2020年09月09日

言霊の華 第五九三号

今週の言霊の華は堀内明日香よりお送りさせていただきます。

『戸隠山報告記、そして日本は蘇る』

葉月の終わり、菅家先生率いる菅家廊下翔塾の同志達と長野県戸隠山へ登拝に参りました。

戸隠山(とがくしやま)は、日本二百名山の一つで標高は1,904m。
400万年前から270万年前頃の海底火山由来の火成岩が山体を作っており、古くから修験道場や戸隠流忍者の里としても知られています。


全体として古い岩質で構成され、脆く崩れやすい地質、登山の上級者向けのお山とされており、そこの中腹には戸隠神社(奥社)があり、そこで菅家先生の道彦で、一同懇(ねんご)ろにお参りをし、いざ山頂を目指し登拝開始。


登ってみると想像以上に危険箇所が多く、険しい岩場や垂直の鎖場の連続でした。
足を掛ける場所も安定せず、次の足はどこに、手はどこに掛けたら安定するのか、自問自答を繰り返しながら、それぞれに五感と身体の全神経をフル回転させながら登っていきます。


『蟻の塔渡』は最後の難所。そこに『清子さん、やすらかに』と言う碑があります。以前、大学の山岳部に所属していた「清子さん」という女性が転落し、後に仲間が碑を立てたのでした。そこで合掌。


山の形状ごとに、自分の弱気なメンタルが久しぶりに、顔を出してきました。
それまでも断崖絶壁の鎖場の連続で、落ちたら死。その中で、直射日光を思い切り浴び続け、頭はもうクラクラ。


今思うと、12名全員が無事に怪我もなく乗り越えられたのは、尊敬する先輩後輩同志達との、覚悟の姿や励まし、助け合いがあったから。
そして、菅家先生の見守りと祈り、神々のご加護のお蔭によるものです。


戸隠山は、毎年レスキュー隊が発動し、亡くなる方がいるほどのお山です。しかし山頂に立ってみると、神秘に満ちた神々しい景色は今までの怖さを一瞬にして忘れさせてくれるのです。


山頂の八方睨(はっぽうにらみ)では、同志合わせ12名で天鳥船(あまのとりふね)をはじめとするご神事を執り行いました。
道彦に京谷達矢、祝詞を山下哲司、聖寿万歳を大須賀広士、奉納歌を私、堀内明日香が務めました。


懇ろなるご神事が終わり、京谷先生と大須賀先生が日の丸の国旗を空に掲げた瞬間、なんと山頂の真上から眩しいほどの太陽の光が、垂直に射し込んできたのです。その瞬間、我々一同感動に包まれ、我を忘れるほどでした。


『戸隠』の名の由来は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、高天ヶ原の天の岩戸に隠れたとき、天手力雄命(あまのたぢからおのみこと)が、その岩戸をこの戸隠山まで投げ飛ばし、世に光を取り戻したという日本誕生の神話とともにある伝説のお山です。


今回、安倍総理の辞任を戸隠山のホテルで夕刻に知り、翌日戸隠山登拝をすることになるのは、単なる偶然とは思えません。日本の大きな変わり目に戸隠山に呼ばれたのだと確信します。


菅家先生もこのタイミングは間違いなく、日本の魂の扉を啓くため、新しい時代を啓くために我々は呼ばれたのだとおっしゃっておられました。なぜなら、戸隠山とは霊的にみるとそう言う意味を持ったお山だから、とのことです。そして我々一同の自らの魂の岩戸を啓くためにと…。


戸隠山の山頂で、同志と共に神々に誓いと感謝と其々の覚悟を立てられたことは、日本蘇り運動に一層の拍車がかかることでしょう。神々の大いなるご意志に我々が導かれていることを感じずにはいられない奇跡の登拝だったと実感した次第です。

合掌かむながらありがとうございます

菅家廊下翔塾助彦
堀内明日香

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会場:美し国本部
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アクセス:東京メトロ東西線「神楽坂駅」1a出口よりすぐ

参加費:経営者連盟会員・・・無料(月会費10,000円)
    美し国会員・・・11,000円(懇親会込)
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2020年09月02日

言霊の華 第五九二号

『敗戦75年に想うこと(その3) 〜果たして「愚かな戦争」と言い切れるのか〜』

敗戦の日の数日前、8月6日の辺りだったと思いますが、NHKドキュメンタリー番組がありました。原爆搭載機エノラ・ゲイのB29と乗組員たちの貴重な映像です。原爆投下の前日だったか前々日、グアム島近くのテニアンの飛行場基地でエノラ・ゲイの乗員とその計画のチーム、関係者ら数十名が集まり、礼拝が行われたのです。その時の牧師の祈りに驚きました。

「主なる神よ。邪悪を退け、我等に勝利をもたらし給へ。」そのような祈りだったと記憶しています。
日本のことを邪悪だといい、その翌日か二日後に広島に、そしてその三日後に長崎に原爆が投下され、罪も無い一般市民が一瞬にして何十万人も虐殺されたのです。

本来、原爆投下は全く必要なかったものを、ポツダム宣言受諾の前にどうしても人体実験をしたかったアメリカの謀略でした。日本のポツダム宣言受諾の動きを前もって知っていたにも関わらず、原爆投下したのはアメリカ側の都合によるものです。

アメリカにとってマンハッタン計画に巨額の資金を注(つ)ぎ込んでいた以上、それを無駄にしたくなかったのです。原爆投下の後、トルーマン大統領は「獣(けだもの)には獣に接するようにしなければならない。」と述べたと記録されています。

何故、ナチスドイツには原爆は落とされなかったのでしょう。ヒトラーは熱心なカトリック信者でした。即ちドイツは白人キリスト教徒だったからです。イギリスのチャーチルが妻のウィニーとやり取りした書簡集には、日本人が聞くに堪えない侮蔑し切った罵詈雑言が散りばめられており、許容範囲を逸脱した差別表現にまみれております。
イギリスのアジア植民地支配を一網打尽にした日本が心底憎くてならなかったのです。

八月中旬頃に放映されたNHKの「歴史ヒストリア」はガダルカナル島の特集でした。兵士の多くが餓死した痛ましい戦いです。日本兵の遺体、未だ生きている兵士の上を戦車やキャタピラーが踏み潰していくのです。

そう言えば硫黄島もそうでした。島の飛行場の下には多くの日本兵が眠っています。占領後アメリカはやはりキャタピラーを使って踏み潰し、その上に砂利やアスファルトを敷いて飛行場にしたのです。

日本人であればこのような悍(おぞ)ましい残虐な行為などできません。
日本は古来より怨霊信仰があり、祟りを怖れ、死者をしっかり弔い、しっかりあの世に送って上げるという精神文化が根付いているのです。

楠木正成は戦死した敵兵の墓地を作り「寄せ手の墓」として懇ろに祀っていましたし、東海道一の大親分、清水次郎長に至っては戊辰戦争で亡くなった旧幕府軍の武士たちや兵士たちを手厚く葬りました。そこに官軍が来て次郎長を脅します。その時次郎長は「死んだ仏さんに官軍も賊軍もねえ!」とやり返します。

これが日本人の霊魂観・死生観そのものなのです。決して「死者を鞭打たない。」死者が誰であれ、懇ろに弔ってしっかりとあの世に送って差し上げる。
靖国神社にA級戦犯もB級戦犯もいません。皆戦争の犠牲者です。しっかり祭祀するのは国民の義務であり、日本人としての矜持な筈。

日本人の矜持と言えば、東条英機閣下もそうです。
1930年代末頃、ナチスドイツの迫害を逃れ、満州国境に約二万人ものユダヤ人が集結しました。入国許可を与えなければソ連がユダヤ人を強制送還します。

当時満州の関東軍特務機関長だった樋口季一郎少将(後に中将)は、関東軍参謀長だった東条英機に許可を要請します。東条英機は「八紘一宇の我が国の精神からして入国許可は当然である。」と即許可したのです。

ナチスドイツから強硬な抗議があったのは当然です。それを「日本はドイツの支配下に非ず。」と突っぱねます。こうして二万人ものユダヤ人が救われました。東条英機閣下の功績は歴史の闇へと追いやられ、多くの人がこの事実を知りません。

第一次世界大戦が終わり、1919年(大正8年)1月からパリ講和会議が開催され、日本は人種差別撤廃の提案をします。オーストラリアのヒューズ首相は署名を拒否し、すぐさま退席しました。採決では11対5の圧倒的多数で可決したにも関わらず、当時議長であったアメリカのウィルソン大統領が全会一致を主張し、葬り去られてしまいます。

奴隷制も大虐殺もなく、宗教戦争も無かった日本。
その日本が世界史を大きく変えたのが先の大戦だったのです。白人キリスト教植民地支配、有色人種支配を終わらせ、原爆による大量虐殺を止めることになったのも日本の戦いと犠牲があったからなのです。文明史観から観た時、先の大戦は「愚かな戦争」と果たして決めつけられるのでしょうか。

合掌  かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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【経営者連盟 第14回定例会】

テーマ『世界の大転換期は中国が握っていた!』
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講師:国際政治学者 ペマ・ギャルポ氏

日時:9月14日(月) 19:00〜 (18:30開場)

★申込先→美し国事務局まで
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お早目にお申込みください。

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会場:美し国本部
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2020年08月26日

言霊の華 第五九一号

『敗戦75年に想うこと (その2) 〜果たして「愚かな戦争」と言い切れるのか〜』

先の大戦を「愚かな戦争だった」と一口で片づけることは、ご英霊に対しとても失礼であり、侮辱的なことだと前回述べた通りです。もっと歴史的、文明史的に観て判断すべきでしょう。その文明史観について今回は述べたいと思います。

天正10年(1582年)九州のキリシタン大名、大友宗麟らの名代として、天正少年使節団がローマへ派遣されました。ローマでは法王に謁見し、天正18年(1590年)に帰国します。8年間のヨーロッパ滞在で眼にしたものが報告されており、それを読むと愕然とさせられます。


「行く先々で、日本人女性がどこまで行っても沢山目につく。ヨーロッパ各地で何万という。肌白く、みめよき日本の娘たちが秘所まるだしにつながれ、もてあそばれ、奴隷として転売されていくのを正視できない。鉄の伽(とぎ)をはめられ、同国人(日本人)をかかる遠い地に売り払う輩(やから)への憤りも、もともとなれど、白人文明でありながら、何故同じ人間を奴隷にいたす。ポルトガル人の教会や師父(神父)が硝石(火薬の原料)と交換し、インドやアフリカまで売っている(日本女性を)」。

豊臣秀吉が下した「伴天連(バテレン)追放令」の目的は、日本人奴隷売買禁止のためでした。秀吉の側近にいたルイス・フロイスの著書「日本史」の中にもあります。秀吉から副菅区長のコエリョとフロイスに遣わされた使者の言葉として、「高圧的な布教の禁止」、「家畜肉食への批判」、「日本における奴隷売買の禁止」を伝えたとの記録が残っています。


愛を説きながら、平然と人身売買をし、奴隷にする宣教師たち。秀吉の命令を受け、バテレン船を調査した長崎大村藩の役人たちが目にしたものは、夥しい数の婦女子や男たちが船倉に押し込められていた姿でした。これが決定的となり、バテレン追放令が発せられます。この背景にあったものがキリスト教だったのです。

旧約聖書「民数記」では、神の宣託を受けたモーゼが「神の言葉」として、人々に「男も女も全て虐殺しろ」「男を知らない処女は分かち合え」と命じたのです。聖書を信ずるキリスト教徒たちは、異教徒はそのように扱うのが神の御業(みわざ)、神の国を実現することに他ならないと信じたのでした。

白人キリスト教徒以外の異教徒は人間とは思われていなかったのです。大航海時代、スペインは16世紀に中南米で殺害した原住民の数は一億人に達すると言われております。スペイン、ポルトガルばかりではありません。北米大陸では1620年にメイフラワー号に乗った清教徒たちが上陸し、それを契機に次々と清教徒たちが上陸します。そして原住民を虐殺しながら西へ西へと進出したのです。


世界の歴史は、大虐殺と奴隷制度によって綴られて来ました。それはキリスト教以前から始まります。奴隷制度は、古代ギリシャに起こり、捕虜は奴隷にされ、戦利品として売買されたのです。古代ローマも同じです。そしてキリスト教によって更に激しくなります。

中世に栄華を極めたイタリアの商人たちは、奴隷貿易で儲けていました。ギリシャ人、トルコ人、スラブ人、アルメニア人、タタール人等がアレクサンドリアやベネチアへと売られていきました。大航海時代になると、アフリカ大陸の黒人が、奴隷貿易の主力商品となります。

白人キリスト教のスペイン、ポルトガル、イギリス、フランス、オランダ、アメリカは、アフリカ大陸から黒人を奴隷として「新大陸」に運んで来ます。奴隷船花盛りの時代そのものでした。奴隷貿易に拍車がかかったのは、1452年、ローマ教皇ニコラウス五世が、ポルトガル人に「異教徒を永遠に奴隷とする許可を与える」としたからです。これにより、白人キリスト教徒による奴隷狩りが始まったのです。

(次回につづく)

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

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講師:国際政治学者 ペマ・ギャルポ氏

日時:9月14日(月) 19:00〜 (18:30開場)

★申込先→美し国事務局まで
締切:9月7日(月)
お早目にお申込みください。

会場:美し国本部
   新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル5階

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参加費:経営者連盟会員・・・無料(月会費10,000円)
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