2017年09月14日

言霊の華 第四四六号

『盟友ネットワークを築く』 

若き頃、酒を酌み交わしては談論風発に熱を上げ、時々飲み会や旅行、美術館巡り、スポーツなどを共にしていた友たちとは、すっかり縁遠くなってしまいました。

お互いが其々忙しいこともあるかと思いますが、それ以上に「生き方」「考え方」、即ち価値観が明確に違ってきたこともその一因かと思います。


三十五才の時、仲間十人程と仲間の一人が所有する伊豆の別荘で、二泊三日の会がありました。丁度その時、昭和天皇の「大喪の礼(たいそうのれい)」が行われていたのです。仲間たちは酒とご馳走で大いに盛り上がり、「大喪の礼」何処(どこ)吹く風です。私は一人テレビに魅入ってしまい、じっと様子を見続けていたのです。

私は酒や料理どころではありません。「しまった、このような大切な時にこのような所に来るのではなかった」と、後悔したのです。自宅でもっとゆっくり昭和陛下のご事蹟を偲び、涙していたかったと。一人、テレビに喰い入る私の姿を見ていた仲間たちは、どんな思いでいたでしょう。


それから私は、普通一般的な友達付き合いなどできなくなってしまいました。そして私の中から「親友」は消滅したのです。「志」強く、志に生き続けていれば、人生観や価値観は大きく変化し成長します。親友と呼べる友は一人もいない私ですが、そのかわり「盟友」と呼べる友が多数現れました。

盟友とは志を共にし、行動する友のことです。山田宏先生も野口健さん、表博耀先生、池田整治先生、陰山康成先生、松浦芳子先生、そして菅家廊下や美し国の幹事の方々、皆盟友です。


吉田松陰先生は松下村塾門下生を「友」と呼びました。この場合の友とは「志」を共にする盟友を意味していたに違いありません。この「友」が後の明治維新を成し遂げる原動力となったのです。

ある意味、盟友とは親友よりも強い絆で結ばれており、偉人と呼ばれた人々もきっと親友よりも濃厚な盟友が多くいたことでしょう。それは魂と魂の出会いであり絆なのです。

私の知る偉大なる教育者や宗教家も親友がいたと聞いたことがありません。きっといたのかもしれません。しかし歴史上、出てくるのは師弟の関係のことばかりです。


親友がいないからと言って嘆き悲しむことなどありません。あなたの「志」が違うからです。大切なのはいかに志を高め、堅固なものにして行くか。そこに親友よりも強い盟友が出現します。盟友は畏(い)友であり、神友なのです。そのような盟友ネットワークができると、天下は動きます。

盟友とは天命の出会いの人々のことを言うのです。


合掌 かむながらありがとうございます。

菅家 一比古

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【行事案内】
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★平成菅家廊下・翔塾★

「総合人間力」の向上とリーダー育成

■名古屋 第11回勉強会

日時:9月21日(木)18:30〜20:30
会場:ウインクあいち 906号室 (名古屋市中村区名駅4丁目4-38 9階 )

参加費:志

懇親会:会費4,000円

申込先:美し国事務局
http://kokucheese.com/event/index/480335/

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★「なでしこオピニオンの会」特別企画

『世界があこがれる日本のご皇室
 2677年続く皇室ってどんな存在?』

★森日和さん×菅家一比古先生によるトークショー

日時:10月2日(月)18:00〜20:00  

会場:神楽坂セミナールーム
   東京都新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル5階
  (東西線「神楽坂駅」出口1より徒歩1分)

参加費:【事前振込】美し国会員 2,000円  
      一般 3,000円  
     【当日】美し国会員 3,000円   
         一般 4,000円  

★詳細・お申込み⇒
http://kokucheese.com/event/index/480340/
posted by 事務局 at 09:48| Comment(0) | 言霊の華

2017年09月07日

言霊の華 第四四五号

『高天原のコスモロジーの再現 〜日本的チームワークの勝利〜』
 

去る八月二十八日から三十一日の三泊四日で菅家廊下かむなほひ講座(アドバンスコース)の主要メンバー約10名で、乗鞍岳、立山登拜を敢行して参りました。乗鞍岳は標高3,026メートル、立山は3,003メートルの高峰で、共に日本を代表する霊山で有名です。


私は過去二十五年間、乗鞍高原内省合宿を行ってきた関係で、乗鞍岳頂上に10回は登拜しているかと思います。立山も過去3回は登拜しております。


従って、私にとりましては馴染み深いお山ですが、昨年十月無理な運動が祟って膝を痛めてしまい、今年に入ってからも辛い日々を過ごしていました。


普通常識から言えば、3,000メートル級のお山を連続して登ることは絶対不可能です。しかし私は最高責任者であり、道彦(神道で云う先達、指導者)である以上、行かない訳にはいきません。


私は一同に申し上げました。「今の私の膝の状況、身体の状況ではとても登れません。但し、皆さんのお力があれば、支えがあれば登れるかもしれません」と。そして乗鞍岳登拜の折、皆が私の手となり足となって寄り添って下さったのです。


メンバー一人ひとりが、何としてでも菅家一比古を頂上まで連れて行くと云う覚悟と信念に燃えていました。そして遂に登頂できたのです。


頂上では気温十度、風速十四メートルの中、懇ろにご神事をさせて頂きました。下山の時も皆の支えの下、無事到着を果たすことができました。チームワークの勝利です。


そして翌日の立山登拜。我ら一同は大町温泉郷からのアルペンルートでの登拜で、扇沢駅からトロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイの乗り継ぎを行い、立山の麓の室堂に到着したのが10時で、帰りの扇沢駅行きのトロリーバスの時刻は午後の4時です。それまでに立山登拜を成し、下山せねばなりません。


一同は菅家一比古を昨日の乗鞍岳同様、チームワークの力で登拜に成功させようと固く決意していました。


特に元タカラジェンヌで私の特別秘書兼補佐である堀内明日香さん、楽健道代表の京谷達矢先生、リハコンテンツ株式会社の山下哲司社長は、昨日に引き続き、私の脇前後をガッチリ固め、登拜を開始しました。


堀内明日香さんはロープを自分の身体に巻き付け、私をぐいぐい引っ張って行きます。私の脇に京谷先生、私のお尻を持ち上げるのが山下社長。


先ず、第一目標拠点である一の越小屋に12時15分に到着。室堂に着いてからずうっと濃霧の中です。小屋で休憩して愈々最後の難関に挑もうとした時でした。


隊長の水石君が「先生と一緒だと時間が倍かかります。そうすると帰りのトロリーバスに間に合いません」と言いました。「それでは仕方ない。私はここで断念しよう。君たちは私の名代でご神事してくるように。頂上に着いたら必ず晴れます。私は今から下山します。そして上(頂上・奥宮)と下とで同時刻にご神事をしよう」と言いました。


田中秀壽君に支えられながら下山した私は、示し合わせた時刻に天ノ鳥船を始めました。するとみるみるうちに霧が晴れ始め、頂上がハッキリと現れたのです。「秀壽、皆きっと感動しているよ」と私は言いました。


何より私を感動させたのは、登拜チームが下山してからの報告でした。頂上奥宮でのご神事は、皆の役割分担で行われたとのこと。祓詞を京谷先生、雄叫びを息子の旭比古。天ノ鳥船を水石明、祝詞奏上と奉納歌を堀内明日香さん。国歌 君が代斉唱、聖寿(天皇陛下)萬歳を山下哲司社長と、各々が役割分担でそれを担ったのです。


誰か一人がカリスマになるのではなく、皆の力、チームワークで大事を成し遂げる。今回の研修合宿は、まざまざと日本的チームワークの力を見(魅)せつけられた日々だったのでした。


高天原世界の現(映)し世として、我々が再現、体現して行く。全て導かれゆく。それが我らの使命であると痛感した次第です。


合掌 かむながらありがとうございます。

菅家 一比古

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懇親会:会費4,000円

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会場:神楽坂セミナールーム
   東京都新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル5階
  (東西線「神楽坂駅」出口1より徒歩1分)

参加費:【事前振込】美し国会員 2,000円  
      一般 3,000円  
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         一般 4,000円  

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2017年08月31日

言霊の華 第四四四号

『信じるレベルと量こそが、あなたのいまを決定する』
 

同じ条件に立ちながら、何故こうも違いが出てくるのだろうと思うことがあります。同じ修行をして共に祈り共に志を立て活動しているのに、AさんはBさんのような結果が出せない。


勿論、人それぞれ実力は違います。ここで言いたいのはそういうことではないのです。全く同じ条件下で同じ努力をしていても、何故差が出てしまうのかという問いかけです。私は長い間そのようなテーマを考え続けて来ました。


そして私なりに得た結論は「信じる力」でした。Aさんは、Bさんが神に祈る姿と同じく神に祈り努力しているのに、一向に報われない。一体何が足りないのか。それが「信じる力」なのです。AさんとBさんは信じるレベルが違ったのです。


人間は信じたレベルと量だけ物事を成就することができるのです。私の夢と志を私自身はどれだけ信じて行為したでしょうか。自分を信じている人こそきっと努力を惜しまない人に違いないのです。何故か。


人は不信と不安の中にあっては、決して正しいエネルギーを使い続けることは不可能だからです。信じているからこそ、努力を続けられるのです。

会社も社長と社員の信じ合う力によって成長発展し、夫婦も親子関係もそうです。親はよく問題を起こした我が子のことを「信じています」と言います。一体、我が子の何を信じているのでしょう。罪を犯した我が子をそれでも信じているとはどういうことなのか。


多分それは現象のことではなく「生命」や「魂」の完全、円満、無限性を親の直感として捉えての発言に他なりません。我が子への親の信ずる量だけ、我が子はそれに近づきます。


恋人同士もそうでしょう。不信の中にあっては決して長続きなどしません。夫婦も恋人関係も何故破局を迎えるのか。それは「別れ話」をし始めてからです。心底から信じ合っているのなら「別れ話」など出てくる訳がありません。


結局、成功(幸)者とは「信じる力」を持った人であり、その為に「決意」をし「覚悟」を決めた人に違いありません。「信じる」とは、途中で揺れ動いたり、変節したり、逃げたりなどしないのです。


私は保守愛国運動を推進している者の一人です。随分と「現象日本」に一喜一憂させられます。しかしこの日本は、二千七百年ただの一度も侵略されたこともなく、植民地支配を受けたこともありません。世界に類のない日本をもっと信じなければと思うことがあります。この日本を信じ切れば左翼陣営の人々のお役目も分かり、大きな心で見られるようになれるのかもと思うのです。


只今、菅家廊下のメンバーと立山登拜に来ております。山頂の雄山神社(標高3,003メートル)でご神事をして参ります。


合掌 かむながらありがとうございます。

菅家 一比古

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日時:9月21日(木)18:30〜20:30
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参加費:志

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日時:10月2日(月)18:00〜20:00  

会場:神楽坂セミナールーム
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  (東西線「神楽坂駅」出口1より徒歩1分)

参加費:【事前振込】美し国会員 2,000円  
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