意味です。言霊を制する者 天下を制する。教育とは若くしていかに「志」を抱き、世の中に貢献できるかにあります。


残念ながら日本の現状の教育では勤皇の志士たちのような人財は生まれません。日本を顕(あ)らしめてやまないもの、日本のバックボーン、源流をしっかり学び、禊、鎮魂を実践、神々をお参りし、天徳(天津神)と地徳(国津神)の稜威(みいづ)を賜わる本格的人財教育が必要なのです。

やがて「日本維新、世界維新」の時代が訪れるに違いありません。そのための人財育成が「菅家廊下・翔塾」の学びなのです。

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古


★ホームページが新しくなりました。ぜひご覧ください!

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【イベント案内】
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★締切間近となりました!

【美し国関西 設立5周年記念講演会&パーティー】
〜明治維新150年 新しき御代  今、問われる日本の姿〜


【セミナー・講演会】

◆第一部 特別基調講演 「明治天皇の世界史」

◎倉山満(くらやま みつる) 憲政史研究者

◎杉田水脈(すぎた みお)  衆議院議員
美し国 副代表  なでしこオピニオンの会 代表

◎葛城奈海(かつらぎ なみ)  ジャーナリスト、女優、予備自衛官、
なでしこオピニオンの会 世話人

◆セミナー第二部

◎菅家一比古(かんけ いちひこ)
一般社団法人美し国 代表

◎堀内明日香(ほりうち あすか)  元宝塚女優
なでしこオピニオンの会 世話人


【日時】11月4日(日)14:00〜19:30 (入場開始13:30)

セミナー/14:00〜17:15
懇親会 /17:30〜19:30

【会場】アートホテル大阪ベイタワー 4階   大阪市港区弁天1-2-1
(JR大阪環状線 地下鉄中央線「弁天町駅」直結)
※「大阪駅」より電車で約8分 「新大阪駅」より電車で約12分

参加費:【事前振込】
◆セミナー・講演会&懇親会
一般 10,000  美し国会員 8.000円

◆セミナー・講演会のみ
一般・会員共通 3,000円   学生 無料(100名限定)

【詳細・申込サイト】 https://kokucheese.com/event/index/532991/

★懇親会締切:11月22日(土)

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2017年11月16日

言霊の華 第四五五号

『日本に「教え」などなかった理由(わけ)』

二千年前、パレスチナの地でイエスは愛を説きました。それまでこの地は厳しい律法に支配され、戒めを破ったり法を犯した者は容赦なく裁かれ、ある者は石打ちの刑で死に、ある者は十字架上で死にました。

父なる絶対の神を中心とした社会では、「赦し」や「愛」よりも、律法を守ることこそが天国への道であると信じられていたのです。


そこに現れたのがイエスでした。「神は愛なり」と説いた教えは、当時のイスラエルの人々にとって驚きであると共に異端そのものだったのです。

結局イエスは十字架上の露と果てます。しかしその教えは愛の宗教として、キリスト教二千年王国を築くことになります。

世界の多くの国々、人々が「教え」の中に我が身を拘束させられており、この教えが無ければ人々や民族や国々はバラバラであり、混乱の中にあったことでしょう。


仏陀が誕生したインドも、カースト制度の支配下にあり、悲惨な社会状況に人々は喘いでいたのです。

病人は道端に捨てられ、生まれた赤ちゃんは手や足を切り落とされ、乞食として物乞いをしながら一家の食の足しにさせられたのです。そういう中で仏陀は「慈悲」を説きました。

イスラム世界も宗教原理の教義(ドグマ)によって、人々や部族、国家を束ねていかなければなりませんでした。


日本は?と言いますと、そのような「教え」の拘束を全くと言っていいほど受けて来なかったのです。即ち、宗教ドグマ(教義)が存在しなかった。

では日本人の「規範」や「倫理」はどのように定められてきたのでしょう?

それはズバリ、「自然」です。自然のことを日の本の民は「かむながら」と呼びました。

神の流れのままに、拘(こだわ)らない、捉われない、留(とど)まらない。これこそ日本の「和の精神の源流」にあるものです。

拘ったり、捉われたり、留まったりすると、循環システムがストップしたり狂ったりします。

和が急に乱れてしまい、波動が大きく低下するのです。和を乱すこと、即ち循環システムが狂うことを日本では伝統的に「罪」、「穢れ」と捉えてきたのでした。


自然は何の計らいもなく「自(おのず)から然(しから)しむ」であり、古事記の「高天原に成(鳴)りませる神の名は」にもあるように、神御自身も生成発展していることが判ります。

日本人にとって自然は神そのものでした。「自然に学ぶ」「自然に帰る」「自然に順(したが)う」・・・。日本人であれば違和感なくこの言葉はスッキリと入ってくる筈。一神教世界はこうはいきません。自然に学んだり、帰ったり、順ったりしたら大変です。神の逆鱗に触れます。


愛のない所だから愛を説いたイエス。慈悲なき所だから慈悲を説いた仏陀。内乱絶えず、下剋上絶えない所に「仁」「義」を説いた孔子。

日本に教え(ドグマ)などありません。自然こそ神であり、自然こそ教祖そのものでした。自然の営みの中に和を発見し、感じてきた日本人の宗教観に善悪闘争はなく、宗教戦争もありません。

お天道さま、ご先祖さま、世間さま・・・。これが日本人の倫理規範となったのです。なんと素晴らしい国に生まれてきたのでしょう。

合掌 かむながらありがとうございます。

菅家 一比古

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【行事案内】
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★なでしこオピニオンの会

『このままでいいの? 慰安婦問題で貶められる日本』
 〜次世代のために今私たちが出来ること〜

トークショー
★山本優美子(なでしこアクションの会 代表)
★杉田水脈(衆議院議員)


日時:12月11日(月)18:30〜20:30  

会場:神楽坂セミナールーム
 東京都新宿区神楽坂6-42
 神楽坂喜多川ビル5階
(東西線「神楽坂駅」出口1から徒歩1分)

参加費(事前振込):
一般 :    3,000円
美し国会員: 2,000円
当日: 一律4,000円

★懇親会:講演会のあと、希望者で懇親会も行います。(要予約・定員制)

●下記サイトからお申込みください。ご入金をもって申込完了となります。

http://kokucheese.com/event/index/492755/

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★平成菅家廊下・翔塾★
講師:菅家 一比古 美し国代表

「総合人間力」の向上とリーダー育成

■名古屋 第12回勉強会(最終回)

日時:12月13日(水) 18:30〜20:30
会場:ウインクあいち906
    名古屋市中村区名駅4丁目4-38 9階

参加費:志(3,000円程度)

忘年会:会費5,000円程度

申込先:美し国事務局 TEL:03-5227-1778

★申込専用サイト →
http://kokucheese.com/event/index/496503/


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2017年05月26日

言霊の華 第四三一号



『成幸者のオーラ』

一流人は心音(根)が違ふと菅家廊下の講義で述べてきました。心の根っ子にあるものこそ本音(根)です。「あなたの本音を知りたい」とは「あなたの真実を知りたい」と言う意味になります。
心の根っ子にある心音(根)は誤魔化しがききません。必ず顕在化するのです。

心音とは心のリズムでありメロディーであります。それは響きであり波動です。どんなに真面目に品よく誠実そうに装ったとしても必ず馬脚を現します。あなたの心の底に果たしてどのようなメロディーが流れているのでしょう。

幼い頃、親のとくに母親の言葉、表情、仕草がメロディー、リズムとなって潜在意識に入り、陰に陽に私の人生を支配し続けます。逆境に強い人、自信に溢れている人、常に前向きな人、親切で愛情豊かな人、それは一朝一夕で生まれたものではなく、長い間の母のメロディー(リズム・波動)に因るものなのです。

もう一つは自分自身が傾向的に使い続けて来た言葉、即ち言霊に因るものです。私も若い頃から習慣的に使い続けている言葉があります。その代表的なものに「かむながらありがとうございます」と、「我は霊魂(みたま)也、霊魂は神也、我即神也、神の分霊魂は完全円満無限也」があります。

若い時分から使っているため、私の潜在意識を支配しており、私の可能性に自信を与えてくれています。お蔭さまで自分のことで悩んだこともなく、常に他者のこと、世の中のお役に立つことを考え続けて来ました。即ち自分のことで悩む暇が無かったのです。

あなたはどのような言葉(メロディー、リズム、波動)を持っていますか?
その言葉に強い念(おも)いが入っておりますか? 要は「板」に付いているかどうかです。

板に付いていればその言葉は「水先案内人」となります。そしてあなたを成幸者へと導き、常に成幸者のオーラを放ち続けるのです。成幸者のオーラは常に「幸せ色」が放たれていると言うことに他なりません。この色こそ「心音(根)」であり、「本音(根)」であり、あなたそのものです。

不幸な人は「不幸せ色」を放ち続けた結果不幸になる。怒り、批判、嫉妬、ネガティブ発言、不愛想、我欲、執着等々。不幸せ色のオーラが放たれておりますから、禊と祈りの言霊で浄化されたらいいのです。そしていつもスッキリ、サッパリしていることです。

どうぞあなたも「幸せ色」のオーラを放ち、家族を、周囲を、職場を、そして社会を幸せ色の場に変えて行かれますように。祈


合掌 かむながらありがとうございます

菅家 一比古

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【行事案内】★ご予約受付中!
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【平成菅家廊下・翔塾】
「総合人間力」の向上とリーダー育成

★名古屋 第8回勉強会

日時:5月30日(火)18:30〜20:30
会場:オルクドール・サロン (東海東京証券株式会社)
  名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルヂング 33階 
  (入口:オフィスロビーから)
参加費:志(3,000円程度)

懇親会:参加ご希望の方はお申し込みの際お知らせください。

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★東京 第11回 勉強会
日 時:6月6日(火) 18:30〜20:30

会 場:神楽坂セミナールーム
参加費:志(3,000円程度)

懇親会:参加ご希望の方はお申し込みの際お知らせください。


申込み:美し国事務局まで
posted by 事務局 at 11:50| Comment(0) | 日記