2018年03月29日

言霊の華 第四七二号

『お伊勢参りと禊は、授かるもの』

毎年恒例の伊勢参拜研修が春分の日の三月二十一日に斎行されました。春分の日は皇居では春季皇霊祭が執り行われ、天皇陛下御自(おんみずか)ら古式装束を身に纏う宮中祭祀でも重要な日です。

いよいよこの日を境に天照大御神様の日(陽)の光の働きが強く大きく盛んになっていく象徴的な日であります。

我々は天皇陛下の名代という自覚の下、既に今回で二十八回目を迎えました。この度の参加者も百名近くにのぼり、五十鈴川の禊は圧巻でした。


今年はそれまで気温の高い日々が続いていたにも関わらず、十九日辺りから寒波が到来し、二十一日は最も寒く大雨に見舞われたのです。

伊勢では日中の最高気温が7℃と真冬以上の寒さで、箱根では積雪が二〇センチ、各地でも大雪に見舞われた日でした。二八年間やってきた伊勢研修では最も寒冷な日となったのです。

「これぞ禊!」過酷な中にありながら百人もの人々の顔の表情は何故か明るく晴れやかなのには驚かされました。


「ああ、神さまに守られている!」神の愛とは人間から苦痛を取り除いてくださることではなく、苦境を乗り超える勇氣と決断を与えて下さることにあります。

そう「覚悟」です。覚悟が定まると人間は火の中にでも飛び込んで行けるのです。特攻隊や英霊たちのように。そしていつも思うことは、お伊勢参拜、五十鈴川の禊は「我々の業(わざ)には非ず、神(天)から授かったもの」と云うことです。


我々の意志(思)を超えて、神(天)にさせられたものであり、「我々は神さまに喚ばれた者たちなのだ」と云うことであります。世の中には行きたくても行けない、したくてもできない人々がいるのです。

だからこそ、喚(よ)ばれた我らが来れなかった人たちのためにも、代表で替りにさせていただいているのだと云う自覚が必要になって来るのです。禊や参拜、神事行事は「している」のではなく、「授かる」ものであり、「させていただいている」ものなのです。


今年も元旦禊に喚ばれ、紀元節の禊に喚ばれ、みすまるの宮の例大祭に喚ばれ、合宿やお山登拜に喚ばれ…。一度、導かれる体質、もたらされる体質ができますと、喚ばれ続けるようになるのです。

その時、自らの霊性が上昇している証だと言えます。そしてそのような人は「感謝が深い」状態となり、事ある毎(ことあるごと)に涙が溢れてまいります。

今年のお伊勢参りも意味が分って参加する人々よりも、縁があってさせていただいた人々が多数だったのではないでしょうか。それでいいのです。その縁こそ、神さま、ご先祖様、先人たちのお導きそのものなのですから。

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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【ご案内】参加者募集中!
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【みすまるの宮 例大祭】

日時:平成30年4月7日(土) 11:00〜16:30 (受付:10:30〜)

■講演会 11:00〜12:15
 講師:伊藤祐靖氏(元海上自衛官)『人生の転機』 

■例大祭 12:30〜13:45
 斎主:菅家一比古

■直会 14:15〜16:30   

参加費:7,000円(講演・玉串料・直会代含)

講演会のみの方:3,000円

会場:みすまるの宮
   菅家 一比古邸・東京都杉並区久我山4−50−36
(京王井の頭線「久我山駅」北口徒歩5分)

事前申込:下記美し国事務局まで 

締切:3月30日(金)

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◆菅家廊下・翔塾 特別公開講座◆

『100年企業から学ぶ日本の真髄』
〜人が輝き組織が活きる心と身体の磨き方〜

講師:菅家 一比古 翔塾塾長 美し国代表
   堀内 明日香 翔塾講師(助彦) 元宝塚女優

★【名古屋】 定員30名
日時:4月3日(火) 18:30〜20:30

会場:ウインクあいち 1210 (名古屋駅から徒歩5分)

参加費: セミナー代:3,000円 懇親会費:4,000円


【事前申込】美し国事務局までお電話、またはこのメールにご返信ください。

1.お名前
2.ご連絡先
3.懇親会 参加する・しない
4.同伴者氏名

締め切り4月2日(月)

皆様のご参加をお待ち申し上げます。

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【美し国 事務局】
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-42 喜多川ビル5階
TEL:03-5227-1778
FAX:03-5227-1772
mail@umashikuni.co.jp
http://www.umashikuni.co.jp

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2018年03月15日

言霊の華 第四七一号

『「魂」の人生を生きる』

「お前たちに命以上のものを見せてやる」
昭和四十五年十一月二十五日、市ヶ谷の自衛隊総監室のバルコニーでそう叫んで、三島由紀夫先生は壮絶な最期を遂げました。

この「命以上のもの」とは一体何か・・・。それを知った時、人間(ひと)は自らの命を捨てられる、あるいは捧げ切れるのです。「命以上のもの」を知って生きる人の人生は何処が違うのか。それは覚悟が違うのです。


家族を愛し守る、ふるさとを愛し守る、国家を愛し守る。会社や所属している会、サークル、団体の利益を優先する。その為には我がまま、自己の利益の主張を控える・・・。

これは一般的日本人の持っている道義性であり、倫理観であります。三島由紀夫先生が想っていたであろう「命以上のもの」とは。最も尊く、かけがえのないものとは何だったのでしょう。

その為だったらいつでも死ねるものとは。それが国の生命(いのち)だったのです。そしてそうさせているものこそ人間の「志」であり、「誇り」なのです。「誇り」を失った人間、「志」を失った人間、「志」の無い人間は、二流、三流と見て良いでしょう。


命以上のものがあるとしたら、それは「魂」に他なりません。「公益無私」も「滅私奉公」も「即天去私」も魂の行為の表現でしょう。

これらの言葉は、いまでは死語に近くなりました。現代の流れ、風潮はあくまで個人の権利、個人の主張、個人の自由ばかりが重んじられ叫ばれており、日本が世界に誇る家族共同体、社会共同体、国家共同体の絆は薄まる一方です。

魂は決して喜んでいません。魂が喜ぶのはあくまでも魂的行為のみなのです。それは自らの肉体や、心を超越した状態、姿に訪れ、現われます。魂は人権だの、個人の自由だの、民主主義だのと言ったヒューマニズムとはおよそ対極にあるものだと言えます。


「全身火の玉となって取りかかる」「全身火の玉となって闘う」の火の玉とは、霊(ヒ)の魂(タマ)のことであり、魂のことなのです。

先の大戦、英霊たちの姿にはこの霊(ヒ)の魂(タマ)がありました。日露戦争では、世界最強の軍事大国ロシアに初めてアジアの小国が打ち勝ちました。その快挙に、白人の植民地支配に苦しむ多くのアジアの人々に光と希望をもたらしたのです。

そして大東亜戦争では、やはり世界最強の圧倒的軍事力を誇るアメリカを相手に奮戦し、白人の有色人種への植民地支配の幕引きを行なったのです。二〇世紀、日本の世界的使命は果たされました。それは日本全体が全身霊(ヒ)の魂(タマ)になったからこそできた偉業なのです。

「先の大戦で日本は果たして敗けたのだろうか。全ての植民地を失った欧米諸国、連合国側の敗北だったのでは」とは、後(のち)の有識者たちの意見であり、感想であります。日本の戦争目的は達成されたのです。

大東亜戦争での戦蹟を訪ね歩くと、「命以上のもの」に我が生命を捧げ切った英霊たちの魂の物語が蘇ってくるのです。


「命は賭けるもの」「命は燃やすもの」「命は捨てるもの」
その時、命以上のもの、即ち霊魂(みたま)が現われ、働き始め、時に奇跡をもたらすのです。

合掌 かむながらありがとうございます

菅家 一比古

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【ご案内】参加者募集中!
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【みすまるの宮 例大祭】

日時:平成30年4月7日(土) 11:00〜16:30 (受付:10:20〜)

■講演会 11:00〜12:15
 講師:伊藤祐靖氏(元海上自衛官)『人生の転機』 

■例大祭 12:30〜13:45
 斎主:菅家一比古

■直会  14:15〜16:30   

参加費:7,000円(講演・玉串料・直会代含)

講演会のみの方:3,000円

会場:みすまるの宮
   菅家 一比古邸・東京都杉並区久我山4−50−36
(京王井の頭線「久我山駅」北口徒歩5分)

事前申込:下記美し国事務局まで 

締切:3月30日(金)

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◆菅家廊下・翔塾 特別公開講座◆

『100年企業から学ぶ日本の真髄』
〜人が輝き組織が活きる心と身体の磨き方〜

講師:菅家 一比古 翔塾塾長 美し国代表
   堀内 明日香 翔塾講師(助彦) 元宝塚女優


★【東京】 定員40名
日時:3月27日(火) 19:00〜22:00

会場:美し国 神楽坂セミナールーム
   東京都新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル5階
  (東西線「神楽坂駅」出口1からすぐ)

参加費:5,000円(懇親会費込)


★【大阪】 定員20名
日時:4月2日(月) 18:30〜20:30

会場:五苑第2ビル 9階 会議室
  大阪市中央区内本町1-1-10
  谷町四丁目駅 4番出口徒歩1分 (1階が飲食店)

参加費:セミナー代:3,000円 懇親会費:4,000円


★【名古屋】 定員30名
日時:4月3日(火) 18:30〜20:30

会場:ウインクあいち 1210 (名古屋駅から徒歩5分)

参加費: セミナー代:3,000円 懇親会費:4,000円


【事前申込】美し国事務局までお電話・メールにてお申込み下さい。

1.お名前
2.ご連絡先
3.希望会場(日程)
4.懇親会 参加する・しない
5.同伴者氏名

締め切りは各日程3日前。
定員に達した場合、お断りすることもございます。

皆様のご参加をお待ち申し上げます。お気軽に!

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【美し国 事務局】
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-42 喜多川ビル5階
TEL:03-5227-1778
FAX:03-5227-1772
mail@umashikuni.co.jp
http://www.umashikuni.co.jp

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2018年03月08日

言霊の華 第四七〇号

『パラオ鎮魂慰霊訪問記 その(2)』 

朝七時三〇分からBSNHKで朝の連続テレビ小説「わろてんか」を見ています。その十五分前が再放送の連続テレビ小説「花子とアン」です。現在(いま)奇妙な現象が起きているのをお氣づきですか。

時を一にして、反戦平和の場面がいやらしい程露骨に出てきています。NHKの十八番(おはこ)の左翼反戦平和主義の戦略的番組編成の巧みさにはただ呆れるばかり。彼らは共産党と全く同じで、戦略的に日本を内側から崩壊させようと企み、活動しているのです。

これが受信料を払って作られている公共放送かと思うと、日本のためにいつの日かNHKを潰してやりたいと固く決意するものです。「あなたたちの思い通りには決してさせない」と。


さてパラオ鎮魂慰霊訪問記その(2)に入りたいと思います。私たち一行七名は、毎日のように泣いておりました。成田を飛び発つ前から「パラオに行ったら思いっきり泣こう」と話していたからか、鎮魂のご神事や戦蹟巡りの度、夜夕食の度ごと泣きました。

我々は毎朝六時三〇分(日の出)からホテルの裏のビーチで禊をし、一日を出発したのでした。ホテルのあるコロール島から高速ジェット船で約一時間十五分程でペリリュー島に到着します。途中の海の美しさ、島々の美しさをどう表現したらよいのか解りません。この美しい珊瑚礁の島々はまるで楽園で天国かと思う程美しい。

しかし七十四、五年前、ここは確かに大激戦が繰り広げられ、地獄のような世界が存在した地なのです。そのギャップに現実がついていけません。大量の米軍が押し寄せるまでどんなにか美しく平和な島々であったことか。


ペリリュー島に着いた一行は先ず千人洞窟をお参りしました。この洞窟で約一千人が玉砕されたのです。錆ついた壊れた釜や飯盒(はんごう)、皿、割れたガラス瓶等々が生々しく残っていました。洞窟内を巡りながら涙が止めどなく溢れてきます。

我々一行は島内(ペリリュー島)七時間滞在の特別スケジュールのお陰で、実に懇ろなお参りとご神事ができたのです。その度に一同泣きました。十三年間ガイドの仕事をしているという小泉さんまで泣いていました。


我々は大激戦だったオレンジビーチで禊を斎行しました。オレンジビーチは日米双方の兵士の血で海や浜が真赤に染まったと云われております。禊中、一同は号泣しながら「海ゆかば」を歌ったのです。

そして海から上がり、国歌斉唱の後、元タカラジェンヌ、堀内明日香さんの歌の奉納がありました。「荒城の月」、「浜辺の歌」、「椰子の実」、「さくら貝の歌」…。

どれもこれも英霊たちが歌っていただろうと思われるものばかりです。オレンジビーチに限らず、それぞれの慰霊碑、遥拜所(ようはいじょ)、ペリリュー神社、中川大佐終焉の地で堀内明日香さんの美しい鎮魂の奉納歌は続きます。


坂の上の雲の主題歌「Stand Alone」、劇団四季の「メモリー」、そして「故郷(ふるさと)」。「故郷」は、一番「うさぎ追いしかの山・・・」とあるように、自分たちの生まれ故郷を喚(よ)び覚ますかのように。二番「いかにいます父母・・・」とあります。そして三番は「志を果たしていつの日にか帰らん・・・」とあります。

しかし英霊たちはとうとう祖国に帰れませんでした。あまりにもの切なさと申し訳なさに一同の号泣は続きます。我々はきっと英霊たちと共感共鳴現象を引き起こしていたのだと思います。英霊の皆さまは喜んで下さったと実感したのです。

いまでも思い出す度に涙が込み上げてきます。すっかり涙腺が緩み涙脆くなってしまった我々です。ペリリュー島から帰ってきた一行はその夜、夕食を囲みながらそれぞれ感想を述べ合いました。やはり皆泣いておりました。


阪神淡路大震災、東日本大震災のことを決して忘れてはならないと世間ではよく言います。しかしそれ以前に忘れてはならないのは、先の大戦で散華(さんげ)して逝った英霊たちのことではないでしょうか。しかし人間とは悲しいもので、そうと分っていながら忘れてしまう存在なのです。

快楽、享楽、安楽を貪(むさぼ)り、暗い、悲しい、辛い、寂しいに埋没できないようになっており、とくに日本人はそのような傾向が強いようです。パラオに行って驚いたのはお料理が美味しかったこと。悲しいけれどお料理やお酒を楽しんでいた一行でもあったのです。

パラオに行く日本人が増えております。目的は鎮魂慰霊ではなく、スキューバーダイビング、シュノーケリングです。その楽しみや悦びは否定しませんが、その地は七〇数年前に日本を守るために国の楯になって死んで逝った英霊たちが眠る島であることを忘れてはならないのです。


日頃忘れてしまうのは先ほども述べたように仕方のないことです。だからこそ時々記憶を喚び覚ますため、靖国の杜で頭を垂れ、遊就館を訪れ、機会があれば知覧や沖縄を訪れる。

日頃忘れてはいるけれど原点に帰り、「何故私は生きていれるのか、どうあるべきなのか」を自問自答する。きっとその時、英霊たちが答を下さるに違いないのです。

我々一同はパラオを訪問して更に「日本人」に帰ることができた悦びを噛みしめております。

長くなりましたが、パラオ鎮魂慰霊訪問記を終了します。

合掌 かむながらありがとうございます

菅家 一比古

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【ご案内】参加者募集中!
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★なでしこオピニオンの会★

【佐波優子講演会】

『この国を取り巻く身近な国難に私達はどう向き合うか』

【日時】3月12日(月)18:30〜20:30  

会場:神楽坂セミナールーム
   東京都新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル5階
   (東西線「神楽坂駅」出口1から徒歩1分)

セミナー参加費:
【事前振込】一般 3,000円 / 美し国会員:2,000円

【当日受付】一般 4,000円 / 美し国会員:3,000円

懇親会:6,000円。限定20名。要予約。

●下記サイトからお申込みください。ご入金をもって申込完了となります。

http://kokucheese.com/event/index/503607/

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◆菅家廊下・翔塾 特別公開講座◆

『100年企業から学ぶ日本の真髄』
〜人が輝き組織が活きる心と身体の磨き方〜

講師:菅家 一比古 翔塾塾長 美し国代表
   堀内 明日香 翔塾講師(助彦) 元宝塚女優

【日時】第1回 3月10日(土) 17:00〜20:00
   第2回 3月27日(火) 19:00〜22:00

【会場】美し国 神楽坂セミナールーム
    東京都新宿区神楽坂6-42  神楽坂喜多川ビル5階
    (東西線「神楽坂駅」出口1からすぐ)

【参加費】 5,000円(懇親会費込)  当日受付にて徴収いたします

【お申込み】美し国事務局までお電話、またはこのメールにご返信ください。

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【美し国 事務局】
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-42 喜多川ビル5階
TEL:03-5227-1778
FAX:03-5227-1772
mail@umashikuni.co.jp
http://www.umashikuni.co.jp

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